エイハブ探偵紀行 1「夜を連れ帰る吸血鬼」
螺旋を描く月と太陽により終末へと追いやられた平面浮遊大陸、ファンテジア。その刻限残り2週間と迫った頃に、乱心した少年学者エイハブは川辺で途方に暮れた男と出会い、一本の牙を渡された。牙の持ち主は言った。何にも乱されず、この骨を遠い南のどこかへ埋めて欲しい。骨の主は言った。さもなくば、私があの日月を破壊してやると。
これは広大な冒険譚の序章。吸血鬼と星を救う物語。
これは広大な冒険譚の序章。吸血鬼と星を救う物語。
プロローグ
2023/06/17 03:58