俺から言わせれば異世界
寝起きのテンションで書きました。
俺は許せない。とにかく許せない。
それはセンター試験の問題に翼の生えたにんじんがに出てきたことでも、受験生の目の前でゲームの話を延々と続けることでも、下級生が授業中に突然奇声を上げることでも、久しぶりに博多ラーメン屋に行ってみたら担々麺屋になっていたことでもない。って、なかなかムッとくることが多いような・・・。
しかし!そんなことはどうだっていい。
あぁそうだなぜなら世の中にはもっと、ムムっ!とくることがあるからである。
それこそは!
と言いたいところだが俺は焦らすのが好きだったりする。
ので焦らします。いっぱい焦らします。
唐突だが実を言うと俺はイケメンだ。
誰がなんと言おうとイケメンだ。異論は認める。
そして高身長だ。筋肉はムキムキだ。頭もいいゾ。多趣味だ。
といってもこれは中学生時代引きこもっていた頃イメチェンしてみたり、セノビック飲んでみたり、引きこもって太りたくないから鍛えてみたり、勉強は1人の方が捗っただけだし、暇すぎて趣味を増やさざるおえなかったなどがあり今に至るのだか、
そんなことはいちいち気にしてはいけない。
だとしてもである!俺はコミュ障なのだ!!なので今までは話しかけられても無難な返ししか出来ず気づいたら引きこもりに・・・。思い出したくない過去である。
そんなこともあり高校入学を機に俺は「高校デビュー」という
もろドーピング行為によって、
女の子達からモッテモッテになろうとしていたのである。
しかし俺にはドーピングなんて出来なかった・・・。
結局今までと変わらず高校生になってしまった。
・・・それだけなら良かったのである・・・
20XX年2/14、事件は起きてしまった。
その日は雲1つくらいはある晴天だったことを覚えている。
この日俺は期待していた。多いに期待していたとも。
この俺がいったいいくつのチョコを頂けるのか。
結果は明白だった。そうだ明白だったはずなのだ。
俺は学校一の男であるという事に高校1年目にして気づいていた。ならば俺にチョコが回ってくるのは必然である。
しかし誰一人として俺にチョコをくれる女は現れなかった。
これは未曾有の災害級に衝撃的なことであった。
それでもめげずに考えたのだ。なぜ災害は起こってしまったのか。
まず周りの男達を見てみる。
学校の部活に所属する義務がないのもあり、帰宅部多いように思える。ちなみに俺も帰宅部である。俺はイケメンだからなんでも出来る、そのせいでなにをしても面白く感じなかった。なのでどこの部活にも所属しなかった。決して人と話すのがいやだからとかそんなのではない。
しかし周りのモブ共は部活を「やらない、やれない、やる気ない」のである。そう世にいう草食系男子なのだ。
なのに何故・・・、と考えるのは馬鹿らしので次は女達を見てみる。
女達もまた同じように思える。
お互いにこれと言って癖は強くない。しかしそんな訳はない。俺にチョコを渡そうと思わないなんて、普通でない。何かあるはずだ何か・・・。
男達はほぼ草食系男子、そして普通の女達。
男女比は3:7もともと女子校だったこともあり男は少ない。
本来少ない男を多い女達が奪い合うのがセオリーである。
しかしそうならなかった。なぜ女達は男達を奪い合う選択をしなかったのだろうか。何か理由があるはずだ。この際当てつけでもなんでもいいから何かないかと考えていたら、「選択」という言葉を思い出した。選択・・・選択・・・ホニャララの選択説なんて言葉を聞いたことがあるような・・・。
思い出した!ダーウィンの「自然選択説」だ!!
確か例え話にキリンがあそこまで大きくなったのは大きくなりたくてなったのでなく、キリンの餌である葉っぱが紆余曲折あり高くなりすぎ届かなくなったから仕方なく大きくなったとか、ならなかったとか。
う〜ん。受験に不要と思ったせいでうろ覚えだがこんな事だったと思う。それにしても選択肢があるのは、本人ではなくあくまで自然とは。なかなかに恐ろしいことである。
ん?選択肢を持つのは女ではなく環境・・・、女に選択肢はない・・・、選択肢がないなら女が変わるしかない・・・。
おいおいまさかそんなこと起こるわけない。俺達は人間であって、キリンでもなんでもない。
しかし当てつけでありながらも俺はこの可能性を信じるしかなかった。
そう学校の女は全員「草食系女子」になってしまったのだ。
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そして今に至る。
これは危機的状況である。
男も女も全員草食系になってしまったのだ。
こんなことでは俺の高校3年間はスッカスカの3年間になってしまう。それは嫌だ。絶対に嫌だ。
なので俺はある作戦を思い出した。
それは「全校生徒肉食化計画」である!
読んで字のごとく全校生徒を肉食化する。してみせる。
といっても1人で出来ることは限られている。
なので俺は部活作ることに決めた。部室はポンプ室とかいう物置部屋の片隅に決まり、顧問も計画のことを話したら快く引き受けてくれた。部費は部員数が少ないからダメだと言われた。部員はまだ俺一人であるがそれは春になれば増えるであろう。
これで準備は整い、あとは春を待つのみとなった。
そういえば俺は許せないことがある、とかなんとか言っていたような気がする。ならば最後に言っておかなければ。
俺が許せないことそれは、
諦めることだ。
俺は諦めなかった。1度は引きこもりになってしまったが、
今の自分ままでは行けないと思い努力し続けた。
おかげで今はイケてる男にになれた。
しかし俺はまた諦めてしまった。
結局コミュ障は治らず、高校デビューも出来なかった。
そして周りも諦めてしまっていた。
やろうともせず、やれなくても気にせず、やる気すら出さず。適当な言い訳をして何もしようとしない。
そしてそんな様子を見て、他の連中も同じようになってしまう。気づいた頃にはみんな何もしなくなってしまっていた。
諦めてしまっていたんだ。
その結果があの事件を引き起こしてしまったのだ。
だから俺は変えてみせる。こんな青春さえもを諦めてしまった
無気力な草食系達の世界なんて、
俺から言わせれば異世界なこんな世界なんて
俺が変えてみせる。
感想ください。お願いします。




