「風の谷のナウシカ」感想文
※ネタバレ注意
『風の谷のナウシカ』感想文
どんな人間でも葛藤と向き合いながら生きている。それは、視聴者の心を掴んで離さない美少女、ナウシカさんも例外ではない。
実際、ストーリーのさまざまな場面で彼女は悩み、葛藤している。そして、それを受け入れることは簡単ではないだろう。もし、受け入れることができたとしても、葛藤そのものがが無くなるわけではないから辛くて痛い。だからこそ、それを乗り越えて物語をハッピーエンドに導いたナウシカは視聴者の心を掴んで離さず、握り潰すほどに美しいのだ。
どこの誰かもわからない馬の骨は言いました。
『青春とは、友情の葛藤である』
と。
私たち、青春ブタ野郎はナウシカそのものにはなれないが、現実の世界で彼女と同じような葛藤と向き合い、その中で生きていくことができる。
例えば、自分の身の回りの人間関係、今後の生き方、社会の不条理などの問題に向き合ったときに、既成の価値観に逃げることなく、自分自身が定めた価値観に従う。そして、自分が生きる上での問題として立ち向かっていく。そういう生き方ができる人間は、ナウシカのように美しいはずだ。きっと外見なんて関係ない、と私は思いたいものだ。
ナウシカは我々と同じように悩み、葛藤している人間である。住む時代と次元は違うが、同じ人間である以上、その気になれば私たちもナウシカのように立派に生きることができる。
それならば、私も悠々自適に、自分の歩幅で、出来る範囲で立派に生きてみようではないか。
その記念すべき第一歩として、明日から世界平和でも祈ろうかな。
自己満足です。