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続×3・一条財閥再建会議

作者: STORM

やたらと会話が多いような気がします。

「・・・今日は珍しいな、十条が来るなんて」

「・・・暇だしな」


本日のメンバー

二条、六条、十条


今まで皆勤だった九条はここでリタイア。

なお、気づかれてはいないが六条も皆勤である。


「この間は株では絶対にのっとれないって話だったよな」

「でしたっけ?カツ丼食ったこと以外覚えてないっす」

「お前何しに来たんだよ」

「あ、それ以外に覚えてました!」

「・・・何を?」

「命さんがロリコンだってこと」

「覚えてなくていいわ」

「二条、それは本当か?」

「うん、マジ」

「だからお前ら・・・確かにオレは幼女趣味はあるがロリコンをそんなに否定せんでもいいだろ」

「いちおー特殊な趣味だし?」

「貧乳趣味やロリ顔までは許せる。だが、幼女を襲うことは許せん」


妙に頑固な十条だったりする。


「てかさ、なんか花がなくね?」

「いつも一輪の花があったはずだが・・・まあ、その花も毒を持っているが」

「花・・・か。九条はいつも来ていたのか?」

「ん、まあこの間まで無欠席だった」

「皆勤だったのにねぇ。第二回を休んだオレには関係のない話だ」

「そもそも第一回で置手紙を置いて帰ったから今回が初めての発言した回になるんだな」

「どれも全部つまらない話で終わってたけどな」

「話変えるけど命さん、今日の飯なんですか?」

「また強請る気か、お前は。昼飯持参って言っただろ」

「呼び出しておいてそれはないだろう。ピザでも注文しておけ」

「りょーかいしました、大佐!」

「ちょ、おま、勝手に注文するな!」

「あ、ピザお願いしまーす。サイズはLサイズ。三枚で!」

「Lサイズかよ!?しかも三枚も!!」

「安心しな、オレは美食家だから」

「何を安心すればいいんだ!?」

「「残飯」」

「申し訳ございませんがSサイズを私に追加していただけますか?」

「やはり来るんだな、お前は」


ここで九条が登場。


「皆勤を捨てるのは惜しいと思い、仕方なく来ました」

「別に来なくていいわ」

「いや、女性の登場は小説には重要だと思うぞ?」

「命さんこんなことも分からないんですか?バカですね」

「うるせぇ!調子に乗るな!」

「あ、さっきのにSを一枚追加で!」

「コラ、二条。追加するな!」

「大丈夫ですわよ?命さん持ちですから」

「前回も同じこと言ってたよな!?」

「ナイスコンビネーションだね!」

「何がだ!?」

「あら、命さんに突っ込ませることですわよ?」

「前回も来てればこんなコンボが見られたのか。第一回は面白くなかったから来なかったが・・・次回からは来るようにしようか」


十条は毎日に刺激が欲しい人間だったりする。

だからいつも平凡、更に金もある十条は全て金の力で解決でき、毎日がスリルが足りなくて困ってたようだ。


「家でゲームやってるより余裕で楽しいよ」

「そう言えば十条さんってどんなゲームやるんですか?」

二条が十条に問う。

「ん〜、基本的にアクションゲームだな。ひとりでいることが多いから一人プレイの奴ばかりだ」

「RPGはやらないんですか?」

「RPG?おう、やるよ?」

「ちなみに命さんはゲームやりますか?」

「・・・ジジイが普通に送ってくるからな、ゲーム」

「え?どーゆーの?」

「どうせ命さんのことですからエッチなゲームでしょう」

「九条、ピンポイントで突いてくるな。あのクソジジイが送ってくるのは全てエロゲだ。たまにエロゲ以外送ってくるが、それもどうせギャルゲだ」

そこから若干の空白があった。

「・・・二条、お前はどんなゲームやるんだ?命みたいなゲームはやらんだろ?」

「命さんとは違いますよー。やるのはパソコンでMMORPGですかね」

「あ、私もそれならやりますよ。輪廻さんは課金していますか?」

「課金しますよー。金余ってますし。最近はやってるあれですけど」

「やっぱりあれですか!私もなんですよ!勿論課金しますよ」

「そんなに面白いのか?」

「はい、面白いですよ。家にいながら複数プレイですから。そうだ、鉄さんも一緒にやりませんか?」

「じゃあ、そうしようか」

「命さんは?」

「どうせ命さんにはやるお金も時間もありませんよ」

「うるせぇ!ネトゲやる金も時間もあるわ!」

「ですが、命さん・・・そのパソコンのOSじゃ・・・できませんよ」

「み、命さんこんな古いOS使ってるんですか!?もう10年以上前のOSじゃないですか!!」

「悪かったな、全てこれで事足りるんだ!遊ぶために進化したOSなんてオレには必要ない!!」

「あ、そうだ。命、OSって何の略だか知ってるか?」

「んなことくらい知ってるわ!椎名学院生だからこのくらい当然だろ。OSはオペレーションシステムだ」

「え、マジで知ってるんすか!?」

「驚きですわ・・・だてにパソコンでエッチなゲームしてるだけありますわ」

「やってねぇ。しかも機種はパソコンじゃなくて普通のゲームハードだし」

「そう言えばお前ら、パソコンは最新の奴か?」

「パソコンは新しい機種が出るたび買い替えていますよー」

「私もですわよ。勿論、性能は最高水準の。データの保存は他の記憶媒体に保存していますから、わざわざ入れ替える必要もありませんから」


楽しそうに話す三人に命は立ち入ることができなかった。



命は一応決心して話しかけてみた。


「お前ら・・・それ、厭味か?」

「あら、そうですわよ?」

「え、命さんそんなことも知らなかったの!?」

「厭味以外に何がある?」

「・・・まあ、そうだと思ってたよ。もういいや、今日はもうk「ピザの宅配です!!」


ここでピザ。


「おっしゃ来た!」

「思ったより遅かったですね」

「命、早く金払え」

「どうせこうだと思ってたよ・・・。」

命は渋々金を支払った。

「ありがとうございました!」

ピザの宅配は元気に挨拶して帰って行った。

「さっきの方、とてもカッコよかったですわ」

「悔しいがオレもそう思う。確かにいい男だ」


命がそう言った瞬間、周りが黙った。


「ん?どうしたんだ、お前ら。黙々とピザだけ食べて。話しろよ」

「・・・いやあ、命さんは守備範囲が幼女だけじゃなくて男性にm「何考えてるんだ、君は」

「命さん、知ってますよね?」

「あ?何を?」

「知らないはずがない」

「知らなきゃおかしい」

「「「しっ・て・る・よ・ね」」」

「・・・何をだよ」

「いい男とあなたが言った瞬間、私たちは確信しました」

「命がホモだってことに」

「十条さん、逃げませんか?」

「同感、いつ掘られるか分からん」

「私も同行しますわ」

「あ、ピザはもらってくから」

「ごちそうさま」

「それではごきげんよう」


物凄い話の嵐に命は何も言えず、黙ってピザを持って逃げる三人を眺めていた。




「オレ、ホモじゃないよな・・・。」


今一度自分を確認してベットに横になった。







「・・・やっぱり今回も気づいてもらえなかった・・・。」

六条は何時になったら話に入れるのか、心配しながら帰路についた。

未来のOSってどうなってるんでしょうね。

MMORPGの名前も考えるのが面倒だったので、手抜きです。

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