表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/120

勇者の日記 八

 

 △月○日。


 おばあさんが死んだ。

 なんでだ。

 僕が弱いからだ。

 何度も奇跡の魔法をかけてるのに、その魂は還ってこない。

 なんでだ。

 あぁ、

 俺が弱いからだ。




 △月△日。


(何度も書いては上から塗り潰されたような跡がある)。




 □月○日。


 こんなんじゃ駄目だと仲間に言われた。

 特に僧侶からは熱いビンタももらったし、泣いていたし、あぁ、ごめんね。


(何かで濡れて乾いた跡がある)。


 でも俺は、誰かを無くすのは、もう嫌なんだよ。

 だから、一人で行こうと思う。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ