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60.アポなしという相手の意志を無視して自由と時間を奪う行為


 その昔、ある営業がきたときの話だ。


 予定にない来客だったので受け入れ拒否の姿勢として居留守を決めていたら、勝手に門を開けて侵入して玄関のドアを叩き始めたのだ。仕方がないのでドアを開けて、話を聞く気はないので帰ってくれと伝えた。しかし、1回、2回言ってもこちらの言葉を無視して話をはぐらかす。

 メールでアポも取らず、身分を証明できるような物も名刺も無く、メリットしかない話を一方的にして、こんな営業をやらせているような会社がまだあるのだなと感じたりした。


 結局5分ほど帰ってくれと伝え続けなければならず、多大な精神的苦痛を与えられた。こうした事が過去にあったので「かんぽ」の事件を知っても、まあ、あるんだろうなと(僕のとこに来たのはかんぽではないけれど)。



 検索をしただけでの確認だが、これは不退去罪と宅建業法に引っかかる行為であるらしい(「帰ってくれ」と言っても帰らない、情報を正しく提示しない)。普通の感覚を持ち合わせていれば、違法と知ったらやらないように気をつけるはずだ(願望ではあるが)。

 だが相手だって仕事としてやっているのだから、そのくらいの法律は知っていながら軽視しているのであろう。違反してもどうにかなるとか大したことないとか、前科をくらおうが気にならないとか。そんな感じなのかもしれない。会社規模か個人単位かで迷惑度の違いもあるか。


 法律というのは守らない者(違反者)のほうが、認めがたくも現実として有利になるケースがある。

 一番解かりやすい例だと「凶器を持った犯罪者が襲いかかってきたらどうするか」だ。安全なままで相手を無力化させるには同等以上の戦闘力(腕力・武器)が必要となるし、普段は禁止されている「他者への攻撃」が求められる。しかしそこには「過剰防衛」という縛りがあって、やりすぎたら被害者が一転して加害者にされてしまうし、実際どの程度で相手を無力化できるかなんて荒事もなく生きてこられた普通の人にはわからないので、一般人にはハードルが馬鹿高い。一方で犯罪者はそういったものを一切無視してなんでもやってくるのだから圧倒的に有利となる。その後に確保されたとしても起きた現実が無くなるわけではない。

 簡単に言ってしまえば「繋がれている犬」と「野放しの犬」くらいに行えることが違う。善良な一般市民である限り犯罪者ほど好き勝手に動けないとなる。



 キャッチ・勧誘を条例で禁止にした地域は(昔よりは)存在している。それなのに電話でのセールスや訪問営業が許されるのはいったいなぜなのか。家に居てまでリアクションを求められる方がよっぽど迷惑にあたると思うのだが、僕だけなのか? 仕事でやっている人らだって、折角の休日でだらだらしているところにいきなりわけわからん話をしに誰かが来たら不愉快になると思うのだけど。

 世界的に見れば突然知らん奴が敷地内に侵入してきた場合、防衛の為に武器を突き付けてもおかしくないだろう。僕のような人間からみれば勝手に来た時点で悪意にも感じてしまい、(一般的に見て)必要以上に不快感や嫌悪感が出てしまうことになる。


 セールスをされた人がイラついて事件を起こしても、今のストレス社会なら誰も驚かないのでは? 相手が安全かどうかもわからないのに、電話や訪問をさせるなんて時代錯誤なのではないかと。


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