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勇者の日記 五

 ✕月✕日。


 お金が無くなってしまった僕たちは、酒場で大食い企画をやっているのを見た。

 なんでも完食出来たらタダらしい。

 僕らは彼にお願いして(いや、あれは無理矢理だったかな?)、それを完食してもらった。

 やっぱり彼はすごいなぁ、だって全部食べ切っちゃうんだから。




 ✕月□日。


 地表は寒い。

 けれど行かなきゃいけない。

 大事な仲間の、思い出を守りにいかなきゃいけないから。

 え?彼がどうやら一人で行っちゃったみたいだ!

 書いてる場合じゃないよ。

 早く僕も追いか


(ここで途切れている)。

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