品性下劣達
リコ「元々私って理解力ある方だったからさ同性愛とか本人達がいいんだったら別に周りが言うことではなくない?って
思ってるってルイくんにも言ったことあるよね?」
ルイ「あれはビックリした!急に何を言い出したんだコイツはってあとあと聞いて思ったよ」
リコ「だってそれで気持ち悪いっていじめられてるのは違くない?
その人が何かして報いを受けてるならまだ分かるけど
なにもしてないしされてもないただ自分たちとは違う価値観だからって排除しようとするのはお門違いだよ」
ルイ「それで『お前達は楽しいのか集団でよってたかって品性下劣共そんなに他人と違うのが怖いのか実に浅はかだな』ってそいつらに言って今度はリコが標的になってしばらくいじめられただろ?」
リコ「いや、一時期嫌がらせはされたがつまんなかったらしくてすぐ解放されたよ周りに人も居たしな私
本当に感性が乏しくて幼稚で可哀想な悲しい人達だったよあーゆーことしないと自分が保てないんだろう」
ルイ「ほんとやめてくれよ首をすぐ突っ込むのとなんでもかんでもすぐ思ってること口にだすの
他の奴らから苛められてるって聞いたときの衝撃と理由
そして本人に大丈夫か!?って聞いたらケロッとしてるし…」
リコ「あそこで見て見ぬふりするなら私は私を許せなくて殺すよ
だからあのときの言動に全く後悔はしてない!心配かけたことは謝るけど」
ルイ「なんか話がずれたな…なんの話をしてたんだっけ?…そうだ!リコはいわゆるバイだったってことか?」
リコ「あんまり分類に分けるの好きじゃないんだけどあえて分けて名前をつけるなら私は他の人達よりもバイよりなんだろうねほんと人間ていろいろわけたがるよねなんでだろ理解できないのが怖いからかな?」
ルイ「じゃあ、それはいつからなんだ?元々理解力あるな~とは思ってたけどバイだったからなのか?」
リコ「ううん、そこは違う
元々そっちに偏見が全然なくて でも気づいたって言ったじゃん?
きっかけは女の子に告白されたことなんだけどさ
彼女もいろいろ葛藤があったり周りの目があったり…でも勇気をもって告白してくれたわけじゃん?
もし私の性格が破綻してたら言いふらされて見世物みたいにされていじめられるかもしれないのに
だから一度ちゃんと考えてから答えを返さなきゃなって思ったらいろいろ疑問とかも出てきた訳ですよ」
ルイ「それで一番最初に戻ると…」
リコ「そーゆーこと!たぶんみんなだって少なからずバイのかけらみたいなものはあると思う」
ルイ「それに気づくか気づかないかはきっかけ次第ということか」
リコ「恋愛って自由って言うけど言うほどめっちゃ自由でなんでもOKな無法地帯ではないじゃん?
立場上好きになってはいけないとか 好きな人と周りの問題で結ばれることが叶わないとか 好きな人に大切な人が居るから諦めるとかね
私の恋愛価値観とか他の人に言っても全然共感されないからわりと特殊な方だって分かってるんだけどさ」
ルイ「なんだ?共感されたいのか?」
リコ「いや、人は人 自分は自分だよ
だけど小さい頃から私と一緒だから多少物事に理解力はあるけどキングオブ普通な常識人のルイくんの恋愛観を知りたいと思ってね」
ルイ「え?なに?俺一般人Aってディスられてる?笑」
リコ「とりあえずいいから答えてよ!…モブくん笑」
ルイ「おい、答えるの放棄してもいいですか」