序章 人物紹介
ここまでの人物および設定紹介
マテウス・リードルス
・主人公。深緑の町リネルの名家リードルス家の次男。
・家族との仲はいい。素直でない面が多々あるが家族の絆自体は強いと信じている。
・クレイマン衛士学校を規定どおりの16歳で卒業している。これはかなりの優等生の証であるが、それはほとんど剣と兵法が比重高い校風の賜物であり、学問の方はさっぱりでやる気もない。
スタウト・リードルス
・マテウスの兄。リードルス家の跡継ぎ。
・弟とは「如何におちょくられずに相手をおちょくるか」という会話を繰り広げる仲。互いに冗談だとわかっているためある一点を除いて溝はない。
・ケンカ以外万能で水準以上のイケメン。完璧すぎて「たまに石投げたくなる」(マテウス談)。
アドナレス・リードルス
・マテウスたちの父。旧国家伯爵家リードルスの当主で連盟国議会の上院議員。
・非常に厳格な父・・・になりたいと思っているが持病の「うっかり」のせいでかなりあわただしいお人。「厳格なだけよりも親しめるいい父」(スタウト談)。
・剣士としても水準以上の腕前を持つ。レイピアを用いる刺突剣が持ち味。
セルシア・リードルス
・リードルス家の奥様。メイドを雇っているのに厨房を譲らない根っからの家庭人。
・性格は天然おっとり系で、細かいことを気にしない。
・戦いは素人のはずなのにスライムと渡り合うなどいろいろと規格外なスーパー奥様。「デタラメ」(家族一同談)
アルトス・ゼシカ・インダクト
・「教会」本部付騎士団・教皇直属「青天」隊副長という肩書きを持つ騎士。
・すべての男の敵といわれるほどのイケメン。「白を基調にした武装が俗世離れしている」(マテウス談)
・周りからは名で呼ばれることはほぼなく、ミドルネームの「ゼシカ」が通称。
以下設定
連盟国
・マテウスたちの住む国。元々中規模の国の集まりだったが国際的発言力の向上のため完全に結合、旧国家の重鎮達による上院議会と選挙で選ばれる下院議会とで運営されている。
深緑の町「リネル」
・マテウスたちの住む町。大きな森林の中に通る街道の中間地点にあり、発展している割に空気が清浄。
・セノワストとハイネルの間という立地上宿場としての機能が強く、一般家庭でも客用の寝室を備えて宿を副業にしている。
宗教都市「セノワスト」
・「教会」の本部がある街。規模は相当でかい。リネルからは徒歩で2日ほど。
氷の港「ハイネル」
・連盟国の交易拠点。リネルからは徒歩で3日ほど。
「教会」
・世界のほぼ全域で信仰のある宗教。独自の騎士団を所有し、政治家などにもパイプがあるため発言力がかなり強い。
「教会」本部付騎士団・教皇直属「青天」隊
・ゼシカが所属する部隊。騎士を単独で任務に出すなど隊として運用されることが少ないがそれぞれが優秀な騎士で構成されている。
クレイマン衛士学校
・リネルに本校、各国に分校を持つ軍学校。名門中の名門で苛烈な授業で知られ卒業生は本物の精鋭として各地の軍に歓迎されるという。
・校風として実戦主義を標榜しており、机上の知識よりも剣術や兵法の能力が重要視される。
・マテウスはこの学校を規定どおりに卒業している(最低6年通学、16歳以上で卒業試験受験可、以降は留年扱いとなる)ため、相当な優等生ということになる。
ラウス神学校
・セノワストに所在する宗教系の学校。知識面で連盟国内随一の名門といわれているが有力者の子弟がコネで紛れ込むこともある所謂「看板の大きな」学校。
・実際に優秀な人物もそれなりに多い。実際教育機関としてはかなりハイレベルである。
この紹介の回で公開するのは、「現時点で明らかになっている事実」および「本編にそもそも関係のない裏設定」のみです。
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