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11 犯人の動機がわかりました。

どうぞよろしくお願いいたします。

 11 犯人の動機がわかりました。



 思わず走り出してしまったが、今は授業中だ。

 オットが、ルーヴに手を出すにしても、今すぐではないだろう。

 リリスは自分の軽率さに呆れた。一先ず、授業に戻ろうと、踵を返した時だった。

 背後から爆音が轟いて、リリスは振り返った。


 石造りの壁が破壊されていた。今しがたリリスが居た場所だ。砂煙が立ち込める中、何かが居た。

 次第に視界が明けてくると、全身から灰色の毛が生えた大きな獣の姿が現れる。


 (そんな……まさか……!)


 その姿には見覚えがあった。

 ゲームの中の、人狼化したルーヴの姿と瓜二つだった。


 「ルーヴ⁉」


 返事はない。その代わりに、獣の唸り声が響いた。

 二足歩行のその獣は、学園の制服のズボンを履いていた。そのズボンには、ルーヴが普段付けている金属のアクセサリーが揺れていた。


 ルーヴに間違いなかった。


 (何故、人狼化していますの⁉)


 ルーヴの黄色い瞳がリリスを捉えた。


 「ウグルルル……グルアアア!」

 「きゃあ!」


 ルーヴの鋭い爪が、リリスが居た場所を切り裂いた。

 床に倒れ込むようにして、咄嗟に避けて事なきを得たが、ルーヴは、じろりとリリスを目で追った。


 「ル、ルーヴ……、お気を確かに……元の姿に戻るのよ……!」


 たとえ、人狼化していたとしても言葉は通じる。


 獣落ちは、自分の意思で姿を変えることが出来るので、中身は元のルーヴのままなのだ。

 しかし、無許可の人狼化は規則違反にあたる。このままではルーヴは退学だ。


 「グルルル!」


 ルーヴは牙を剥き出しにして、リリスを威嚇した。


 「え……嘘……」


 リリスは、呆然と呟いた。

 目前には、ルーヴの尖った爪が迫っていた。


 動けなかった。何もすることが出来ず、ただ呆然と、猛り狂うルーヴを見詰めていた。

 走馬灯のように、ゲームシナリオが脳裏を流れる。


 ――切り裂かれた腹。

 ――溢れる血。

 ――動かなくなった腕。


 悪女リリスの最期だ。


 (ああ……わたくしは、死亡フラグを回避出来なかったのね……)


 どんなに頑張っても、悪役には悪役としての最期が訪れるのだろう。


 「――危ない!」


 床にぺたんと座り込んでいるリリスを、誰かが押しのけた。

 ガキンッ! という大きな音を立てて、ルーヴの手は宙に止まった。

 この誰かが展開した防壁魔法陣が、ルーヴの爪を受け止めていたのだ。


 「――ッ! 行きますよッ!」


 何者かは、リリスの手を掴んで走り出す。


 その瞬間、魔法陣が音を立てて割れた。ルーヴの力に耐え切らなかったのだ。

 多少、勢いは削がれたものの、ルーヴの手は床を粉砕してそのまま刺さる。

 手を引き抜いてから、リリスたちに追いつくまで幾ばくもないだろう。


 ルーヴは魔族の姿であっても、その身体能力は普通の魔族を凌ぐのだ。人狼化した今では、より超越した能力を発揮する。

 リリスは、呆然としたまま手を引かれ、近くにあった空き教室へ入った。そして扉を閉じて、その上から更に防衛魔法で扉を強化している人物に声をかけた。


 「……トラース様?」

 「はい! レイヴィンズ様、お怪我はありませんか⁉」


 振り返ったオットは、リリスの両腕を掴んで、心配するように顔を覗き込んだ。

 その目は、真剣で曇り一つないように見えた。

 それでも、リリスは、言いようもない恐怖に身を震わした。オットの手を振りほどき、数歩後ろに下がる。オットの顔が丁度、上半分、影に隠れてその表情がわかりにくくなった。


 「……何故、ここに……?」


 オットの問いに答えず、囁くように聞いた。


 「暴走した『獣落ち』に襲われているところを目撃しまして。ああ、でも間に合って、本当に良かった!」


 オットは一つ一つの身振り手振りが大きい。リリスは劇を見ているような気持ちになったが、オットの言葉に戦慄した。


 「ルーヴが、暴走……?」


 岩を殴るような轟音と共に扉が激しく揺れた。リリスは、ビクッと身を縮めた。扉に浮かぶ魔法陣が青白く光った。ルーヴが扉を破壊しようとしているのだろう。


 獣落ちは自在に姿を変えられる。

 しかし、自分でも制御出来なくなる場合がある。


 それが、暴走だ。


 暴走したら最後、人狼化が解除されるまで見境なく暴れ続ける為、凶暴化とも言う。

 怒り、悲しみ、憎しみ……。

 負の感情が極限にまで昂った時、獣落ちは魔族の形を保てなくなる。


 ルーヴが、初めて人狼化した時もそれだった。ゲームで、ルーヴの過去の話があった。凶暴化したルーヴが、兄を傷つけたというエピソードだ。

 当時は幼かったこともあり被害は少なかったが、成長した今、凶暴化などしたら被害がどこまで広がるかわからない。


 勿論、簡単に凶暴化しないように、獣落ちの者すべてに、魔法で封印が施されている。しかし、それは完璧ではない。過去には獣落ちが、封印を焼き切って凶暴化した事例もあったという。

 今のルーヴは、その状態になっているのだろう。


 「やはり、『獣落ち』は危ない。早く、衛兵を呼んで殺処分してもらいましょう」


 オットは、妙に明るく言った。光が当たっている口元が弧を描く。

 リリスは、オットの言葉が信じられなかった。震える声で、オットの言葉をオウム返しにする。


 「殺処分……?」

 「ええ。こんなに危険な獣は、生かしておけないでしょう?」


 さも当然だ、という風に、オットは頷いた。そして、リリスに同意を求める。


 魔界では、凶暴化した獣落ちを殺すのは、致し方なしと罪に問われることはない。


 過去の記録で、封印を破って凶暴化した者は、最終的に、現場に駆け付けた衛兵たちの手によって殺害された筈だ。貴族の身分があるルーヴも、こうなってしまったら、無慈悲に殺されてしまうだろう。

 リリスは、心臓を冷たい手で掴まれた心地がした。


 「そんなことっ、させませんわ!」


 気が付いた時には、叫んでいた。

 楽しそうにしていたオットの顔から、表情が抜け落ちる。


 「……何を言っているのですか?」


 打って変わって、冷たい声が教室に響いた。


 再び、轟音が響き、扉が揺れる。天井から埃が、光を反射させながらきらきらと振って来た。

 コツコツ、と靴音を立てて、オットが近づいてくる。

 リリスは後退りした。しかし、すぐに壁に背が当たる。行き止まりだ。


 「……凶暴化した『獣落ち』ですよ? このまま放って置いても、――どうせすぐ死ぬのに」

 「――ッ!」


 リリスは息を呑んだ。


 凶暴化には大量の魔力が要る。魔族は、魔界に居る限り、魔力を消費してもすぐ魔力を回復する。しかし、それにも限度があるのだ。魔力回復が追い付かなれば死に至る。

 それだけではなく、凶暴化は体力も著しく消耗してしまう。どの道、このままであれば死んでしまうのは確かだ。


 「レイヴィンズ様……いいえ、リリス様は、何故、『獣落ち』なんかに心を割かれるのですか? 今までは、奴隷のように扱っていたではありませんか」


 わざわざ、リリスを下の名前で呼び直したオットは、心底、理解出来ないというように聞いた。


 「それは……」


 その頃のリリスと自分は違うのだと、説明してもわからないだろう。

 己は悔い改めたのだ、と口を開こうとした。


 しかし、意外な言葉で遮られる。


 「私は、……ずっとリリス様に憧れていたのです」

 「は?」


 目を丸くするリリスの前で、オットは恍惚とした表情を浮かべた。


 「一年前くらい前でしょうか。リリス様が私に笑いかけてくださったのは。それからずっとお慕いしていました」


 リリスには覚えがなかった。

 否、この場合、覚えがあり過ぎて覚えていないのだ。


 昔のリリスは、数々の殿方と浮名を流していた。

 気紛れに毒を盛ることもあるが、一方で、気紛れに濃艶に微笑みかけてみせもする。

 自分の微笑み一つで変わっていく男たちを見て、楽しんでいたのだ。

 きっと、オットはその時のひとりなのだろう。


 たった一度の出来事を、後生大事に胸に抱いていたのだ。


「どんなにリリス様とその相手との噂を聞こうとも我慢していた。だって、リリス様にとってそこらの男共は有象無象でしょう?」


 オットの言う通りだ。

 リリスにとってはどの男も同じ。一時を楽しむ玩具でしかない。


 彼女の唯一無二は、魔界の王子――ヴィンセントだけだ。


 「だからこそ、リリス様が、再び、私にお声をかけてくださった時は、本当に嬉しかった……」

 資料室の片付けを手伝った時のことを思い出したのか、オットは、手を胸に当て幸せを噛みしめるように瞳を瞑った。

 「――それなのに、いつまでも『獣落ち』なんかと楽しそうに笑い合って!」


 目を見開いて、怒りを露わにした。

 オットから溢れた魔力が、リリスの肌をひりつかせた。


 リリスは違和感を覚えた。

 あの大人しいオットのこの態度もそうだが、元々、オットは魔族でも並みか、それ以下程度の魔力しか持っていない。それなのに、このプレッシャーはなんなのだろう。

 それに、扉の外も気になる。扉をこじ開けようとする音は響き続けていた。


 早く、ルーヴを正気に戻さなければならない。

 リリスは、オットの様子を窺いながら、どう行動すべきか必死に考えた。


 「……ルーヴに毒を盛ったのは、トラース様ですわね」

 「ああ、気が付きましたか。――ええ、リリス様に代り痛めつけてやろうと考えたのです」


 オットは、穏やかに微笑んだ。


 「これでやっと、汚らわしい獣が離れたと思ったのに、――何が『友達』だ! 『大切に思っている』だなんて、貴女らしくもない!」


 オットは微笑みを、一瞬で、激怒に変えた。

 やはり、様子がおかしい。


 「……ルーヴに一体何をしたのです?」


 オットは小瓶を取り出した。透明な小瓶の中は空のようだった。


 「フフフ、『イラグリタル』と言えばわかりますよね」

 「ッ! 凶化薬を使ったのですか⁉」


 『イラグリタル』とは、魔界で禁術とされている凶暴化の薬だ。


 獣落ちや魔物を強制的に凶暴化させるだけではなく、魔族を興奮させて好戦的にする作用がある。そして、一番の効果は、魔力を飛躍的に上昇させることだ。

 その昔は、戦の際、兵の強化薬として使われていたという。しかし――


 「凶化薬は劇毒でしてよ⁉」


 毒物は、魔族にとって大したものではない。しかし、『イラグリタル』は別だ。


 空気中の魔力を吸収する力を爆発的に上昇させ、魔力を増加し、その後は排出に専念させる。

 魔力は、魔族にとって酸素と同義。体内魔力が低下すれば、生命維持に支障が出る。


 そして、一番の問題は、排出と同時に細胞の破壊も始まることだ。


 かつての戦で『イラグリタル』を使用した兵士たちの殆どは、魔力消費ではなく細胞の壊死が原因で死亡していたという。


 「大丈夫ですよ。私は気化した成分を少し吸っただけなので。……ああ、でも、あの『獣落ち』はどうでしょうか。この小瓶の中身をすべて彼にぶち撒けましたから。……彼の命は、あともって数分ではないでしょうか」

 「な、んてことを……」


 リリスは頭から血の気が引いた。

 ここで、呑気に喋っている場合ではない。ルーヴの命は、文字通り風前の灯火だった。いや、オットは、もしや、時間稼ぎが狙いだったのだろうか。


 その瞬間だった。響き続ける轟音の中、ピシッと鋭い音がした。扉に罅が入ったのだ。魔法陣がジジジと振れた。扉の真ん中から、放射線を描くようにして罅はどんどん広がっていく。

 魔法陣は、振れの幅が大きくなり、とうとう掻き消えた。


 「――グルルルルアアアアアァ!」


 ルーヴが教室に飛び込んできた。金属製の扉は内側へ、向けてひしゃげていた。

 ルーヴは凶化薬の影響で、眼や口だけではなく全身から血を流している。唸り声を上げる度に口の端から血が飛んだ。


 「ルーヴ!」


 リリスは悲鳴のような声を上げた。


 「チッ! 私がリリス様と話していたというのに……つくづく忌々しい!」

 「止めて!」


 リリスは体当たりをして、オットが展開した攻撃魔法の軌道を逸らす。赤い閃光は、ルーヴを筈かに掠って天井に着弾した。瓦礫がバラバラと落ちる。

 リリスは、背後に迫ったルーヴの爪を、結界魔法を張って防御した。オットも結界の中に入れる。

 ルーヴは何度も腕を振り下ろし、結界を破壊しようと攻撃を打ち込む。その度に、ルーヴの鮮血が結界に飛び散った。

 一撃、一撃が重い。リリスは呻き声を上げた。


 「何故です⁉ どんなに遠ざけても、貴女の心はこの『獣落ち』にばかり向いている!」


 オットは、この状況にも構わず、リリスに叫んだ。結界を維持しながら振り返れば、壊死が始まって顔の一部が赤黒く変色していた。


 「それを、私がどれほどの想いで……っ! 何故、これほどまでに、この『獣落ち』に執着するんですか⁉」


 悲痛な面持ちで、オットはリリスに問いかける。


 ――何故?

 そんなこと、決まっている。


 「言ったでしょう⁉ ルーヴは、わたくしの唯一のお友達なのですわ!」


 前世の記憶を取り戻してから、初めて出来た友達。

 それが、ルーヴだ。

 他の誰でもない。

 他の誰かが、代りを務めることなども出来ない。


 リリスにとって、一番の友達だ。


 「わたくしのお友達を傷つけたこと、絶対に許しませんわ!」


 リリスは叫んだ。

 許さないという言葉に、オットは苦痛に顔を歪めた。


 「うあああぁ!」


 オットが絶叫したのと、結界が破壊されたのは、同時だった。

 結界が破壊された衝撃で、リリスは吹き飛んだ。オットが放った魔法が脇腹を掠る。壁に叩きつけられて、ずるずると床に座り込んだ。


 (焼けるように熱い……!)


 手で脇腹を押さえれば、ぬるりと濡れる感触がする。見れば、手は赤く染まっていた。遅れて痛みが走る。


 「ガアアアア!」


 ルーヴの叫びに、リリスはハッとした。オットの魔法がルーヴに直撃したのだ。

 ルーヴは腹から血を流している。これまでに見たことのない量にリリスは怯んだ。


 「グルルルアアァ!」

 「――ウグッ!」


 たった一歩で、オットと距離を詰めたルーヴは、オットを腕で薙ぎ払う。

 オットは教室の奥まで吹き飛ばされ、壁に強打し血を吐いた。そのまま、床へ落下し動かなくなった。


 「ル、ルーヴ……」


 リリスの目の前には、ルーヴが居た。

 血で目は瞑れ、もはや、何も見えていないだろう。気配だけで動いているのだ。ルーヴが腕を動かした。


 「グルルル!」


 ガツン、と大きな音を立てて、ルーヴの爪が、リリスの顔の真横に突き刺さった。


 「もう、止めて!」


 いくら血を流しても止まらないルーヴに、リリスは胸が痛かった。今にも泣き出しそうな顔でルーヴに抱き着く。

 ルーヴの血が制服に沁みるのも、顔に付くのも気にならなかった。


 ただ、もう休んで欲しかった。

 元のルーヴに戻って欲しかった。


 「お願い、ルーヴ! 目を覚まして!」

 「グルルルアア! グルルル!」


 抱き着いたリリスを振り落とそうと、ルーヴは暴れる。それでもリリスは、懸命にルーヴにしがみ付いた。

 今、ルーヴを放しては駄目だと思った。


 「お願いよ! お願いだから……いつものルーヴに戻って……」


 ルーヴは、自分が傷つく危険を冒して、リリスを切り裂こうとした。


 「――ッ!」


 リリスは訪れる痛みを覚悟した。しかし、それは訪れない。

 恐る恐る目を開ければ、リリスに当たる寸前で爪は止まっていた。


 「……く、リ、リス……」


 名前を呼ばれて、リリスはルーヴの顔を見上げた。

 苦し気に顔を顰めるルーヴの顔があった。魔族に戻りつつあったのだ。変身は、顔から徐々に解かれていく。


 「ルーヴ! 目を覚まし――」


 リリスが喜んだのも束の間、ルーヴはふらりと後ろへ倒れる。リリスも一緒に床に倒れ込んだ。

 全身が赤黒く変色していた。

 凶化薬の影響だ。凶暴化の影響も合わさり、ルーヴの魔力が急激に低下していくのを感じた。


 「そ、そんな……!」


 死にゆくルーヴを前に、リリスは絶望した。


 「別に、いい……」


 ルーヴは魘されるように囁いた。

 死を前に、ルーヴは穏やかだった。


 「リリスが……気に、すること、では……ない」


 そして、この後に及んで、ルーヴはリリスの心配をしていた。

 リリスは鼻を啜った。ここで泣く訳にはいかない。


 「嫌ですわ! また、わたくしと一緒に昼食を食べましょう!」


 リリスは覚悟を決めた。ルーヴの、消費し続けた魔力を回復させる。

 一か八かの挑戦だった。


 ――リリスは魔族として優れている。


 体内保有魔力が膨大なのだ。それも、魔界に居る限り無尽蔵に近い。


 希代の悪女リリスは魔界に愛されていた。


 ただ、繊細なコントロールが苦手だった。

 ルーヴに魔力を注ぐには、繊細なコントールが必要だ。加減を間違えると、ルーヴは即、死に至る。


 少なすぎれば、回復量が足りなくなる。

 多すぎれば、魔力回路を焼き切る。

 それでもやるしか、道はなかった。


 リリスは両手をルーヴの胸に当て、魔力を彼に注ぎ込んだ。





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