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消えた天才魔術師  作者: 空に浮かぶラムネ
1/1

事の始まり

「大変です!クグサ様。」僕の従者は暑そうに息切れしながら飛び込んできた。

「なんだ落ち着いて話せばいいじゃないか。慌てるな。」

僕はなんとなく察していた、次に彼がいうことを......というか「待っていた」の方が正しいかもしれない。

「帝国からの命令でクグサ様を生贄にし、神の怒りを鎮めるとのことです!」

ついにこの日は来た、逃れる事のできない繰り返される悲劇。私も自ら魔術師になろうとしたわけでもないのに。なぜか自由も友もできない聖術師になったのだろうか?

事の始まりは20年前........................................


ー20年前(志翔三年)ー

この時「僕」はまだ「私」だった。

○○中学校の中学二年生だった。私の名前は小草 凛

厨二病晩期にかかってしまっていたゲーム好きのオタク

今日も

「おーい、小草一緒にバイ○○ザード4やろうぜ。昨日全クリしたんだって?」

「ああ、まぁいいけど。というか、君この間の中間で赤点とったから部活行けないからゲームやってんでしょw」

「ック。お前痛いとこ突くな。てかやんねぇの?」

「やるわ普通」

「じゃあ今日〇〇図書館の公園で集合!あと佑月と翔太も誘っといて。」

「りょ」

佑月<ねえ、新しいゲーム見つけた。一緒にやんない?

私<いいよ!明日私ん家でやろう親いないし

佑月<いいね。じゃあ朝9時に行くから12時まで寝ない

でね。

佑月<おやすみ!!!

ッウ。痛い。うちはシングルマザーだ。それに母は常に出張。毎月お金が送られてきてそれで生きてるだけ。捨てられたのと同然。毎日朝3時までゲームやって土日は12時まで寝る。なのに太らない私はいつも佑月に羨ましがられる。

次の日

佑月は予定より30分遅れてきた。まあ私はいつも通り寝てたけど......

「アッ。ごめんごめん遅れちゃったw」

いつもそうだ必ず遅れる。時間ピッタリに来たことがない

というか時間より早く来たら豚でも空が飛べる。

「ねえ、凛まだ寝てたでしょ?私が来なかったら絶対まだ寝てた!」

「はいはい、でッゲームは?」

「じゃーん。消えた天才魔術師!これは全..............」

「へえ。天才魔術師?炎よ我怒りに任せて燃え盛るのだ〜みたいな?で?レベルアップして怪獣全部倒す系?あと..」

「ちゃんと聞いて!!!!」

「はい!」

<これは全身感覚体験のゲームで、全身でゲームが体験できるの。なんか痛みとかも、あと喋ってることが全てゲームに反映されるから愚痴とか言ったら聞かれちゃう系のゲームだって。>

「へー。プログラミングした人尊敬するわ。」

<ルールは簡単。ゲーム内で実質的な権力を握る人になること。ゲーム内の30日間は現実世界の1秒です安心して遊んでください。>

「すげ。」

<何人でも遊べます。何人かで速さを競うのもいいかもしれません。>

「へえ。おもろ」

<人数をパネルの上で選択し、一人一つスタートボタンを押してください。>

「(@_@)簡単だ。ねえ佑月さっそくやろう。」

「このゲームだったら凛もやったことないから同時進行でやろう!」

「いいよ。どうせ私が勝つしw。」

「ぜったい勝ってみせる!」


<私はゲームマスターです。二人一緒にゲームをやりますか?>

「いいえ」「ちゃんとした日本語喋ってる!」

<失礼な!>

<ならば設定はそれぞれ行うので左の部屋と右の部屋に分かれてください>


ー私側ー

<失礼な!私とあの知能の低いAIと一緒にするな!>

「はいはい」すげ〜これもプラグラミングで出来てるなんてプログラマー見くびっちゃいけないわ

<フン!じゃあ設定を行います。まず性べ..........

「設定なんかランダムでいいじゃん!」

<ゲームマスターの言うことをきちんと聞きなさい!>

「へい!」なにこの機械おもろ

<ランダムでも決めろ!

性別○ 名前○○○ (5字以内) 見た目_

を決めろ!>

「性別男 名前、名前、うんクグサで!見た目は美男子!」

<ではゲームを開始いたします!>

続きは次回で


初めて書いたんですけどよろしくお願いします

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