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エルロワーズの森と黒き竜  作者: 山川コタロ
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 相変わらず九龍飯店のVIPルームの空気が悪い。

 ラウとロッテは笑顔で睨みあっているし、エリーゼもロッテのフォローをしようと様子を窺っている。

 アンジーなんて真っ白に燃え尽きている。

 

 まぁアンジーがこの店を選んだ結果、こんな事になっているのだから責任を感じてしまっているのだろう。


 アンジーは何も悪くないのに……。


 いい加減腹が立ったオレは、こいつ等を放っておく事に決めた。

 何を言っても無駄だと思ったからだ。


 せっかくの食事を台無しにしやがって……。

 作り手側もこんな空気の中で食事をしてもらいたくないだろうに……。


 なので店員を一人呼んで、個室に一人待機させている。

 主にオレの追加注文を取る役目としてだ。

 それは、クロムであったり、セシリーであったり、ルナであったり、ミケであったり、順番に交代で来ているようだった。

 メアとアステアは来なかった。

 あの見た目では、二人はしょうがないだろうから。

 メアは明らかに悪魔っ子だし、アステアもメアと同じく、その背中の羽がどうしてもチャイナドレスでは隠せないからに違いない。

 残念に思う反面、機嫌の悪い子供達に責められなくてよかったとも思うオレもいた。

 

 セシリー達もオレが邪険にしないと分かると、すごく嬉しそうにオレの後ろでニコニコしながら注文を聞いてくれた。

 コソッとミケが、カラーコンタクトを外して、実は怒ってなどいないという事も教えてくれた。

 みんなオレに会えなくて、寂しかったのは本当だけど、オレに怒るなんてあり得ないと。

 みんなが怒ったフリをしていたのは、全部ラウの指示だったと各々が証言してくれた。


 そんなオレの怒りの視線を感じていながらも、ラウは脇目も振らずにロッテと舌戦を繰り広げている。

 だが最早そんな事もオレにはどうでもいい。

 駆け引きがしたいなら、思う存分にやり合えばいい。

 オレは食事を楽しむだけだ。


「で、ホーエナウ家はどないするつもりなん?レイを寄こせって言ってみたり、かと言って当主には会わせんって言ったり……。それじゃ世の中通じんで?」


「私達は冒険者としてのレイを必要としているだけです。クーロン商会の跡継ぎとしてのレイではありません。冒険者として登録されている以上ギルドの規約に乗っ取ってレイを雇用するだけです」


 それは厳しい言い訳だと思うぞ、エリーゼ。

 貴族の息子だろうが、商会の息子だろうが、冒険者として雇う事に問題はないだろう。

 しかし心情として、自分の息子が別の商会や貴族に雇われて、危険な目に遭うとなれば誰だって反対するし、強引に話を進めたら自分の家にケンカを売られたと取られてもおかしくない。

 実際問題、金で解決する話ではないんだよな。


「あっ、ルナ。このフカヒレ追加で二人前ね?」


「はい。レイ様」


 後ろで給仕をしていたルナもご機嫌だ。

 チャイナドレスがよく似合っていてとても可愛い。


「いやいや、それは通じんで?レイは冒険者やけど、クーロン商会お抱えの冒険者や。引き抜きはルール違反やで?」


「それはソイツがいいって言えば、問題ないじゃない!少なくともコイツは当分はただ働きで、私の護衛をするって約束したわ!どう?文句ある!?」


 まだやってんのか……。

 飽きもせずにまぁ……。


「ホーエナウ家がそう言ったら、ハイとしか返事出来んかったんとちゃう?そんな事されたらクーロンとホーエナウ家との関係が悪なるって思わへんの?」


「おっ?これ美味しいな……。ほらっ、セシリーも食べてごらん?いいだろ?ラウ」


「……好きにしぃ」


 料理を持ってきたセシリーにもフカヒレの姿煮を食べさせてあげる。

 店員としては失格だろうけど、この場にはオレ達しかいない。

 多少の粗相は多めに見てもらわないと。


「ムフォ~!最高に美味しいのです!レイ様にもあ~んなのです!」


 頬っぺたを抑えて、目をパチクリさせながら喜んでくれた。

 ついでにオレにも食べろとフカヒレをレンゲですくって口に差し出してくる。

 セシリーから食べさせてもらえるなんて!これはご褒美だな。

 最近忙しかったから、たまにはこんな役得があってもいいはずだ。


「ありがとう、セシリー。やっぱりセシリーに食べさせてもらうと格別に美味しいな」


「ニシシ、なのです!」


 照れるセシリーも最高に可愛い。


「……あんたら……何、和んでんのよ……。こっちの気が散るのよ……」


「そう言うなよ。ロッテも食べてみろよ?まだフカヒレ食べてなかっただろ?ほらっ」


「はぁ!?あんた私達の話聞いてんの!?ご飯食べてる状況じゃないって……ング!あらっ?本当に美味しいわね、これ」


「だろ?ほらこっちも食ってみろよ?」


 今度は麻婆豆腐も食べさせてやる。

 最初はジト目で見ていたロッテも、オレが直接口に放り込むと、ホッペタを抑えて満足そうに食べ始めていた。


「……ゴホンッ!えーとですね……。何もホーエナウ家はクーロン商会との関係を悪くさせようとは思っていません。ただこの件が収まるまで、レイを貸して頂けたらとお願いしているのです。もちろんそれ相応の謝礼もお支払いするつもりです」


 ……ウソばっかり。

 エリーゼなんてあわよくば、オレをロッテとくっつけようとしてたじゃないか……。

 そのまま二人で駆け落ちさせたり、森に連れて行こうとしたり……。


「それはかまへんよ?ただ、それなら御当主様に挨拶させて欲しい言うとるんや?」


 いいのかよ!?

 オレはペットか何かか?


「ちょっと!?他にどれが美味しいのよ!?途中から私も食べてないんだから、何か頼んでよ!」


 ロッテも話し合いは飽きたらしい。

 その気持ちはよく分かる。

 だってオレはとっくに飽きてたから。


「……そうだな……。北京ダックとか高級品で美味いぞ?パリパリに焼いた鳥の皮だけを食べるんだ。生地に野菜やミソと包んで一緒にな。みんなで食べれるし、スゲー美味いぞ?アンジーもそれでいいですよね?」


 アンジーもさっきからずっと燃え尽きているだけで、全然御飯を食べていない。

 余りにも可哀想なので、アイツ等は放っておいてみんなで食べよう。


「そ、そうね。私が悪いんじゃないしね。気にしたら負けよね?」


 まるで自分に言い聞かせるように言い訳していたが、そのアンジーの考えは間違っていない。


 どうせだ。

 待っている子供達も呼んでしまって、みんなで食べよう。


「ロッテ?ウチの子も呼んでいいか?みんなで食べたいんだ」


「いいわよッ!私も今日はただのロッテだからッ!」


 お前さっきまで貴族全としてたじゃないか。

 けどまあ食事は大勢の方が美味しいのは間違いないからな。


「ジークフリート様に会わせる事は出来ないと言っているんです!それ以外ならどんな条件でも飲みましょう。今もしジークフリート様に何かあれば、ザクセン領は終わりです。それくらいは理解できるでしょう?」


 ハイハイ。どっちも頑張れ。負けんなよ。


「レイ様」


「……マスター」


 ルナとミケもすぐに部屋にやって来た。

 どちらもすごく嬉しそうだ。

 その笑顔を見るだけで心が和む。


「クロム。悪いんだけど、追加で料理を頼んでいいか?それが終わったらみんなで一緒に食べよう?」


「もちろんじゃ。スマンのう。ワシにまで気を使わせて……」


 いいって事よ。

 せっかくなんだ。みんなで楽しもう。

 アイツ等は勝手に交渉してるだろう。

 あの調子じゃまだまだ話も終わりそうにないだろうし。


 もっとも自分の身請け話に全く興味がないオレもどうかと思うけど……。


 クロムにはさらに大量に追加注文をしておいた。

 みんな大食いだから。セシリーやルナやミケもそうだけど、ロッテも無茶苦茶食うからな。

 あれは魔力量が多いロッテならではなんだろう。

 全部魔力で消費される。

 それでもよく食べる子は嫌いじゃない。


 以前日本にいた時に、付き合いで同僚にコンパに連れていかれた時は、来ていた女の子は誰も食事を食べようとしなかった。

 チラチラとオレを見るだけで、コンパとはこんなに静かなモノかと感じたのをよく覚えている。


 あれは辛かったなぁ~。


 その時は携帯を持っていないと言ったら、全員にドン引きされた。

 あれが元で携帯を買う事にしたんだった。

 誰からも電話とかなかったけど……。


「これ美味しいわねッ!でもまぁ、あんたの作る料理の方が美味しいわよッ!」


 それは……お世辞でも嬉しい。

 家庭料理とプロの料理は全く違うとはいえ、料理は好みもあるから、褒められると素直に嬉しい。

 

「わ、私もそう思います!私の方がこの人間より百倍はレイ様の料理を食べていますし、その千倍は美味しいと思っています!」


「……マスターの御飯は最高」


 子供達に褒められると嬉しさもひとしおだ。

 今度の交渉が上手くいったら、腕によりをかけてご飯を作ってあげたい。

 そんなオレを見て、ルナもミケもご機嫌なのか、特にミケはえらく饒舌だ。

 こんなに喋るミケを見た事がない。


「あんた、子供にモテるわね……。やっぱり餌付けしてるからかしら……」


 はたしてそれは正解なのか……。

 確かに餌付けはしているが……。


「なんじゃ?まだやっておるのか?いい加減、飯時くらいは暗い話題は止めにせんか?お前様よ」


 ようやく給仕が片付いたであろうクロムが、部屋に入るなり呆れてラウに苦言を呈しているが、ラウは一向に聞く様子がない。


「なんや。これは大事な話やで?それはクロもよう分かっとるやろ?」


「全く……。若様はこやつ等を友人じゃと言ったのじゃ。ならそれでもうよかろう?後はあの村と一緒じゃ。こやつ等が何と言おうとワシ等は守るだけじゃ。多少の打ち合わせくらいは必要じゃが、それほど目くじらを立てんでもよかろうに……」


 ヤレヤレ……と言った態度でいるクロムだが、ラウはまだ気が納まらないようだった。

 次第に空気も悪くなっていく。


 何をあんなにムキになっているのかが分からない。

 何がそんなに気に入らないのか……。


 仕方がないので、オレは酢豚を追加注文しておいた。


「すいません。酢豚一つ」


 ちなみに店員は普通の人間だった。

 店員ごっこをしていた子供達はみんな、テーブルで一緒にご飯を食べていたからだ。


「これはな……下手したらレイの今後に関係する話や。ええんか?みんなそれで。レイがその嬢ちゃんに持ってかれるかもしれんのやで?最悪レイのお嫁さんや」


 そのラウの発言によって、個室の空気がガラリと変わってしまう。

 一同目を見開いて驚いている。

 ロッテなんて、ラウの言葉を聞いた瞬間に顔を真っ赤にして固まってしまった。

 フォークからはエビチリをポロリと落としている。


「……私はいずれそうなって欲しいと思っています。レイならお嬢様を任せるにふさわしい男性だと信じていますから。断じて邪龍の嫁になどさせません!」


 更にエリーゼが火に油を注いだ。

 遠回しにオレを褒めたつもりなんだろうが、邪龍という発言がみんなの気にひどく触ったらしい。

 

 だってドラゴンとか龍とかって、多分この辺にはオレとラウしかいないモノな。


「どういう事や……邪龍の嫁って?そんな話、ボクは聞いてへんで?」


 黒いオーラを漂わせたラウがチラリとオレを見た後、エリーゼに詰め寄っている。

 エリーゼもこの際全部話そうと思ったのか、ラウだけでなく、子供達にまで言って聞かせていた。

 何故かアンジーも聞き耳を立てて混ざっていたが……。

 ロッテは……未だ固まったままだ。


 オレはといえば受け取った酢豚を食べながら、タンタンメンを注文するべきか、止めとくべきかで、とても……とても迷っていた。


「ほほう?そないな話になっとったんや?初めて聞いたわ……。なぁレイ」


「全くじゃ……。それは……許しがたいのう……。のぅ……若様?」


 みんなの視線が痛い……。まるで突き刺さる様だ。

 ロッテだけは俯いたまま顔を赤らめている。

 ザクセン領の為、ジークフリートの言いつけを守って邪龍に嫁に行くか、オレを金で買って駆け落ちするか決めかねているのか……。


 そんな態度だと、みんなにオレを連れて駆け落ちすると思われるぞ?

 お前もいい加減否定しろよ……。

 

 仕方がない……よし!オレは決めた!




 やっぱりタンタンメンは頼もう!


「お姉さん。タンタンメン一つ」


 全部を無視する事に決めた。


「これはクーロン商会にとってもいい話だと思いますが?ホーエナウ家の令嬢に婿に来るなど一商会ではあり得ない話ですよ」


「こっちはそんな話どうでもいいのです!それよりも森に嫁ぐ話の方が重要なのです!そんなの絶対に認めないのです!」


「せやな。滅びる予定の領地に息子を婿にやって喜ぶ親がどこにおるんや?バカにしとるとしか思えんわ」


 みんなひどくヒートアップし始めた。

 たまにそれは言ったらマズイのでは?というような発言まで飛び出している。

 それに気付いたアンジーが必死にみんなを止めている。

 

 そんな中オレは……タンタンメンがもう少し辛かったら最高なのに……と思っていた。

  

「それなら益々ジークフリートとやらに会わん訳にはいかなくなったようじゃのう?」


「……全くですね。レイ様に嫁だなどと……。ふざけています!」

 

 クロムもルナも怒りを隠しきれていない。

 

 みんな御飯をもっと楽しめばいいのに……。


「お姉さん。この最高級珍味の壺蒸しスープも追加ね」


 何故か店員のお姉さんが苦笑いをしていた。若干額からも汗をかいているようにも見えた。


 その間とうとう我慢が出来なくなったのか、エリーゼと子供達が激しく言い争いを始め出してしまった。

 慌ててアンジーがみんなの仲裁に入る。

 その光景を見てオレも慌てて杏仁豆腐を注文して、酢豚とタンタンメンをテーブルから避難させた。


 危なかった……。まさに危機一髪といった所だった。






「……なんでキミそないにマイペースなん……?」


 スープを飲むオレに、呆れたような表情でラウが問いかけてくるが、そんな事は知らない。

 間違っても人が死ぬような事態にはならないだろうと思っているからだ。


「……なるようになるだろ?それよりもラウもこのスープ飲んでみ?美味いぞ?」


「…………はぁ……もぅええわ」

 

 ラウにスープを差し出すと、脱力したのかラウも争う子供達を止めに入ってくれた。

 オレは固まったままのロッテにもスープを飲ませてみる。

 固まってはいるものの、どうやらスープは美味しかったらしく素直に飲んでいた。

 どれどれ、次は杏仁豆腐も食べさせてみよう。


「ほら、みんなもこっちで御飯を食べな。後はオレが何とかしておくから」


 その言葉でようやく事態が収拾したのか、渋々といった表情でみんながオレの周りに集まって来た。

 一口づつスープを飲ませると、みんなようやく表情を崩して、ホンワカとした表情に変わってくれた。

 

 どこの世界でも美味しいモノは正義だった。


『ジークフリートとは近い内に会談するんだ。それでいいだろう?今考えなくてはいけないのはアルべリア王国だ。明らかにエルロワーズの森の魔物と繋がっている。もしかしたら相手は赤鱗かもな?どこが肩入れしてるか分からないが、せっかく尻尾を出してくれてるんだ。今ジークフリートに死なれたら困る。嫁云々はまた別の話だ』


 何事もないように食事を続けながら、念話をみんなに入れると、一斉にオレに笑顔を向けてくれた。

 分かっていないのはエリーゼとアンジーとロッテ。


 そして……クロムだけだった……。

 寂しそうに指を咥えて子供達をキョロキョロと見渡していた。

 何があったのか分かっていないのだろう。オレに縋りつく様に視線を投げかけてくる。

 面倒臭かったので笑顔でアイコンタクトだけしておいた。

 それでクロムがオレの話を理解出来たなんてこれっぽっちも思わなかったが……。

 アイツには後でラウから念話を入れておいてもらおう。

 

「エリーゼ。当分はオレがロッテの護衛をする。嫁云々はなしでな。その代わりジークフリートの護衛だけはしっかりしろ。クーロン商会にとってもジークフリートの命は生命線だ。こっちに付くからには生きていてもらわないとクーロン商会も共倒れだ。それがザクセン領に付くオレ達からの最低条件だ」


 半分ウソで半分本当だ。本音は念話の方。

 別にジークフリートが倒れてもエルロワーズの森は滅びないし、クーロン商会も名を変えて生き残るだろう。

 ただ余計な手間が増えるのと、アルべリア王国と赤鱗に挟まれるのが面倒くさいだけ。

 それに……アサギリの義理の父と、コイナさんの祖父と従妹が死ぬのがイヤなだけだ。


「はい!それはもう!レイになら安心してお嬢様を任せられます!後ジークフリート様は心配いりません。誰よりも用心深いお方なので」


 身内がバンバン暗殺されまくるんじゃそれも当然か……。

 ホーエナウ家に子が少ないのも頷ける話だ。

 ロッテといい、ジークフリートといい、貴族に敵が多すぎるだろう。


 一旦はこれで落ち着いたと思っていいだろう。

 オレが嫁とか勘弁して欲しい。

 出来るならエルロワーズの森と隣接しているザクセン領には頑張って貰いたい。

 個人的な理由も増えた事だし……。

 アサギリとコイナさんの事は置いておいても、ロッテやエリーゼやアンジーがオレの友人だというのは、本当にそう思っている。

 出来れば死なせたくないし……オレの手で殺したくはない……。

 

 彼等が友好的な手を打つ限りは、オレも友好的な態度を取ろう。

 それはオレに残っている人間的な感情がそうさせるのか、それともそれが、ただ単にオレに利益があると考えているのかは分からないけれど……。


 そうやって一部和やかに、そして一部はギスギスとした食事会は無事幕を下ろした。




 ただし……お会計を見て、オレはそのまま倒れるかと思った。


 誰だ!?あんなに食ったヤツ!

 おかげで財布が空っぽになったじゃないか!?

 許せないな。

 ラウがおごるって言ってたのに……キッチリ請求された。

 ただ御飯を食べていただけなのに……ああいう嫌がらせって……どうかと思う。


 仕方がないので、寂しくなった財布を片手に今日はロッテの屋敷に帰る事にした。

 


















 


  

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