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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

百字もいらない恋の唄

作者: 新川英談

解釈はご自由に

  『遅刻』

「もう、遅かったわね。すぐに来るって言ってたのに」

「ごめんごめん、電車が急に止まっちゃってさ」

「あら。ならまあ、許してあげる」

 僕は昨日死んだ彼女とキスをした。



  『大恋愛』

「あなたのこと、大好きよ。もう絶対離さないから。」

 僕も愛してるよって、つい言ってしまった。少し恥ずかしい。

「ありがとう!ねぇ、これからもよろしくね」

 うん、このゲームも面白かった。



  『痴話喧嘩』

「貴方、最近浮気してるでしょう。私気づいてるのよ!」

「何を言ってるんだ。俺がお前以外の女に目をくれる訳がないだろう。」

 イブの癇癪にアダムはこう答えた。



  『特殊なカップル』

 ここにとあるカップルがいる。この二人、共に変わった体質をしていて恋心が燃えるたびに実際に火がついてしまう。

 しかし二人はそんなことを気にせずに愛し合っている。ほら、二人の周りが燃え上がっ‥‥アッチ!


 

  『二人の愛』

「うふふ、体が小さいことなんて気にしなくて良いじゃない。私はそんな所も好きよ」

「僕だって君の勢いのある所に惚れたんだよ」

 地球と隕石は熱いハグを交わした。



  『素敵な人』

 ああ、なんて素敵な人なんだろう。とってもたくましい上に、私みたいな醜い女が近づいても嫌な顔をしないなんて。色んな女が群がってるけど、この人にならもう少しだけ近づいても【バチン!】



  『バレンタインデー』

 今日はバレンタイン。前までは俺には無縁なイベントだったけど、部活の先輩が好きになってからはそんなことなくなった。チョコのことを考えるとドキドキする。

 良かった。成功した。帰り道、バックが少し軽かった。



  『危険な関係』

 ある学校に先生と生徒がいた。この二人の関係はなんだかキケンな香り。

「な、人体のここを切ると血は大量に出るが、なかなか死なないんだ。面白いだろ?」

「はい先生、私もワクワクしてきました。」

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― 新着の感想 ―
[良い点] バレンタインは自分のことを俺という ボーイッシュな子で無理やり 萌えっ子に変換した [気になる点] 恋の唄というギャグですね [一言] アダムとイブの痴話喧嘩は笑えた 食う犬もいねえ
[良い点] 必要な情報だけで纏められていて凄い! 短い文章なのに、背景ぎ色々と思い浮かぶのはセンスですね!
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