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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

愚者の歩 系

むかし話

作者: 双葉小鳥

 突然だが、僕が居るこの国の人間は三つに分類することができる。

 まず最初に、魔法と呼ばれる力を使いこなす魔女と魔術師、そしてその者達が憧憬の念をいだく魔導師。

 次に卑金属を貴金属に変化させ、様々な物を生み出す錬金術師。

 最後に魔法の使い手と、錬金術の使い手の生み出す現象を科学で解明、研究を行う科学研究者。

 僕はその中の魔術師で、魔導師でなければ入ることができない、国の魔法研究室の中で一位の研究室に在籍している。

 まぁ、そのせいで周りは敵ばかりなんだけど……。

 後、つい一か月前にやっと魔術師から魔導師に昇格した新米だ。

「キーゼ教授。ナダルネズミからサンプル採取終了しました」

 僕は背を向けて机に向かう、この魔法学校の教授である、リチャード・キーゼ教授にそう告げた。

 背中を向けていたキーゼ教授は、簡素な背もたれ付きの回転椅子を回転させて、この部屋の出入り口に居る僕の方を向いて笑った。

「そうか、お疲れ。あのネズミはすばしっこいからなぁ。大変だっただろう」

「はい。教授のおっしゃられた通りでした」

 ナルダネズミとは、体内に魔力を温存し、それを生命力にしているネズミだ。

 まったく、あのネズミはそのせいかすばしっこいのなんのって。

 何度探したか……。

 そのせいで僕は二日家にも帰れなかったし、寝てもいないんだ。

 まぁ、血液サンプル採取はすぐに終わったさ。

 ただ問題はその後。

 作業している範囲だけ魔法結界を張ってたんだ。

 だから別の容器に移していたサンプル採取済みのネズミを、元の容器に戻そうとしたら一匹もいない。

 で、魔法結界を必死にひっかいてるのを見つけて、やっとのことで捕まえて容器に入れてもまた脱走するし、だからと言って魔法で容器も密閉したら僕の体力がごっそり減って動けなくなるし、もう散々だった。

 そのせいで今までそのすばしっこいネズミと戦っていたんだ。

「はは。そうとうやられたな。まぁ、しっかり休むといい」

「すみません……」

「なぁに。私も共にやるはずの仕事をお前だけに押し付けてしまったんだ。すまない」

「いえ。自分でやると決めたので」

「だが――」

「いいんです。勉強になりましたから」

 そう。

 本来なら、ナルダネズミのサンプル採取は僕と教授。二人で行うことだった。

 でも教授は突然、魔法研究協会からの強制招集で連れて行かれ、僕は一人でやったんだ。

 そう、教授のいっていた『すばしっこい』をなめてね。

 だからもう絶対。

 ナンダネズミの相手は一人でしないって決めた。

「そうか……。あぁそれと、今度の週末は暇かね? 暇だったらちょっと頼みがあるんだ」

「え? はい。何ですか?」

「いやな、実は珍しく予定が入って忙しくなってしまって、週末の前日、夕方から行って、最終日の夕方にしか帰れなくなってしまったんだ。だからと言ってナニーを頼むにしても、人見知りの激しい子だからと思ってな」

 教授には一人娘がいて、奥さんはその子を産んで肥立ちが悪く、お亡くなりになられた。

 そのせいか、教授は愛娘に寂しい思いをさせないように、魔法学園幼等部から帰ってくるころには家に帰り、週末も娘の傍にいる。

 僕はそれを知っているし、その子を赤子の頃から面倒を見ている。

 それに、たまの休みに妹と教授の愛娘の遊び相手をやっているから、笑って頷く。

「もちろん、僕でよければ」

「すまん。お前にしか頼めないんだ……」

 教授はそういって困った様子で笑う。

 でも、その困った顔もつかの間で、一瞬後には心配する父親の顔になった。

「では、僕はこれで失礼します。実は今にも睡魔と疲労に押しつぶされてしまいそうなんです」

「あ。それはすまない。帰ってゆっくり休んでくれ」

「ありがとうございます。失礼しました」

 僕はそれから荷物を持って、睡魔と疲労に負けそうになりながら家に帰りついた。

 家に帰ってすぐ、僕は二歳になる妹の声がするリビングに向かう。

 色々と言葉を覚え、一枚の紙とか、軽いものを浮かせることを覚えた可愛い僕の妹。

「ただいま」

「あらおかえり。その顔だと寝てないわね?」

「母さん……。正解だよ。ちょっと前までネズミの相手をしていたんだ」

 何かを察したのか母さんが困った顔で笑った。

「お疲れ様」

「うん……。父さんは仕事?」

「えぇ。心配してたわよ。帰ってこれないならちゃんと連絡しなさいな」

「うん、ごめん。今度から気をつけるよ」

「まったく。母さんお前に何度同じことを言っているかしら……」

「…………ごめん」

 そういえば研究所に泊まって帰ってきたら絶対言われているような気が……。

「にーちゃ、おかえりー!」

「ファルカ。ただいま」

 さっきまで積み木で遊んでいた妹・ファルカ。

 僕は積み木を置いて駆け寄って来るファルカを抱き上げた。

「にーちゃ、ねんね?」

 人差し指を頬に当て、不思議そうに小首をかしげるファルカ。

「うん、そうだね。ファルカと話したいけど、そろそろ限界かな……」

「ねんねしょ?」

 そういって、ファルカは天井を指さした。

 おそらく部屋で寝ろって事だろう。

「そうだね。そうする」

「ふぁるもいくー!」

 時刻は朝と正午の真ん中。

 中途半ぱな時間。

「ふふ。ファルカ、お昼寝には早いよ。だって、まだお昼たべてないでしょ?」

「ねんねしゅ!」

 あちゃぁ……。

 『ねんねしょ』が『ねんねしゅ』になっちゃった。

 こうなったら譲らないんだよねぇ……。

 僕はとりあえずこの状況を打破するため、母さんの方を向いた。

「ちょっと母さん……って、いないし」

 どこ行った?

 まぁ、多分庭に行ったんだろう。

「にーちゃ?」

「あぁ、ファルカ。大丈夫、ちょっと母さん探しに行こうと思うんだけど、ファルカもついて来てくれる?」

「いくー!」

 よし、話そらすの成功。

 てことで、ファルカを抱きかかえたまま庭。

 案の定、母さんは庭の薬の原料となる植物の手入れをしていた。

 ちゃんとファルカの面倒見てよ……。

「母さん。勝手に居なくならないでよ」

「あら、ごめんなさい。だって、ファルちゃんに久しぶりのお兄ちゃんを堪能させてあげたかったのよ」

「またそんなこと言って……。薬草の手入れしたかっただけでしょう」

「……………………そんなこと、ないわ……よ…………?」

 だったら目をそらさずに言ったら?

「説得力皆無なんだけど?」

「…………良いじゃない。一緒にねんねしてあげたら?」

「ファルカを下敷きにしたらどうするの?」

「あら大丈夫よ。私がちゃんと気づくわ」

 自信満々の母。

 僕はその言葉が信じられなかった。

 だって母さんは。

「……魔力はあっても体力が常人以下なのに?」

「失礼な子ね。もぅ、誰の子かしら」

「間違いなくあなたの子ですよ」

「いやね。私の息子はもっと頭は柔軟な子のはずよ?」

「とうとう頭がおかしくなったのですか?」

「……冗談も通じないんだから」

「すみませんね。誰かさんに似て、自分の考えに素直なもので」

「あら。褒めてもなにもでないわよ?」

 なんだかうれしそうな母。

 誰も褒めてませんけど?

 むしろけなしてるんだけど?

「ファルカ。僕疲れちゃたよ……」

「いいこ、いいこ」

 弱音を吐いた僕の頭をファルカが撫でた。

 うん。

「ごめんね、ファルカ。一緒にお昼寝してくれる……?」

「うん、するー!」

 ごめんね。

 もう僕は稼働限界……。




 そしてあっという間に日は進んで週末の前の日の夕方。

 教授の愛娘を預かる日だ。

 僕はいつものことだけど、年上の魔導師に睨まれながら仕事をしていた。

 まぁ。才能のない弱者の遠吠え(実際は吠えてこないけど)には慣れたけど。

 って、いけない。

 教授の家まで迎えに来たんだった。

 ――リンゴーン。

 押した呼び鈴の音。

 僕みたいに押した人間には小さい音だけど、家の中だと結構響くんだよね。これってさ。

 しかも連打で押されたらイラッとするのは僕だけだろう。

 とかなんとか考えてたら、今いる玄関の扉が少し開いた。

「こんにちわ。ベティ」

「…………こんにちわ……」

 顔を少しだけ見せる教授の愛娘、ベティ・キーゼ。

 僕は扉から一歩下がる。

 ベティはそれを見て、開けて出てきた。

 小さな少女の背にはリュック。

 助かった。身支度は済んでるみたいだ。

「元気だった?」

「……うん」

「荷物はそのリュックだけ?」

「うん。パパが手伝ってくれた」

「そう。じゃぁ、行こうか」

「うん」

 僕は差し出した手をベティがつかんだのを見て、家路についた。

 それから会話はなく、対して気にしていなかったけれど、自宅付近になって僕はベティがずっと俯いていることに気づいた。

「ベティ。教授は明後日の夕方には帰ってくるよ」

「……うん。でももし、パパに何かあったらどうしたらいいの?」

 顔を上げたベティの目には涙が貯まっていた。

 まだ幼いこの少女は、最愛の父親に不足の事態があったらと、不安なのだ。

「大丈夫だよ。キーゼ教授は魔導師の中で一番強い魔導師だから」

「でも! 私、パパがママみたいに、居なく無く、なっちゃったら、どう、した、らっ…………つぅ……」

 とうとうベティは歩みを止めて泣き出してしまった。

「ベティ。教授も君と同じように君を心配しているんだよ? なんで心配しているのか分かる?」

「…………っ……わ、からな、い……」

「そう。あのねベティ。教授はね。君のことが大好きで、大切で、何より君を一番に愛しているからだよ」

「わた、しを……愛して、る……から…………?」

 俯いて、声を殺して泣いていたベティが、不思議そうな顔で僕を見た。

 だから僕は微笑んで、事実をいう。

「そうだよ。ベティだって教授。パパを愛してるでしょ?」

「…………あい?」

「う~ん。そうだねぇ……『大好き』よりもっと上、かな?」

 多分この説明でいいはず。

 ベティは先ほどまで泣いていたのに、今度は難しそうな顔をして考え始めてしまった。

「あい、愛……。『大好き』の上。 私は、パパをあいして、る? あいして…………」

 ぶつぶつ言ってる。

 こんなに小さな子が必死で答えを求めて。

 だから僕は待つことにした。

 でも、ベティは直ぐに答えを見つけたのか、嬉しそうに微笑んだ。

「私、パパが私を愛してる以上に愛してると思う」

「教授。喜ぶと思うよ」

「うん。だから私、パパが帰って来たら『おかえりなさい』って言ってほっぺたにキスして、『愛してる』って伝える!」

 そういったベティはとっても楽しげで、嬉しそうに笑った。

「じゃぁ、もう安心だね」

「うん!」

 僕らは笑って、家に入る。

 そして、ベティは玄関で待ち構えていた母に抱きしめられ、楽しげに声を上げて笑った。

 ベティの母は僕の母の親友で、母は親友を看取ったんだ。

 酷く落ち込んでいた。でも、生まれたばかりのベティのおかげで母は持ちこたえられたとよく言う。

 ベティは母の歓迎を受け、夕食をとり、僕の部屋のベットで、僕とファルカ、三人で眠った。

 次の日。

 僕はベティとファルカ。二人に魔法を教えた。

 まだ幼い二人には難しい内容だったみたいで、わからないと喚かれしまい、結局。魔法を使った手品もどきを見せて遊んだ。

 その後。僕がヘロヘロになったのは言うまでもない。

 夜は前日同様。

僕のベットでベティもファルカも寝た。

 次の日は父も母も休みだったから、近くの公園までピクニック。

 ファルカもベティもすっごく楽しそうだった。

 でも、そんな楽しい時間も終わる夕方。

 僕の家に教授が来る。はずだった。

 でも、日が暮れても教授はこない。

 だから僕はすれちがったりした時のために、ベティを家に置いたまま教授の家に行った。

 ――リンゴーン。

 教授はたいてい呼び鈴を押してもなかなか出てこない。

 だから魔法を使って鍵を開ける。

 ――カチャン。

 ほら開いた。

 いつものことだから、僕は扉を開けてリビングへ。

 真っ暗だった。

 でもこれはいつもの事。

 僕はリビングの天井にある魔法電光のスイッチをつけた。

「まったく、教授。ベティが心配して――――?!」

 まず目に飛び込んだものはスイッチのついている壁についている無数の血痕。

 まさかと思い、辺りを見回した。

 数歩先。

 見るも無残な姿で、大量の血を流して倒れている教授を見つけた。

「教授! 教授、どうしたんですか!! 教授!!」

 僕は駆け寄り、教授にふれた。

 その時、誰もいないはずの室内に無数の気配と、魔力を感じ、僕は自分と教授を守るために必要最低限の魔法結界を展開。

 同時に一斉に攻撃魔法が放たれた。

 何とか攻撃から身を守れたものの、このまま守りに徹していたら相手の体力より、僕の体力が尽きてしまう。

 でも、それ以上に問題なのは、教授の身体が冷たく、固くなっていることだ。

 脈もなければ、息もしていない。

 どうしたらいいのか解らなかった。

「ほう。キーゼのお気に入りか」

 突然聞こえた声に、僕は声のした方を向いた。

「……あなたは、副魔導師長様…………?」

 そう、僕の目の前に居る人は、魔法使いの中で二番目に偉い人。

 その副魔導師長様がなぜここにいるのだろう。そんな疑問がわいたが、この状況を見たらすぐにわかる。

「副魔導師長様。まさか、あなたが教授を……?」

「あぁ。その男はなかなかしぶとくてな、さすが、魔導師長なだけはある。だが、我々にかけられている呪い。それに抗うことなどできぬのだよ」

「魔導師長……? どういうことですか? キーゼ教授は魔法学園の一教授。魔導師長様ではないはずです!!」

 魔導師長。それはこの国の魔法使いの代表。

 錬金術の代表の錬金術師長と、研究者たちの代表、研究師長。

 これらに選ばれた三人がこの国を動かしている。

 でも、僕は周りから教授が魔導師長だと聞いたことはないし、教授の口から聞いたこともない。

「だが、事実だ。まぁ、冥土の土産だ。お前にはそいつを殺した罪で死ね」

 副魔導師長の最後の言葉を合図に、再び攻撃魔法が放たれ、先ほどから張っている魔法結界が衝撃と同時に内側に凹む。

 僕はどうしたらいいのか解らなかった。

 このままだと確実にやられる。

 そんなことを考えたとき、玄関の方から視線を感じた。

 視線の主は驚愕と絶望、悲しみ。

 それらのまじりあった表情のベティだった。

 刹那。

 攻撃魔法が魔法もろくに使えない少女に向け、放たれた。

「ベティ…………!!」

 僕はついとっさに、開発途中だった魔法を使った。

 何度も研究所内の、魔法吸収板に覆われた部屋の中で使った魔法。

 周囲に与える影響すら不明の、時を止める魔法を。

「良かった。ちゃんと止まった」

 僕はそういって、ベティを抱きかかえて急いで教授の家を出た。

 心残りは教授を置いてきてしまったこと。

 それだけだった。

 でも、この魔法を維持することは不可能だということは分かっている。

 だから僕はベティを抱きかかえて、教授の家から走って良く子供たちが遊んでいる近くの公園に向かった。

 そこでベティをベンチに下ろす。

「っはぁはぁ、やっぱり、キツイかな……」

 でも、やらなくてはいけない。

 僕の頭にあったのはそれだけだ。

 だから僕は、禁術として地下倉庫の奥深くに眠っていた禁術を使い、記憶を操作し、さっきベティが見たものと副魔導師長達が僕を見たことを消し、新たに都合の良い記憶をあてはめた。

 そしてこの国にいる者達が、認識している『僕』を捻じ曲げ、僕は『僕』でありながら僕ではなくなった。

 同時に、時を止めていた魔法の効果が切れ、目の前のベティがベンチから降り、動き出す。

「?! ッ……!!」

 こちらを見たベティが僕を見て、ありありと恐怖の色を浮かべ、走り去った。

 どうやら成功したようだ。

 僕は嬉しいはずなのに、なぜか心が酷く痛かった。

 その痛みから、この場から、この国から…………一刻も早く、逃げ出したかったんだ。

 だから、僕は何も見たくなくて目を閉じる。

 そして、残り少ない体力を振り絞って、完成させたばかりの移動魔法を使った。

 行先なんて決めていない。

 出るところは海の上かもしれないし、灼熱の大地かもしれない。

 もしかしたら極寒の地なのかもしれない。

 でも、それで良いと思ったんだ。

 だって、師と慕ったキーゼ教授は死んで、ベティには拒絶され、おそらく僕が魔法をかけた人間たちは僕を拒絶する。

 父さんや母さん、ファルカ、みんな。

 僕がそう、したから…………。

 そんなことを思いながら、目を開ける。

 目の前に広がっていたのは、緑あふれる大地だった。

 でもすぐに意識が遠のいて、その美しい景色は見れなくなってしまったんだ。



 次に僕が目を開けたとき。

 視界一杯に、光のような髪と血のような瞳をもった幼子がいて、僕を見て嬉しそうに笑った。

はい。

長文です。

初めから誰が主人公なのか目に見えてますね……。

ですので、これは私の自己満足で、息抜きです。

以上。

ここまで読んで下さり、誠にありがとうございました。

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