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バカ勇者  作者: 鱗雲之
3/4

第三話:メタフィクション

 彼と奴は森を歩いて居る。その狼はエルベートと云うらしい。

 魔王の下っ端魔族らしく、こき使われて居るみたいだ。


 エルベートは何故か震えながら彼の隣を歩いて居た。


「ぼあー。」

「え、何だ? 急に空何か指して……。」

 彼は立ち止まる。そして、急に空を指差した。そんな彼をエルベートは見詰める。


「なかあう‼︎」

「……何か有る? 何も無いじゃないか。」


 彼は空に向かって指を差す……あれ、ちょっと、指してる方向違くない?

 って、え? 私⁇ 地文の私の事を指してるの⁇


 え、ちょっと待って? え、待って? 何々? こんな話聞いて無いよ、私。

 え、ちょ。何これ⁇


 ……えっと、時間を止めて、っと。ちょっと作者呼ぼう。


 ──作者ー‼︎ ねぇ、何これ‼︎ 何で物語の登場人物が私達メタな存在に気付いて居るの?

 おかしくない⁇ 地文に何て気付いて良い訳無いでしょ?


「あー……多分ね、私が本当に彼を馬鹿みたいに書き過ぎた弊害だね。

 ほら、馬鹿と天才は紙一重と云うだろう? そゆこと。」


 ──いやいやいや、おかしいでしょ‼︎ 作者なら自分で自分のキャラクター位管理してよ‼︎


「だってしょうがないじゃん。私、物語作ってるとキャラクターが勝手に動くんだもん。」


 ──それ作者として致命的過ぎない⁇


「まぁ、そう云う事だから。頑張って。」


 ──頑張って、て‼︎ おーい、おい作者ー‼︎ 鱗雲之ー⁉︎

 ──何よもうあの阿呆作者‼︎ もう‼︎


 もう、どうすれば良いのよ……取り敢えず、進めるしかないかな……はぁ。

 アイツ、後でぶん殴ってやる‼︎ 


 じゃあえっと……時間を進めて……っと…………。


「ぼあー。」


 ……えっとね、莫迦(まくかい)さん。貴方、今越えちゃいけない壁を越えてるの。

 私は地文、って言って、小説や語り物でね? 会話文以外の事を云うの。

 つまり、私は小説等で状況や状態を伝える役割が有るの。


 で、地文はね? 基本登場人物がツッコンじゃいけない所なの。

 だって、小説が成り立たなくなるじゃない。今ほら、きっと読者困惑してるわよ?

 ね? だから私とは会話しちゃいけないの。分かった?


「ぼえ?」


 ぼえ、じゃなくて‼︎ ほら、戻りなさい‼︎ 物語に‼︎

 こっちの世界に踏み込んで良い人じゃないの‼︎


「お、おう……地文さん? 何か……大変ですね……。」


 貴方まで喋って来ないで‼︎ もっと大変なことになるでしょ‼︎ もう‼︎


「ぶあー。」


 って、ちょっと‼︎ 私を触らないで‼︎ 地文が滅茶苦茶に成るでしょう⁉︎

 あぁ、もう‼︎ おいっ⁉︎ このっ⁉︎ あっ‼︎ やばい‼︎ 落とした‼︎


 それはキーボード─よ‼︎ キーボード‼︎ 小説の執筆に必要なキーボード‼︎

 それを弄ったら、物語が‼︎ あぁ、もう‼︎ なんで作者はこんなの置いて行ったの⁉︎


 ちょっ、やめ──


 s李jgルイうっふおエルfhうぇぐろうほうぐふぉうぇうあ;和えhr地を;グゥ亜hれうお笛wr宮ヱ愛f;ウェfほふ;っwfれぐはrふあr;ヱfgrうぇp3位hれfそいご;r時jh次3營クァwfそぐぃhjをふぁふぃう9陽ギオ亜wh不囲fふいわふふぇhふhふぁほfほt8p493うr0q;8thy309qw0y8t3「ヰ9う3位4hj3うrーq「卯0r84ITWURQ「0hレグへ會うhぁ;おwふぇ‘伊ジェgくぁwせdrftgyふじこlp


 ああああああああもおおおおおおお‼︎ ここまで私を困らせた人は珍しいわ‼︎

 もう良い‼︎ 私帰るから‼︎ キーボードは返して貰うから‼︎


「あ、ちょっと‼︎ ちょっと待って下さいよ‼︎」

「……なぁ、どうするんだ? お前。」


「地文、居なくなっちゃったぞ?」


「ぼあー。」


「お前それしか言わないな……。」


【地文が居なくなってしまったので、ここらで馬鹿勇者の歌を挟みたいと思います】


 ピロピロピー♪ ピロピロピー♪ ピロピロピロピロロー♪

 じゃんじゃんじゃじゃん♪ じゃんじゃんじゃじゃんじゃん♪

 じゃんじゃんじゃじゃん♪ じゃんじゃんじゃじゃんじゃん♪


 ギュイーン‼︎ ギロロロロロロロー、ジャガジャガーン‼︎ ジャガーン‼︎


 あぁ〜〜馬鹿な勇者は往く〜、何処ま〜でえ〜も(ジャンジャンジャガンジャンジャガジャン♪)

 あぁ〜〜勇者は往く〜〜突き進〜め!


 脳味噌が無くても! 脊髄反射でも!

 進め! 進め! 進め! 進め〜〜(ジャンジャンジャガンジャガジャガジャン‼︎)


 馬鹿と天才は紙一重! 馬鹿と天才は紙一重!

 太陽が〜東に沈んでも進む! 進む! 進む〜‼︎

 あー馬鹿勇者〜〜


 じゃんじゃんじゃじゃん♪ じゃんじゃんじゃじゃんじゃん♪

 じゃんじゃんじゃじゃん♪ じゃんじゃんじゃじゃんじゃん♪


 ギュイーン‼︎ ギロロロロロロロー、ジャガジャガーン‼︎ ジャガーン‼︎


 あぁ〜〜馬鹿な勇者は往く〜、いつま〜でえ〜も(ジャンジャンジャガンジャンジャガジャン)

 あぁ〜〜勇者は往く〜〜突き進〜め!


 メタに触れても! 一戦超えても!

 進め! 進め! 進め! 進め〜〜(ジャンジャンジャガンジャガジャガジャン‼︎)


 馬鹿と天才は紙一重! 馬鹿と天才は紙一重!

 太陽が〜東に沈んでも進む! 進む! 進む〜‼︎

 あー馬鹿勇者〜〜


 馬鹿と天才は紙一重! 馬鹿と天才は紙一重!

 太陽が〜西に沈んでも進む! 進む! 進む〜‼︎

 あー馬鹿勇者〜〜(ジャンジャンジャガンジャガジャガジャン‼︎)


……はい。本当に息抜きで書いた小説なので意味も何も有りません。

只々バカやりたかっただけです。

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