危険な腰痛のケース
慢性的な腰痛を患う年齢層は同時に様々な循環器系(血管)の病気や内蔵の病気を患う年齢層でもある。私の所に来た人の中にも腰痛の治療に整形外科に行ったが検査で原因がわからず、総合病院に行って全身の検査をしてみたところ大腸癌だったといった経験をお持ちの方がいた。ヘルニアや脊柱管狭窄症などはレントゲン検査ではっきり画像診断できるが、その際に腸や血管の画像診断をしない場合があるということである。
腰痛を伴う病気は大腸癌だけではない。腹部大動脈瘤が形成されている場合も腰痛は起こる。鼠径ヘルニア(脱腸)や膵臓癌や腎臓癌などもよく腰痛を伴うものである。筋肉や軟骨(椎間板)が原因で起きている腰痛なら命取りにはならないが、癌や動脈瘤が進行すれば身体は大きなダメージを受けたり命に係わったりする。高齢者の腰痛は決して安易に看過すべきことではない。
かなりの慢性的な腰痛が整形外科の治療で良くなることはまずない。それは私の所に来た多くの患者さんが共通して言うことである。また、癌や動脈瘤は病院の治療で摘出その他の一時的な応急措置でその部位を消すことはできても、予防には全くならない。そんな治療を無批判にやっている人が山ほどいるから病院はどこも満員だ。
さて、病院その他の治療で改善しない方が私の所で治療をして良くなるのは腰痛だけではない。同時に動脈瘤が縮小したり腫瘍や癌が消滅したりといった報告を受けてきた。個々の病気を対象にする治療ではないが、大動脈からの血流を確実に促すと全身の血流が良くなり免疫力が上がる。これは私の治療の結果例外なく基礎体温が上がる事実で証明されている。
従って、腰痛の原因が何であろうが、浄血と血流促進を確実にすれば癌を始めとする内蔵や動脈瘤などの血管の病気も改善することになる。便秘も腰痛の大きな原因ではあるが、便秘も治る。ところが、これを整形外科で湿布やブロック注射、癌に対しては抗癌剤、血流の問題にウワハリン(血液をサラサラにする薬などと言われている)といったテクニック対応しかしないと、いつか確実に身体は限界を迎える。
人体は腰痛であれ血管の病気や内蔵の病気であれ、生理的な改善でのみ芯から治ると心得なければならない。それはそもそも医師のみならず他人の力でどうにかなるものではないのである。生理的な改善とは体質改善ということであるが、それは浄血と血流促進が出発点となる。私の治療法はそれを確実に実現するものであるが、実行するのはご本人のみというのが真実である。
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