87.とある業者の通信回線
ネットを使い始めて25年を越えてきた。四半世紀。人生の半分以上はネットとともに過ごしてきた。
そんな僕が人生で初めてネットをほぼ使えない状態に陥っている。産まれて初めてのことだ。
現在の環境は回線工事をするでもなく、某キャリアのホームルーターを使用している。
一軒家では届かない場所が出来てしまうが、それでも置く場所をえらべばさほど問題はなかった。
回線工事した方が好いのはわかってはいるんだけど、今更ネットで対戦ゲームするわけでも、動画を撮ったり配信するわけでもないし、動画を見られるだけで充分かなって。いや、見知らぬ業者の人を呼ぶのを家族が嫌がったり手続き読むのが面倒とかもある。
で。
ここ1ヶ月以上に渡り、とてもとても繋がらない状況となった。繋がったり繋がらなかったりを繰り返す。ある日を境に突然だ。
1日24時間で使用不可能の時間が起きている間にだいたい4~6時間、日曜などはとくにひどくて、最高で1日の内の10~14時間は繋がらなかっただろう。もう繋がるかな? 初期化したからもう繋がるかな? なんてことを繰り返しているせいで眠る時間も削れる。
おかげでスマホのデザリング(別キャリア)がかつてないほど活躍するハメになったがその分の請求ががが値。
そんなわけで意図せずしてほぼデジタルデトックスの状況という。
最初はまだ「まあ、たまにはこういう期間があってもいいか」と余裕をかましていた。
子猫の世話で忙しかったので、あまり気にならなかったとも言える。しかし慣れてくると余裕が出来て、ネットが自由に使用できない不便さにストレスが溜まってくる。
僕はもう10年以上書籍も音楽も映画も、どれもネット経由で行っている。配信でないものは諦める。ミニマリストではないが極端に物を持たないという主義。どうせ何もかもがゴミになる。もっと言うとゴミ分別して捨てるのが面倒。
書籍はタイミング良く購入してDLできれば良いが、音楽はかけられない、映画も見られない、眠りたいときに使用していたヒーリングBGVもかけられない。配信サービスのサブスクが無力すぎる。
長時間離れるから何か映画なりアニメなりDLしとくかということはあっても、予期せぬ事態でのオフライン再生での環境下というものは想定していなかった。
他にはこれを書いている現在だと、Amazonブラックフライデーが開催されているが、何かを買わないにしても一応どんなものがどれくらい安くなってるかな? なんて知りたくもなる。猫用の餌やグッズはどれくらいかななんてことも気になる。そういった情報がすぐに見られない。
3分後に繋がるのか5時間後に繋がるのか予測もつかないわけだから、これはもう本当に苛立ちが、苛立ちが募る。
あと、後回しになったけれどニュースや天気予報なんかも即確認できない。テレビがないのでそういった情報は全部ネットに頼ってきたので辛い。天気予報は朝に見られないし、ニュースは1日遅れて知ることにもなる。
大災害が起きたらおそらくアウトだ。




