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プロローグ
初めて書く作品なので温かい目でご覧下さい( ˘ω˘ )
ダーク表現あり
不定期投稿
それはとある研究所での出来事だった。
宇宙と地球との交流が盛んになったこの時代、天文学や生命学においてとても優秀な成績を収めていた教授が、蟹座の一等星「β星」の石を持ち帰国した。
「素晴らしい…まさか、宇宙に転がっている石にそんな力が…」
教授は、その石に細かな生命が誕生するにおいて必要な成分を発見したのだ。
それに愕然とした教授は辛抱強く研究を続け、人間より遥かに寿命の長い新たな生命を作ることに成功した。
教授は、この発明を活かし十ニ星座を具現化し、論文を提出した。その後、多くの人から慕われる存在となった。
そして教授は結ばれ、子を作った後失踪してしまった。それを悔やんだ教授の子は、教授基母親を探すべく教授の創った十ニ星座を引き連れ旅へ出た。
「母さんは何故僕を置いて…」
これは、そんな教授の子と十ニ星座達のお互い人間らしく成長しながら様々な困難を共に乗り越え、教授を探す愉快で不思議な物語_______