お風呂廃人、つくもがみさん。
お風呂にお湯を目一杯までいれた。
入れても私は蛇口を締めることはしなかった。
桶から溢れるお湯は排水溝に流れていくのを見つめる私。
永遠とお湯は流れていく。
永遠と。
飯は出前で頼み、風呂に持ち運んだ。
そして、水は蛇口から出る水を直飲みした。
排泄は気合でトイレで行ってきた。
とにかく、この水が流れるのを楽しくて楽しくて仕方ない。
そして、一ヶ月がすぎた。
私は、お風呂廃人と化してしまった。
そして、二ヶ月すぎた頃、とんでもない水道代を請求され私は無一文になってしまった。
私は怒りを覚え水道局を訴えようとしたのだが、お風呂廃人の私には気力が湧かなかった。
そして三ヶ月後、私はお風呂の九十九神になる事に成功したのだ。
ただ問題なのは、それを知る者は誰一人いないと、いうことだ。
作者は今現在、お風呂でコレを書いてあるのでございます。