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〜市場と政治〜

お手に取っていただきありがとうございます

市場と政治ネタ…一見関係ないように見えるかもしれない


たがそこには思いもよらないネタがある

例えばこの大通りは主に料亭に魚を卸している店が多い


無論料亭に卸す品は市場に並ばない

だが逆に料亭で出せないでその商品は市場に出ることもここではザラにある


コンプライアンス的には良くないがやはりそれでも高級魚を捨てるのはもったいなくすぐに売れる


ここら辺でその魚を仕切るのは青いハンチング帽の男だが…

どうも今日はいないらしい…


他に変わったことはないか…仕方ない…今日はあの店に行こう…


大通りを一本外れた…薄暗い道を抜ける


すると四方を建物に囲まれているが日差しが入ってきて明るい中庭へとぶつかる


その中庭を囲むレンガ造建物の一つに地下へと続く階段がある

そこを降りていく


その突き当りにドアがありそれを塞ぐように

帽子を深く被った貧相な身なりをした老人が一人座り込んでいる…


「…迷子か?」


「合言葉か?…俺だよわかるだろ?」


「まぁまぁそう言わずに…一応ここの決まりだからね…」


「ちょっと天気を確認したい」


「どうぞ・酒場ミツマロにようこそ…」


そう言うと老人はドアを開けて座っていたドアへの道を譲る


煙草の煙と酒の匂いが充満している店内から注文を聞きに来たウェイターにサンドイッチと水を頼む…


ウェイターが立ち去ると同時に一人のハンチング帽を被った男が隣に座る


「記者の旦那じゃないですか

昼間から酒を飲むと身体壊しますぜ」


「飲みに来たんじゃない話に来たんだよ…

で最近は会合はありそうか?」


「そうですね…先週は国民総選挙もあってすごかったですけど

今はないですかね…」


「そうか…なんか他にネタになりそうなのはないか?」


「うーん…政治とは関係ないですけど

そういえば北の港町で海龍が出て魚が上がらなくなってきたって噂を聞きやしたよ」



「海龍って…なんだ?」


「え?旦那?そんなことも知らないんですか?

海に住むドラゴンですよ」


…俺年もいたけど…知らなかったぞ……海龍…?

え?…何その面白そうな話…てかこの世界ドラゴンとかいるの?


この混乱が収まるまでしばらくかかった

お読み頂きありがとうございます

次回は…ドラゴンについてです

今後もお読み頂けたら幸いです

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