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詩❲心理描写-暗❳

透明な線

作者: 日浦海里

線が見える

一本の線


くず糸のような

ふわふわした線


色のない

透明な線


見えるのに

見えてない


何がしたい?

どこに行きたい?


ふよふよ ふよふよ


空を漂う

線を追う


どこへ行くも

何をするも


お前は自由

繋がれてない


線が見える

一本の線


色のない

透明な線


何にも繋がらない

形もはっきりしない


気づけば消えてしまってる

そこにあるけど

どこにもない


線が見えた



----

何にも繋がれてない

どこにでも行ける


自由だけど

自由であることに戸惑う


何でもできる

何してもいい


そう言われて

迷わず何かができるようなら


きっとふわふわとは漂ってない

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― 新着の感想 ―
[一言] ①問いかけが線に対してと読む  どこにも繋がれていない自由なはずの存在→線 ②問いかけが自分に対してと読む  自由なはずの自分に、ちらつく、自由を遮る境界→線  ふたつの読みかたで…
[一言]  薄雲を見上げて『自由でいいなぁ』なんて。  言えてるうちはまだいいのでしょうね。  空を見上げるだけの気持ちの自由はあるのですから。  向くべき方向がわからないだけなのか。  向き合いた…
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