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風と太陽

作者: 神オムツ

二人の善悪の神々は話し合った。

人間は善なのか

悪なのか?



神は

それぞれ善と悪のウイルスを

作って

人間界へばら撒いた。


悪のウイルスの感染者

次々と隣のものを仲間にし

略奪を繰り返し暴力で仲間を増やしていく。


対して善の感染者は

何もしなかった


悪の神は大喜び

見ろ悪こそ人間の真理

だから広がる

善は行動すらしようとしない!


善の神は笑いながらまぁ見てなさい

と言いました


悪の集団が善の感染者を見つける

残りはおまえ一人だ。


さぁ従うがよい。

善の感染者は答えた


私を殺して学ぶが良い。


ならば死ね!



悪の神は笑いながら言う

つまらん最後だ。


善の神はまぁ見ていなさいと微笑む。



その夜

一人の人間が苦しげにしていた。

オレは罪のない人を見殺してしまった。

今、声を上げる時だ!


我々は間違えている。

皆目を覚ませ!


死体が二つになる。


その夜

俺たちは集団に流されて無抵抗の人を殺してしまった。

複数の人間たちも後悔していた。


善のウイルスは蔓延し始めた。



皆目を覚ませ、目を覚ませ!

いつしか世界は

美しく輝いていて


善に溢れていた。



悪の神は頭を下げて

善の神に謝ろうとした


が善の神は

それを制し

まだ見るように言う 


一人抵抗していた悪のウイルスを殺した善の者は

悩み始めた。

正義のためなら殺人すら許すのかと


目を覚ませ。目を覚ませ!

やつらは正義を振りかざした悪だ!


悪の神は驚いて

善の神へ問う


この未来が見えるあなたは何者です?


姿を現した裁きの神は微笑みながら

天高く舞って行った。



北風と太陽をモチーフにしましたが

正直

壮大すぎて

現実離れしたラストが嫌いです

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