89.ネット老害からの話
前回だか前々回だかで書いたが、これでもインターネット歴は25年以上となった。
それなりに長くやらせてもらっている。その間にいったいどれだけ多くの無意義な情報を目にしてきたことか。
インターネットはもう限界の話じゃないかという話題をみかけた。
まあ、そうなんだけど、なろう風に書くなら「もう遅い」じゃよねって。
とっくに限界は見えてたって話で。
僕の古い記憶を呼び起こせば、win98とXPが混ざってる時代にはすでに、ネットを多くの人が日常的に使用するようになればどうなるのか? に似た様な話題は雑談にあったものだ。
2002~06年頃──僕が起きている間ほぼずっと2chを眺めていた頃だが、雑談ではガラケーでの参入者を見て「ネットオワタ」を言っている人もいたし、「一般人がネットやるな」も見たし、「似非オタクが増えすぎてツマンネ」もあったし、どこかの教祖みたいな人が「オタクイズデッド」を言い出していたのもこの辺りじゃないかと。
日本国内だけで言えば「電車男」なんかはもう終わりの始まりだっただろう。当時の新参の多くにそれまでの住人がどれだけ荒れていたことか。近年では見ることは出来ないようなレベルの罵詈雑言を毎日見ていたような。
VIPが盛り上がっていたのもわりと酷いものだったが、良くも悪くもだったかなとは思う。わりと理想的な大衆の盛り上がりだったとは思うが結局誰かの欲望に潰されて。
その後2chは衰退していったが、中でも一番ひどいと思ったのが年間アニメの批評だったろうか。2013年には「ん?」となって、15年にはそれまでとは別枠の人たちがやってるんだろうなと感じたものだ。この頃には2chから離れてしまっていたのでなんとも言いきれはしないが。ああいったものを持ちあげてきた人らが今のアニメ界隈をなんだかんだ言って導線を作ってるんだな、と。それならそれでもういいんじゃないの、と。
以前から書いていることではあるが、今言われているようなことは大体20年前の2chで昔に見たことあるような切り口であって、特に斬新だとか鋭いとかは感じることがない。あの頃の天才的な人らは今何を思い考えているのだろうか。
あえて「これは言われてなかったか」を言えば、ステマや工作やAIによるネットへの書き込み量というのは、当時ほとんどの人があまり考えてはいなかったとは思う。工作に関しては一部の人々が指摘していたか。軍オタとSFモノってすごいなって。
今のネットはとっくに終わりが予測されていたものだ。誰しもが手軽にネットに触れてしまえることに警鐘を鳴らす人たちはいた。それでも各々が欲望のままに動いてきた。その結果が、全ての人が巻き込まれることになった今だ。
関係なくもないけど「知りながらも進んだ道だろう!」というガンダムSEEDのクルーゼの台詞は丁度良くあてはまることが多くて、とても好きでいまだに覚えているしたまに頭で声がする(しない)。




