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滅びかけの世界にとどめを刺そう  作者: 香夜里 清天
第一章 日本防衛戦線
1/1

はじまり

西暦2085年(皇歴2740年)春。


富士山が噴火した。21世紀に入って二度目の噴火だった。


二度目とはいえ決して馴れた天災では無かったが、それは一度目と違った。


それは天災などではなかった。


富士山の火口から這い出たのほ熔岩だけでは無かった。


現れたのは。


現れたのは――。












その日。

五臣(いつおみ) 明日(はるか)は東京都心に居た。

バイクに跨がり、ビルの外壁に付けられた巨大な液晶テレビに釘付けとなった。

誰もが歩みを止め固唾を飲んで、流れている映像を見ていた。

その映像は勿論『富士山噴火』を映しており、軍が国民の救助に出たと伝えていた。

レポーターの表情は悲痛で、恐怖に染まっていた。彼は懸命にレポートをしながらも、飛んでくる火山弾に直撃しないようにと怯えていた。


映像内の空に黒い影が映る。

火口から飛び出したと思われるソレ(・・)は、何故か、テレビクルーを目掛けて飛んでくる。

映像が振れて、レポーターが(カメラマンに何事か言われたのたろう)振り向き――一瞬の内に彼は消えた。

映像が上下に激しく揺れる。画面を黒い影が覆う。カメラマンのと思われる悲鳴は唐突に止み、黒い影もゆっくりと離れていった。

映像はしっかり固定され、レポーターの代わりに現れたのは、黒髪黒目の巨躯の若い男だった。



「我が名はソードグレイブアークハイド。貴様らに滅びを与える者なり」







―― 現れたのは、魔物の軍団だった。


そして、それは。


日本にとって悪夢の『はじまり』にでしか過ぎなかった。



近未来ということで、世界情勢とか自衛隊とか出てくる訳ですが……全く解りません!!

イメージで行くと思います。

超、亀更新です。

ごめんなさい、そして、よろしくお願いします。

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