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マムシ毒決議案。

食中毒。


それは、大変感染力の強い病原体が引き起こす、

中毒者を数多く排出する病気?だ。

数多くと言うからには、大概が一人だけの問題になることは少ない。


楽しい場所で、一緒に楽しく飲み食いをしていた友人。

仕事の交渉も兼ねて、仕事仲間と食事を共にすることもよくある話だ。

仲がいい悪いにかかわらず、

隣りに座っていた赤の他人も一緒の運命共同体となる出来事である。


つまり、その場にいて中毒性の高い食べ物を食べた全員が、

仲良くそろって食中毒になるのである。

つまり、一人見かければ、その十倍。

芋の子を洗うようにごろごろと出てくるものである。



みのりは、それを今思い出して、かつての自分をひっぱたきたい気分になっていた。



あの時フェイは、確かにお腹を押さえていた。

だから普段のみのりなら腹痛、つまり食中毒を一番に疑うところだ。


だが、あのいらっとするシ虫の笑い声が、みのりの苛つきを最高潮に達した時、

みのりのすべての怒の感情が、当然のごとくにシ虫に向かった。

みのりの感情の赴くまま、シ虫を思いっきり振り回わした結果、すごくすっとした。


ぐたっとしたシ虫と助かったであろうフェイを見て、いい仕事したと、

思わず笑みを浮かべてしまったくらい爽快であった。


ムカつくシ虫を撃退した序にフェイが助かった。

実にいい結果だ。拍手喝采したい。


その爽快さにかまけて、みのりの中でフェイの症状から病気を疑う気持ちが、

綺麗さっぱり消えて仕舞ったのだ。


これは、面倒事を回避することを人生の目標においているみのりにとって、

大変な不覚であった。


全てあのシ虫が悪い。


何故、このようにみのりが我が不覚を深く感じ入っているかというと、

答は、目の前にあった。いや現れた。


つまり、芋が転がっているのである。



*******






時は少しだけ戻る。


みのりは、助けたかもしれないフェイという少女と、

マルフォイという熊もどきの父親と一緒に彼等の村を目指して、

とりとめのない世間話などしながら、てくてくと田舎道を歩いていた。



先程、チェリーパイの魅力に敗北したみのりが名前を告げたが、

目の前の二人には、どうやらきちんと聞き取れなかったようだ。


「ミ・オリ様、村はこちらです。あと少しでつきます」


「ミ・オリ様、あれだけの力をお使いになられたのです。

 お疲れではないですか?

 ミが与えられているご貴族の血筋の方を歩かせるなど、

 大変申し訳ございません」


貴族? この時代に貴族なんてあったか?

それになんだか名前が分断された気がする。


ミで区切らず、オリでなくノリだと簡単に訂正すればいいだけなのだが、

みのりを区切るとそんな発音になるのかと少しだけ驚いた。

新たなる発見だ。


「ああ、駄目よ。お父ちゃん。

 修行中の方に一切階級について言及してはいけないって、

 司祭様はおっしゃっていたでしょう」


修行中?階級?


「でも、平民の俺達が貴族の方をないがしろにするわけには」


「本人が普通に名乗っておられるのだから、それは洗礼名に決まってるわ。

 でも、女性にオリ(根)って、仮の洗礼名だからって、あんまりよねえ。

 どうせ、教会の年寄司祭達がつけたのよね。

 いつも思うけど、彼らってセンスないわね」


「そうだな。お前の洗礼名も大概だしな? アルクダ(鎌首)」


「それ嫌いなんだから呼ばないで。

 お父ちゃんには言われたくないわ。 ヘドムド(木笠)」


みのりという名は確かに農家の出である祖父がつけたものだ。

今年も豊作よろしくねという名前だと言っていた。

孫の名前になんの祈願だと言いたいところだが、決ったものは仕方ない。


みのりは別段名前にこだわりがあるわけではない。

ハンコを作りましょう課題で工作の時間に消しゴムに名前を彫るとき、

ひらがなの名前は楽でよいと思ったくらいか。


しかし、みのりを更に省略されてオリになるとは思ってもみなかった。

いまどきの女子高生ですらここまで短縮しない。

大概が普通にみのりか、みのりちゃんあたりだ。

あ、みのちゃんは断固拒否した。だって、ある人を連想させるから。

みのりはあのように苦み走った中年ではない。


それより、アルクダにヘドムドって、随分なネーミングセンスだ。

それに比べると私のオリという名前が平凡で拙い名前に見えてきた。


うん。

意味は解らないけど、そんな変な洗礼名は確かに欲しくはないだろう。

なんの宗派かは知らないが、そんな洗礼名を付けるのであれば、

教徒は離れていくかもしれないと誰も教えなかったのだろうかと、

ふと思うがそれはそれである。

人の事情に深く関わるのは、面倒だ。

特に宗教にあれやこれ文句言言うのは藪蛇というものだろう。


ここは、あえてスルーということで、いいだろう。


とみのりが結論付けていたら、フェイが嬉しそうに声を上げた。


「あの角を曲がったら、村の入り口です。

 村に入ったらすぐに家に走って行って、母と一緒にパイを用意しますね」


それはよい。

みのりは密かにほくそ笑んだ。


面倒事に関わる前に食べるだけ食べてさっさとおさらば計画は、

今だ実行中だ。

目の前にチェリーパイの幻想が見える気がして気分が浮上した。


だがその気分は気持ちよくぐんぐん上がった分、

一気に下降して墜落して大穴を掘った。


というのも、角を曲がった途端、見知らぬ子供が目の前で吐いのだ。

それはもう景気よく、ごぱっと。 

消化していない木の子や穀物が胃液と共に散乱する。


「きゃああああ。 チロ、チロ、しっかりして」


母親らしき女性が子供を抱きかかえた。


フェイとマルフォイの顔がさあっと一瞬で青白くなる。

序にみのりの眉間に大いなる皺が刻まれた。


どうやら面倒事に巻き込まれそうだ。

先程までふわふわ漂っていた幻想がパチンと消えた。


チェリーパイに釣られるんじゃなかった。

心から後悔した。


みのりが村の入り口に辿りついたとき、村のそこかしこで人が蹲っていた。

そして、その腹の上には、またもや紫のシ虫がシシシと笑っていた。


やはりこいつも、大変ムカつく笑い顔だった。



*********




みのりの人生は長くはないが、それなりに17年生きてきたと自負している。

嫌味ばかりいうがみがみ教師にも、問題ごとばかり投げかける両親と兄にも、

大概は表情一つ変えずに速やかに対応できる。


だが、このシ虫どもの笑い顔は大変受け入れがたい顔だといえるだろう。


というより、さっきまでの気分がずくずくと戻ってきて非常に腹正しい気になる。


「チロ、チロ。お願いしっかりして頂戴。

 もうすぐ、もうすぐお医者様が来るわ。

 そうしたら一番に治療して貰えるように頼むから、お願いだから頑張って」


母親は娘の口元を布で拭いながら涙を流して懇願している。


それなのに、シ虫はチロという名の少女の腹の上で寝そべったまま、

鼻を掘っているのだ。 ついでに鼻くそをぴんと飛ばした。

それだけでも行儀が悪いのに、

シ虫は泣いている母親の顔を見ながら指さしゲラゲラ笑っているのだ。


そう、みのりがテレビの前で転がっている時の状態に似ている体勢である。

今朝方、あの寛ぎMAX体勢で至福のまったりテレビ満喫ライフを送っていたみのりは、

傍若無人な仁非人な母によって強制的にその至福を解除させられたのである。


もちろんみのりは、鼻くそは飛ばしてない。そこはちゃんと言っておく。


だが、そう思ったらもっとムカついてきた。


「オリ様、お願いです。チロを助けてください」


フェイが涙を浮かべた目でみのりを見あげる。

だが、みのりは自分の心の葛藤で精一杯だった。



私がここで熱中症一歩手前までして昆虫採集をしていると言うのに、

なんだシ虫の分際で! 

この茶の間でくつろぎ体勢は、許していいものなのか!

いや、許されてはならんだろう!


私が出来ないのに、なんでシ虫の分際で!

八つ当たりだろうがなんだろうが、大変ムカついてきた。


もともとみのりの沸点はそこまで低くはないが、

いったん沸点に上がるとなかなか下がらない、いや下がりきらないのだ。

だから、すぐに上がる。それはもう見事なまで、かっかと上がるのだ。


イライラしながらも序に、テレビの代わりにシ虫が見ているのが、

泣いている母親の姿と言うのに注目した。

本当に怒る材料に事欠かないとはこのことだ。


「あ、ああ、あの、お、お願いです。

 ど、どなたか存じませんが、ご、後生です。む、娘を、チロを助けてください。

 く、薬をお持ちならこの子に、この子に飲ませてやってください。

 お、お願いします。お願いします。お願いします。

 わ、私が出来ることなら何でもいたしますし、何でも差し上げます」


母親はフェイの言葉に一縷の望みを託して、みのりのズボンの裾を掴んだ。

シ虫は、楽しい物を見たとばかりに腹を押えて笑い転げている。


シ虫!この☆●◆野郎!

非人道にも程がある。


みのりの場合はテレビ相手。

泣いている母親相手ではない。

すこし言い訳に聞こえるかもしれないが、みのりとて人間である。

泣いている人に鞭打つほど非道ではないつもりだ。


シ虫は人間ではないので人道を説くのはどうかと突っ込みが入るかもしれないが、

そんなことは今のみのりにはどうでもよかった。


「オリ様、貴方のお力におすがりすることをお許しください。

 聖女就任の暁には俺も、この村の住人全てが、

 貴方を讃え、心からの忠節を誓う民となりましょう」


マルフォイがみのりに跪いて額ずいた。

だが、みのりの視線は一心にシ虫に注目していた。

もちろんマルフォイは目にも耳にも入ってない。


だって、シ虫が、転げながら尻を掻いたからである。

シ虫の分際で! 



要するに、このシ虫が大層気に入らない要素が増えていくだけである。

どうしてくれようこのシ虫。


ムカムカが止まらない。

コイツも回して籠に入れて焚火行きにしてやろうか。

そんな考えが頭を離れない。


だが、次第に冷静になる自分がみのりの脳裏にポンと現れた。


冷静なみのりは落ち着けと怒るみのりの肩を叩く。


そして、諭すのだ。


冷:5分近く廻すのは手首が疲れる。

怒:そうだそうだ。

冷:だが、ムカつきは最高潮に達しようとしている。

怒:このまま放置は断固として拒否する。

冷:ならば、どうするか。


怒りみのりが鉢巻を巻いて、譲らない構えを見せる。

冷静みのりは腕を組んで頭を抱えた。

攻守譲らない。じっくりとした睨みあいだ。


両者みのりは考えた。


ここは、報復で廻す方法を取るか、

それとも蠅叩きか何かでべちっと叩いて潰す方が気が済むだろうか。


ここは多数決でと頭の中で議決をとろうとしたら、

ふっと目の端に虫かごが見えた。


そういえば虫かごに入れたシ虫はどうなっただろうか。

もう目が覚めただろうか。

そう思って確めようとして虫かごを見たら、紫の飴がころんと転がっていた。


飴?

小指の先の爪よりも小さな飴だ。

しかし、毒々しいにも程がある色だ。

ポツンポツンと黄色がまだらになって浮かんでいた。

シ虫がそのまま飴になった色。


こんな飴、絶対に口にしたら壮絶に不味いに違いない。

おそらく、この世の物とは思えない程下呂不味い。

舌がしびれその目に地獄の光景を見るに違いない。


その時、みのりの脳内会議は全会一致で決定した。


怒:その方法でいこう。

冷:決まりだな。手も疲れないし最適だ。


両者合意に基づいて握手を交わした。


後は、行動に素早く移すだけである。


みのりは、げらげらと大口を開けて笑い転げているシ虫の口に、

その飴を突っ込んだ。


「ゲシャ?」


シ虫は、行き成り突っ込まれた飴をごくりと飲み込んだ。

そして、シ虫は先ほどまでの態度が不遜であったと詫びるがごとくに、

少女の腹の上から転げ落ちて、地面で喉を押えて咳込んだ。


「ゲ、ゲ、ゲ、ゲシャ」


咳込むが飴は体内から出ない。

次第に目を白めにしながら紫の泡を吹くシ虫。


可愛くない。

蛙の鳴き声の方がまだ可愛げがある。


みのりは、ぴくぴくと体を痙攣させているシ虫の尻尾を持ち上げ、

先程と同じように虫かごに投げ込んだ。

そうしたら、虫かごに入れたシ虫がすうっと姿を変えて、

先程の同じような飴に変化したのだ。


シ虫が、またもや毒入り紫飴に変わった。


紫の黄色のまだら飴。

本当に気持ち悪い色だ。


なんとなく、ちょっとすっとしたが、みのりの怒りは余り収まらない。

そうすると、村のちょっと入ったところで、今度は青年が転がっていた。


その腹の上にも、やはりシ虫。

コイツも、ゲシャゲシャシャと笑っている。


今度は青年の腹に筆の様な物で絵を描いている。

絵は、シ虫の自画像だ。

全く持って美しくない。

シ虫の美意識は全く理解できないししようとも思わない。


八つ当たりは心行くまでするのがみのりのモットーだ。

その方が、結果的に良い。 主にみのりの心の平穏が。


みのりは虫かごの中の飴を取り出して、そうっとシ虫に背後から近づく。


そして、一番楽しそうに笑っている時に先程のシ虫と同じように、

口に飴を突っ込んだ。


今度はすぐに悶絶した。

転げまわる隙もなかった。


青年の苦悶の表情が消えて、ほっとした顔で体を弛緩させる。

みのりの後をついて回っていたフェイがもう大丈夫と告げた。


青年に泣いてすがっていた老女が、喜びの声を上げた。



みのりは、同じように尻尾を摘まんで虫かごインである。

同じように紫毒飴が出来上がる。


みのりは八つ当たりが心行くまで、シ虫を毒飴にする行為を続けた。

毒を持って毒を制すって、この意味だったか?


マムシは、マムシの毒で殺せる。

お互いに噛みあって死ぬのはよくあることだそうだ。


違ったとしても、効くならそれで良いだろう。




**********





みのりがシ虫を飴に変えたことで、

先程まで苦しんでいた少女の苦悶の表情がふっと消えた。

母親の顔が蒼白になった。


「チロ? チロ、しっかりして!」


母親が体を揺すって、少女はうっすら瞼を上げた。

その瞳は焦点がきちんとあっていて、目に力がある。


「チロ?」


母親の疑問に子供は何度か目を瞬き、そして、先程のフェイの様に、

ゆっくりとお腹をさすった。


「母さん、お腹、痛くない」


「え?」


二人はお互いに狐に騙されたような顔で目を合わせた。

フェイがチロと母親の肩を叩いた。


「あれ?フェイおねえちゃんもお腹治ったの?」


「ええ。 チロちゃん、よかったわね。聖女オリ様の癒しの力よ。

 さっき、私も同じように助けてもらったの」


フェイはにっこりと二人に微笑んだ。

二人は顔を見合わせて一斉に笑顔になり、しっかりと互いを抱きしめ無事を喜んだ。


「聖女様の癒しの力。おおなんと素晴らしい。

 この方こそ、本当に聖女になられるに相応しいお方だ」


マルフォイは両手を組んで、みのりを拝むように見つめていた。

チロとその母親もそれにならって、膝をついて祈りをささげる様に、

みのりを見つめていた。


みのりは、精力的に病人を助けて回っている。

力を使い続けるのは大変苦しいだろうに、そんなことをおくびにも出さず、

真面目に真摯に病人の腹に手を翳しては、癒しの力を与えていく。


フェイは、後をついて回ってみのりに助けられた人々の顔を、

助かったと泣いて喜ぶ反応を見るのが本当に嬉しかった。

分け隔てなく人を助ける為に膝をつく心優しき聖女。

そんな聖女様に出会えた幸運に心から感謝した。


この世に、神はいる。

それを信じさせてくれるこの奇跡。

オリ様こそ、私達の女神の力を正しく使える聖女に違いない。


フェイは確信した。



淡々とした表情は、厳しい苦難を乗り越える聖女に相応しい横顔。

女神の力を民の為に、わが身の危険も顧みず民に手を差し伸べる。


絵物語にしかない立派な聖女伝説。

子供の頃には神父様の話を聞きながら目を輝かして夢を見た。

だが、大人になるとあれはただの絵空事。

幻想で立派な聖女なんてどこにも居ないと思い知る。


諦めた先に横たわる厳しい現実。

そのなかで必死に生きてきた。

夢など見ることを忘れてしまった。


だが、今、ここに。

目の前に、生きている伝説の聖女と重なるオリ様がいらっしゃる。


フェイとマルフォイはこれが、真なる聖女様なのだと、

心から感動していた。


一人、また一人と、みのりが誰かを助ける度に、

マルフォイ達に見習ってみのりを拝むように祈る村人が増えていく。




***********





みのりは、目についた20匹近くのシ虫を片っ端から撃退した。

心行くまで八つ当たりした為、今はすっきり爽やかだ。


ふうと息を吐いておちついたら、背中に視線を感じたので振り返ると、

キラキラした目で感動に打ち震える大勢の村人がみのりを拝んでいた。


両手を合わせて仏を拝むように拝んでいる。


何故だ。この人達は仏教徒になりたいのか。

キリスト教だと思っていたけど違ったのか。


困惑するみのりを余所に、村人たちは口ぐちにみのりに感謝の言葉を捧げた。


「聖女ミ・オリ様。

 我々は貴方に心からの感謝と祈りを捧げます。

 助けてくださって本当に有難うございました。

 貴方をここに導いてくれた神アトラスにも感謝し永遠の忠節を誓います」


は?


みのりの脳内会議。

あ、変な子認定しないでください。

一応、今まで他人に迷惑かけていないのです。

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