表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ディアボロス  作者: HEN
episode 1 イシュタリアの精霊王
7/71

0-7話  バウンティディヴィジョン  ヴァナティック邸の攻防  その6 ドイルの剣撃 

更新でーす。7話ですね。まだまだ始まったばかり。ディアボロスという壮大な物語の全容を明らかにするまでとても長い道のりですが地道にコツコツ更新を重ねていけばいつかはたどり着けると信じています。なんかブラッディファントム=BFなんですがめんどくさくなったので表記がテキトーになっていますwわかればいいということでw

それを後方で見ていたマニングスは驚愕しつつも呆れた表情で絶叫する。


「バ……バッカ野郎ォォォォォォォォ!!何てことしやがんだあの野郎!!せっかくの策が台無しだぜ!!ぶ……分析完了……。お……俺たち死んだかも……」


マニングスに呼応するようにグレイヴは怒りに震えた表情で吐き捨てるように言い放つ。


「バカだとは思っていたが……これほどのバカだったとは……。す……救えないぜ……!あいつがいると作戦行動は意味を為さない!!なにせ片っ端から作戦行動を無視していくんだからなあ!!や……やはりあいつはバウンティディヴィジョンに相応しくない!俺があの時引導を渡してやるべきだったんだ!」



大胆不敵にドイル機が一歩前に出る。その威圧感に押され一斉に一歩に後退るBFOB隊、またドイル機が一歩前に出る。また一斉に一歩後退るBFOB隊。ドイルがとぼけた表情でうすら笑いを浮かべながらオープンチャンネルでBFOB達を挑発する。


「オイオイオイオイ!おっさんどもが雁首揃えてなんてえザマだよ!!おたくらはるばるおままごとでもやりに来たのお?ブラッディファントムなんだろ?お前ら?世界最強らしいじゃねえか?見せてみろよ?その最強とやらを!たった1機にビビってたんじゃあ商売あがったりだなあ!情けねえ……!この腰抜けどもが!!」


ドイルのオープンチャンネル回線を受信し、ドイルのまだ幼さが残る顔から推測できる年齢に驚愕し、ざわめくサンダースとBFOB達。


「な……!?ガ……ガキ…!!?ま……まだガキじゃねえか…!?こ……こんなガキがあれだけの事をやってのけたのか!……な……なんてことだ!!こんなガキにブラッディファントムが舐められてたまるか!ブラッディファントム重連星!!ダストン!ゲイル!アントニー!BFの誇りを若造に汚させるな!!相手は1機だぞ!!1機だ!!3機一斉にかかれば問題ない!!!」


ブラッディファントム重連星と呼ばれたダストン、ゲイル、アントニーの3人は一斉に前に出る。BFの歴戦のエースパイロット達だ。


「イエッサー!!!ガキはお家に帰ってミルクでも飲んでるんだな!!」


「粋がるのもそこまでなんだよ!!このクソガキがあ!!」


「悪戯が過ぎたようだな!子供が大人を舐めると痛い目に合うということだ!!」


ダストンとゲイルのドラッケン・ツヴァイとアントニーのゴリアテウィンカーネが3方向から一斉に白兵攻撃を仕掛けてくる。息のぴったり合ったコンビネーション攻撃だ。


ドイルは正面から堂々と迎え撃とうとする


「いちいちガキガキってうるせえんだよお前ら!!知ってっか!?俺をガキ扱いした奴から地獄に逝ったっていうぜ?!うだうだ言ってねえで死にてえ奴からかかってこいや!このお笑い3等兵ども!」


「こ……こいつ言いやがったなああああああ!!!お前ら本気で殺るぞ!!」


「もとよりそのつもりよ!!」


「この俺たちのコンビネーションは見切れるのはマット隊長しかいなかったあああああ!!」


ドイル機は3機の一斉攻撃を引きつけるだけ引きつけて、ギリギリのところで身をひるがえし躱そうとするも3機の同時攻撃が機体を掠めていき軽度の損傷を負った。


ドイルは舌打ちをする。


「ちっ思ったより鋭い!ただの雑魚どもじゃあねえってわけか!」


洗練されたドイル機の動きに驚嘆したのはダストン達だ。


「な……なにィ!!タイミングは完璧だった……!!何故アレが致命傷にならない…!?」


「な……なあに……マ……マグレだ…!!マグレに決まっている!」


「俺たちもガキ相手に知らず知らずのうちに手加減していたのかもしれないな!しかし!戦場でマグレは続かない!次で確実に仕留めるぞ!」


もう一度ドイル機に向かってダストンらの3機は更に勢いを増した同時攻撃を繰り出す。猛烈な勢いで向かってくる3機に対してドイルは叫ぶ。


「ハッ同じ技を飽きもせずよくやるぜ!大道芸人かお前らは!?もう見切ってんだよ!ここだ!このタイミングだ!!」


ドイル機は再度3機の一斉攻撃を引きつけるだけ引きつけて、最小限の動きで今度は完全に回避する。一斉攻撃を完璧に回避され更に驚愕するダストン達。


「バ……バカなアァァ!!俺たちのコンビネーションがこうもやすやすと……!」


「あ……あんなガキに……悪夢か……これは!?」


「認めん!!認めんぞ!!俺たちはBFのエース重連星だ!!ダストン!!ゲイル!!こうなったらパターンを変える!!時間差攻撃だ!お前らは同時に攻撃し、奴に死角を作れ!!その隙に俺が攻撃をしかける!!」


アントニーの提案に渋々従うダストンとゲイル。


「プライドが傷つくぜ……!あんなガキ相手に……長年の常勝パターンを変えるなどと……!」


「仕方ねえ……ここは奴を殺る事だけを考えるんだ…!いくぞ!!」


ダストンとゲイルのドラッケン・ツヴァイが高速でドイル機に覆いかぶさるように2機同時で白兵攻撃を仕掛け、死角を作りその死角にあたる遥か上空からアントニーのゴリアテウィンカーネが時間差で白兵攻撃を繰り出してくる。ダストン達は叫ぶ。


「これで終わりだアァアアアアアアアア!!小僧!!」


「流石の貴様でもこれは見切れまい!!」


「これぞ高速戦闘の妙技!とくと味わうがいい!!」


ドイルはニヤリと笑い、向かってくるダストン達に対し叫ぶ。


「言わなかったか!?もう見切ったってなああああああああああああああああ!!」


ドイル機は向かってくる2機の攻撃を引きつけるだけ引きつけて、直撃するギリギリのタイミングでバックパックのブースターの出力を臨界まで上げ、爆速し一瞬にして2機の後方に回り込む。その動きに驚愕するダストンとゲイル。


「な……なんてスピードだ!!!俺たちのスピードを遥かに上回って一瞬にして後方へ!!この機体はバケモノかああああああ!?」


「ま……まるで……なにも……み……見えなかった……!!あれがスレイヴの動きなのか…!!」


ドイルは鬼気迫る凄みのある表情をしながら気合いの咆哮を発する。


「うううううううううううううらああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


ドイル機はバスタードザンバ―の柄を軸にザンバ―を回転させ、両手に持ち直し、渾身の力で横薙ぎにダストンとゲイルのドラッケン・ツヴァイを2体ごと薙ぎ払う。バスタードザンバ―が直撃し初動はゴリゴリゴキゴキという鈍い金属音とともにゆっくりと2体同時に引き裂いていき、最後には高速で2体の機体の中心を滑るように斬り抜けていく。


「こ……こ……こんなガキに……ぐわああああああああああああああああ!!!」


「お……お……俺たちのコンビネーションが……!!!おぐわああああああああああああああああああああ!!」


横薙ぎに上半身と下半身が真っ二つに引き裂かれたドラッケン・ツヴァイの2体はあえなく爆散した。ダストンとゲイルの断末魔が響き渡る。上空から攻撃しようとしていたアントニーが信じられないという表情を浮かべ口を開く。


「な……なんてことだ……!!俺たちBF重連星が……こうも簡単に……!ダストン……!ゲイル……!!お前らの仇は俺がきっと…!!貴様あああああああ!!!許さんぞおおおおお!!」


上空から砲撃を乱射しながらドイル機に向かって突撃してくるアントニーのゴリアテウィンカーネ。

ドイル機は砲撃を巧みに躱しつつ、バスタードザンバ―を盾にするような構えをとりいなしダメージを最小限に抑え、ブースターの出力を上げ、地上からジャンプして飛び上がり、上空から襲い掛かってくるゴリアテウィンカーネを迎え撃つ。


「いい気迫だ!!来やがれ!!相手になってやるぜ!!!」


ドイルが吼える。ドイル機は飛び上がりながらバスタードザンバ―を下からすくいあげるように縦薙ぎに振るう。その斬撃に対しアントニーは叫び出す。


「ゴリアテウィンカーネの重装甲はドラッケン・ツヴァイのそれとは違う!!いくらその巨大な実体剣の切れ味が凄まじかろうとゴリアテの装甲を簡単に貫けるものかァァァァ!!加えてェェェェェェェこのシールドオオオオよおおおおお!!小僧!やれるものならやってみるがいい!!」


アントニーのゴリアテウィンカーネは前面に巨大なシールドを展開する。左手にはシールド、右手には白兵用のトマホークが握られ、シールドを前面に押し出しトマホークを振りかざしながら上空から急降下してくる。ドイル機のバスタードザンバ―がゴリアテウィンカーネのシールドに直撃する。鈍い金属音が響き渡り、一瞬斬撃の動きが止まる。アントニーはニヤリとほくそ笑む。


「お……抑えたぞ!!ふん!!!貴様の猪突猛進ぶりもここまでよ!!勢いだけでは越えられない壁もあるということだ!!これで貴様の攻撃は完全に封じたあああああ!!あとはあああ心静かに死ねええええええ!!」


ドイル機のバスタードザンバ―の一撃をシールドで防ぎ、機体の動きが止まったところにトマホークを振りかざすアントニーのゴリアテウィンカーネ。


「しゃらくせえええええええええええええええ!!!!」


ドイルが叫ぶ。ドイルの表情が強張り、操縦桿のグリップに渾身の力が込められていく。


その瞬間。ゴリアテのシールドに亀裂が入っていく。その亀裂はあっという間に広がっていき、ドイル機のバスタードザンバ―がシールドを引き裂いていく、やがてシールドを貫通しゴリアテの機体までも徐々にザンバーが引き裂いていく。アントニーは想像だにしないこの状況に絶叫する。


「な……なんだとおおおおおおおおおおお!!!シ……シールドごとおおおおおおおおおおおおお………!!!」


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


ドイルの怒号が響き渡る。バスタードザンバ―を下からすくいあげるように縦薙ぎにゴリアテウィンカーネを引き裂きながらその巨体を空高くカチ上げる。


「止めだ!!往生しやがれええええええええええええええええええええええええ!!!」


ドイル機はブースターの出力を上げ、上空高く舞い上がり吹き飛んでいったゴリアテウィンカーネを凄まじいスピードで追いかけ、一回転しバスタードザンバ―で真上から豪快に叩き斬る。


真っ二つに一刀両断されるゴリアテウィンカーネ。


「す……すまん!!ダストン!!ゲイル!!ブラッディファントム万歳!!!!!!!うおおおおおおわあああああああああああああああああああ!!」


爆散しアントニーの断末魔が響き渡る。


ドイル機はゆっくりと着地し、バスタードザンバ―の柄を軸にザンバーを回転させ、右へ左へ振り回し自身を鼓舞した後、構え直しBFOB隊に向かって見得を切った。


「ノってきたぜ!さあどんどん来やがれ!!次に真っ二つになりてえ奴はどいつだ!?」


読んでくださってありがとうござます!今回はちょっと短かったですが、キリがいいのでこの辺でwブラッディファントム重連星の元ネタは勿論黒い〇〇〇です!wお約束ですなあ。踏み台にしたかったんですが、そこまでは怖くてできませんでしたw次回8話に続きます。ブクマ、評価、感想、レビュー、お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ