61.救急と輸送と移送と極一部のオタクのものだけになっていく、と思うのは都会住だから
以前割烹で書いたものの書き直し。
右折するのかしないのか、交差点でおそらく数十秒ほど躊躇している車があった。
後続にいた運転手が窓から身を半分乗り出し「早く行かんかいアホが」と大声で罵声を浴びせはじめた。
それでも先の車はタイミング悪く対向車が続くためにまだ動けず。
後続の運転手は苛立ったのか、窓から出した腕でドアの部分をバンバンと叩きだす。
先日近所で見かけた光景。地方ナンバーが珍しいのでなんとなく目で追っていたら、まあそんなものを見てしまった。地方ナンバーは都会で目立つ。
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近年騒がれている「煽り運転」。近年になって騒がれているが「昔はなかった」というものでもない。
車というのは人の命を簡単に奪えてしまう道具であるのだが、そこのところが今の時代にもまだ軽んじられているのではないか? とまあ、そんな印象を受ける。
ちょっとしたことで他者に対しての害意・悪意や攻撃性を生じさせて実行する者にこんな危険な道具を与えるべきではないと思うのだが。
事件後の罰則を強化したところでそれは被害者が出てからの話であって、被害者を生まなくさせるような取り組みではない。必要なのは危険を取り除くことだ。
ストレス耐性チェック、精神への負荷テスト、認知機能の高低、脳の損傷などを免許更新の都度科して運転していい人間かどうかを確認するべきなのではないかと。費用がかさもうとチェックを通過出来た人間だけに免許を与えれば問題の解決に繋がる。
老人の免許が取り沙汰されているのだから、こちらも是非ともお願いしたいところ。
明確に原因がわかっていながら適切な対処をせずに放置したままでは、何度だって同じことが起きる。それなのにこうしたことを言い出す人間を見かけたことがないのは不思議に思う。使用できる人間を制限することが根本的な問題の解決になるのにも関わらず、だ。
簡単な「他者に対して安易に危害を加える人間に免許を与えない」というような法的整備に反対する理由があるとすれば自動車メーカーの都合だろうか。販売台数が落ちることになるので反対する必要がでるだろう。落としどころを作るのが難しいかどうかは、考えていない。




