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プロローグ

目を開くと正面になにやら豪華な装飾を施した椅子に腰かけた男がいた

そいつは俺がそいつに気付くことを待っていたかのように喋りだした

テンション高めに

「どーもー、他称神様でーす。突然ですがあなたは死んじゃいました。ですが私の気まぐれにより私の作ったあなたの世界でい言うところのファンタジーな世界観のあなたから見て異世界であるシーラルフィアという世界に転生させてあげちゃいまーす。拒否権?そんなものはないけど代わりにシーラルフィアでは苦労しないように才能も、お金も、もちろん容姿もいいものを用意させてもらっているよー。その上異世界転生特典で私が勝手に特別な力を選択肢もなくあなたにプレゼントしちゃいまーす。いやー、うれしいでしょ?え?うれしくもないし話が長いって?残念もう少し続くんだなー。え?うざい?こんなによくしてあげてるのにー、ひどいなープンプン。それじゃあキャラメイクだよ。姓は決まっちゃってるから変更はできないよー?それじゃあまず名前をどうぞ。」

ここまできてようやく発言権を得たようだ

俺の死ぬ前の名前は新城雅人、どちらかと言えば才能もないし、家も特別裕福でもなかった上に顔においてはブサイクでも無いがけっしてイケメンなどではない一般的な日本の高校生だ

昨日の夜はいつも通りにベットにもぐって眠ったはずだが気がつけばここにいた

まぁ、俺はいつ死んだのか、ここはどこなのかとか色々質問はあるがまずは

「ねえ、姓はなんなの?」

そこを確認しないと名前を考えられない

やっぱり語感は大事だからね

「えー、それを聞いちゃうー?えー。めちゃくちゃ変な名前をつけるの期待してたのにー。でも聞かれたから答えちゃう。あぁ、ちゃんと答えてあげるぼくほんとにやさしー。君が生まれることになるのはノウズ公爵家だ。こうしゃくは公園の公の方だよ。偉い方。」

「ノウズって?」

「Knows、君の世界の言語である英語において知識を指す単語だよ。ん?知識はknowledgeだって?いやいや、そっちにしちゃうと某弾幕ゲームのキャラクターと被ってパクり疑惑が持ち上がるじゃないか。君たちってそういうとこ敏感でしょ?」

「おお、メタいメタい」

「メタ台詞やめろ、って誰だ今の」

辺りを見渡すが俺と自称神様しかいない

「まぁ、そんなことは気にせず名前を決めようじゃないか」

そんなことで済ませていいのか?

しかし名前か...親になるひとに決めてもらうべきなのではないだろうか

いや、この自称神様のことだからとんでもない名前をつけられそうだ

名前か

「ぼくはふーみんかげろしゃぶをおすすめしたいな」

...絶対に回避せねば

1.リンク

2.ウェイク

3.ドレイク

こんなものか

リンクは知識をつなぐ

ウェイクは知識を目覚めさせる

ドレイクは海賊のフランシスドレイクからだ

「うん、やっぱりげろしゃぶのほうがいいな」

早急に決めねばやばい

「ウェイク!ウェイクでどうだろう!知識を目覚めさせるんだ!そうだ!それがいい!」

「え、でもげろしゃぶのほうが「ウェイク!ウェイクで決定だ!」

「しょうがないなー、ウェイクだね。それじゃあこれからは君の名前はウェイク・ノウズだ。そして明日が君の新城雅人としての最後の日だからね。悔いのない最後を過ごしてね。それじゃあまた近いうちに。バイバーイ。」

「待て、明日が最後だって?俺は死んだんじゃないのか?」

「まだ生きてるけど明日には死んじゃうよー?死因は暴漢に襲われ逃げたところで橋から落ちてそのまま溺死ね」

「もっとましな死にかたはないのか!?」

「ないよ?質問は以上だね。それじゃあまたね。今度こそバイバーイ」

そして俺は自称神様に虚空へと突き落とされた


そして空間にただ一人、神様を名乗る男が立っている


「さぁ、ニューゲームだ」


はじめましてのかたははじめまして

そうでないかたもはじめまして

夢見透でございます


今回は異世界転生物語

主人公が死ぬ度に強くなる

そんな行き当たりばったりな物語です


更新は不定期になりますがどうぞよろしくお願いいたします


最後にここまで読んでいただいた皆様の感謝を込めて御礼を申し上げます


ありがとうございました

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