この女! 私と一緒に死んでほしいと俺に言ってきやがった!
“この女! 私と一緒に死んでほしいと俺に言ってきやがった!”
まだ俺と付き合って1ヶ月しか経っていないこの女!
俺とこの女との最初の出会いは、、、?
この女とは、俺がよく行くコンビ二店で出会ったんだ。
たまたま、雨が降るその日にこの女と俺は出会う。
この女と出会った時は、女はびしょ濡れでコンビ二で雨宿りも
兼ねて入って来たところだった。
俺は既に店の中に居て、この女を見ていた。
俺はてっきり傘も持っていないから、コンビ二で傘を買って帰るのかと
思っていると? どうやら財布も携帯も忘れてきたみたいで、
そのままこの女は店を出る。
でも外はまだ雨が降っており、小ぶりになるのをこの女は待っていた。
その時、俺がこの女に声をかけたところから災難が俺に降りかかって
きたのだ!
『・・・あのう、もし良かったら? 俺の傘、貸しましょうか?』
『えぇ!?』
『俺、家近いし、別にいいですよ。』
『・・・で、でも?』
『じゃあーこれ!』
『えぇ!? ちょ、ちょっと、』
俺はこの女を置いて、走って家まで帰ったんだ。
少し濡れたが、まあ女性が雨に濡れるよりはいいと思ったのと
ほんの少しだが、下心もあったのかもしれない。
ひょっとしたら? 俺があの女に貸した傘がまた返って来ると少し
期待もしながら、、、。
でも? “俺が想った通り、この女から傘が返ってきたんだ!”
『あのう、この前はありがとうございました。』
『あぁ! この前の女性?』
『あ、はい、借りていた傘を返しに来ました、なかなか会えないから
いつ返せるのか? 少し不安もあって、』
『ひょっとして? 何回かこのコンビ二に来たの?』
『・・・3回ほど、でもやっと会えたから良かったわ!』
『別に返さなくてもよかったのに、気にしててくれたんだね。』
『勿論! また会えて嬉しいです!』
『・・・そ、そう言ってもらえると、コッチも嬉しいな。』
『“また、会えますか?”』
『ここのコンビ二に来れば、いつでも会えるよ、俺この辺に住んでるし。』
『じゃあ、またココに来ますね。』
『うん。』
『今度会った時は、お礼をさせてください。』
『えぇ!? 別にいいよ、気にしなくて!』
『ダメです! 私がそうしたいから、お願いします。』
『・・・ううん、分かった、じゃあまたココで会えたら?』
『はい。』
あの時の俺は、あの女にああ言われて少し浮かれていたんだ。
前の彼女と別れて3年! 女性ともまともに会話もしなくなり、
やっと俺にもまた春が来たのかなって、、、。
そんな淡い恋心を抱きながら俺はこの女に会う事が凄く楽しみになっていた。
そしてまた俺はあの女とコンビ二で会い、今度はこの女が俺にお礼を
する為に食事に誘ってくれる。
・・・まあ、そこから俺とこの女は仲良くなり付き合い出した。
でも、今想うと? “最初にあの女と会った時、何故? ずぶ濡れだった
のか今はその答えがよく分かるよ。”
俺はこの女と付き合って1ヶ月後にこう言われたからだ!
“私と一緒に死んでほしい!”
正直、この女に何があったのか真剣に話を聞いたよね。
そこから俺はこの女と付き合った事を心底後悔するんだ!
『えぇ!? なんで、そんなに死にたいの?』
『“ちょっとした遊びだったの! 元カレが既婚者で今でも私の
ストーカーなのよ! 勿論、貴方の事も知っているわ。”』
『“元カレは、結婚してる男性なの?”』
『そう、どっちみち私達! あの男に殺されるのよ!』
『“なんで、俺が!?”』
『“私と付き合ったからよ。”』
『その男は今何処に居るんだよ! 警察に連絡して、』
『そんな事は、もうとっくにしてるわ! 彼、警察官だし!』
『えぇ!? 警察官なのにそんな事していいのかよ!』
『今も盗聴してるかもしれないわ。』
『ほ、本当になんなんだよ! 絶対に許せねーえな!』
『“だから、私と一緒に死んで!”』
『先ずは、警察に連絡しよう! 話はそれからだ!』
『・・・別にいいけど、時間の問題よ。』
『そ、それでも、何かしないと! 解決しないだろう!』
『貴方がそうしたいなら、そうすればいいわ!』
『“他人事みたいに言うなよ!”』
『もう、どうする事も出来ない所まで来てるのよ。』
『・・・な、何の話なんだ?』
『“もう直ぐ、貴方にも分かるわ!”』
『・・・・・・』
*
【バン、バンバン、ババババ、バン、】
『えぇ!? ど、どういう事?』
『なんかがっかりした、もっと頼りになる男かと思ってたのに、』
『お前の見込み違いだな!』
『・・・な、なんで、お、俺、だけ?』
『“お前が俺の女を寝取ったからだ!”』
『“元カレで、既婚者の警察官か?”』
『あぁ、ちゃんと俺の彼女は返してもらったから、後はもう大丈夫!
いつでも死んでいいんだぞ!』
『・・・・・・』
『サヨウナラ。』
『・・・お、俺、死ぬのか、』
『“そうだよ、もう行こう。”』
『あぁ!』
『・・・・・・』
俺は昔から、“変な女ばかり惹きつけてしまう。”
俺の母親は、男を作って家を出て行ったし!
俺の元カノは何度も浮気を繰り返していた。
最後の女は? 俺を女のストーカーに殺させた。
俺の人生って一体? なんだったんだろうな。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




