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ぬこ日和

作者: 奇稲田白兎
掲載日:2014/07/15

 「モフれーーー!」

私はシャケ入りまんまで誘き出したぬこ(ネコではない! ここ重要!)に全力で突撃した。

「う、わぁあああ!」

ぬこが怯え、逃げ出そうとする。

けれど、私は逃がさない。

「ぐへへ、もふもふさせろ〜」

「怖いお姉さんがいるーー!!?」

ぬこはシッポをピンと立てて威嚇する。

「私に見つかったのが運の尽きよ……にゃおー」

私はぬこを全力でハグすると、ハグしたまま地面を転がった。

そして数十分後。

「ぬこ可愛いよ。ぬこ可愛いよ……ぬこ可愛い……」

ブツブツとぬこを撫でながらつぶやく怪しい人が現れる事案発生。

拘束がゆるくなったことに気付いたぬこが、にゃあと可愛く泣きながら私の顔をゆるくパンチしてきた。

私にはこう聴こえる。

「い、今だ! ぬこパンチ!」

ぐへへ。

可愛いなあ。

「もふもふさせろ〜このやろー!」

もふもふ。

もふもふもふもふ。

もふもふもふもふもふもふ。

「は、はっくしょん!」

あ、鼻水。

え!?

まさかぬこアレルギー?

まさかね。

「お姉さんが呆然としている間に……」

ぬこはスルリと私から逃げて行く。

だが。

「シッポが……!?」

ぬこのシッポを私はしっかりと掴んでいた。

「お風呂、マタタビ、猫じゃらし、お姉さんと、楽しいこと……はっくしょーん!!」

「大丈夫?」

ぬこが心配そうに聞く。

「大丈夫じゃないな……」

私は軽く火照りながら、にへらと笑った。

「だからさ。モフらせて?」


結局、風邪で寝込みました。

それからもふもふしたぬこと仲良くなったのは別の話。


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