014 閑話 お前も追放だ
「お前は追放だ!不味い飯を作るやつはいらねーんだよ!」
「はぁ?それはわーたくしのことを言ってるのかーい?」
「飯作るのはお前しかいねーんだから当たり前だろーが!」
「おいおーい、不味い飯と言ったのかーい?」
「ちゃんと聞こえてんじゃねーか!お前みたいなやつはこのクランに必要ねぇ!クビだ!」
「はー?クビ?追放?いったいなーんのことを言ってるんだーい?」
この男はなーにを言っているんだろうなー?
このわーたくしが作った食事がまーずいと言っているのかーい?
「何が王都で一番の料理人だ!嘘つきやがって!クランメンバーの誰もが不味いって言ってんだよ!だからお前はクビだ!」
「どこのどーいつらがそんなことを言っているんだーい?呼んできてくれたまーえ」
わーたくしの料理を不味いと言っているなーんて、しーんじらーれませんねー。
「全員だよ!俺も含めて全員だ!」
「ほーう、ではあーなたも不味いと言うのでーすねー。そーれはゆーるせませーん」
「ムカつく喋り方しやがって……許さなくてもいいんだよ!さっさと出てけ!」
「ほほーう、いやでーす」
「なんでだよ!お前を追放するのはクランマスターの俺の権限でいつでもできんだよ!」
「ほほほーう、それでもいやでーす」
「いやでもなんでも出てけ!」
「理由がわーかりませーん」
「不味いからと言っただろ!アホかお前は!前の料理人の方が良かったって皆言ってんだ!」
「まーえの?そーいつは誰なーんです?」
「ナッシュって生意気な男だよ!あいつがいた時よりクランメンバーの調子が明らかに悪いんだ。理由を聞いたら飯が変わったからってみんな言うんだよ!」
はーん?ナッシュー?聞いたことあーりませんね。
わーたくしより優れた料理人などいてはならんのでーす。
「いいから出てけ!あの男より不味い飯を食わすやつはいらねーんだよ!」
「わーたくしが出ていったらー、ここはどーなるんでーすか?」
「そんなのお前には関係ねーだろ!」
「でもいやでーす。出ていーきませーん」
「はぁ?ふざけんな!おい!誰かこいつをつまみ出せ!」
「おやおーや、暴力反対でーす」
こーれはこれは、クランでお強い方がお二人も来てしーまいました。
さすがのわーたくしも腕力には自信があーりませんねー。
素直に出て行くとしーますか。
「ナッシュ……」
このおーとこはゆーるせませーん。
わーたくしの経歴にきーずがついたじゃあーりませんか。
どーちらの腕が上なーのか、教えてやれねばなーりません。
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