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心臓が二つ落ちていた

作者: SNOW

こんにちはー!小5になったメープルです☆

■唐突な自己紹介■


将来の夢は小説家です!今は全然書けなくて下手ですけど...

いっぱい練習してうまくなるのが夢です。

あこがれの人は重松清さん、宮部みゆきさん、額賀澪さん、辻村深月さんです!

今、塾に通っていて絶賛受験生なので、小説の投稿頻度は遅くなってしまうと思いますが、読んでくれるととっても嬉しいです!

7月17日 ーあの日、心臓が二つ床に転がっていた。

誰も触れようとしなかった、赤い冷たいかたまり。

放課後の静けさが、どこか奇妙に重たかった。


7月18日 ー親友の恋々ここなが学校を休んだ。3年連続皆勤賞を取っていたのに。

担任は気まずそうに、「恋々菜さんは熱を出したそう」と言った。

いつも明るいはずの担任の目が笑っていなかった。


7月19日 ーまた新たにクラスメイトの山野やまのさんが休んだ。恋々菜は来なかった。

担任の目は今日も笑っていなかった。もしかして、残業の疲れかもしれない。


7月20日 ーおかしい。恋々菜はまだ来ない。昨日休んだ山野さんも来ない。

担任の目も充血して、気色悪い。私に対するクラスメイトの視線も、冷たい。

お父さんもお母さんも帰ってこないな。ニュースでお父さんとお母さんと同姓同名の人が逮捕されたっていうのを見たけど、気の所為だよね。だって私のお父さんとお母さんは逮捕されることなんて....


7月21日 ー今日は担任の先生も休んだ。恋々菜も、山野さんも、先生も...どうしたの?

隣のクラスの小谷先生が授業をしてくれたけど、次々に休む人たちのことと、何よりお父さんとお母さんが帰ってこないこと、そして彼らと同姓同名の人が逮捕されたっていうニュースのことで、授業の内容なんて頭に入らなかった。


7月22日 ー最近友だちになった葵果あおかちゃんも休んだ。そういえば昨日、葵果ちゃんは私以外のクラスメイトを放課後集めて会議したそう。仲間外れなんて、本当良くないよね。でも葵果ちゃんにも事情はあったと思うし...


7月23日 ー恋々菜も、山野さんも、先生も、葵果ちゃんも、来ない。こんなにみんな来ないこと初めてだ。

それに、みんな体調悪そう...というか目が笑ってない。私はクラスでおとなしめの方だから、何があったのか聞けない。どうしたんだろう...。


7月24日 ークラスメイトは、私とあと一人、野々下ももか(ののしたももか)さんだ。

勇気を出して、話しかけてみた。「野々下さん。みんな休んでるよね。どうしてなんだろう?感染症とか、流行ってるのかな。」

野々下さんの厚いレンズの下から見える目は、私を睨んでいるようだった。

「知らないの?」野々下さんの凛とした声に少し怖くなった。

「え...野々下さんは知ってるの?どうして?どうしてみんな休んでるの!?」って言いたかったけど、喉のところでつっかえて、代わりに出たのは咳払いだった。


7月25日午前 ー野々下さんも休んだ。クラスには私一人だけ。寂しさで涙が出そうだった。

隣のクラスの小谷先生が、「今日は学校早退してください」って言ってた。

なんで?


7月25日午後 ー誰もいない家の中で一人で泣いた。

寂しくて怖くて。


7月26日 ー不登校になった。家に警察が来た。その後のことは覚えていない。

でも、 一つ覚えているのは警察官が言った言葉。


       「まさか、君が犯人だとは思わなかったよ。」


                            終わり。

どうでしたかー!?今回話が思いつかなくて...あまり自信を持った!って感じではないんですけど...

感想など書いていただけると励みになりますのでぜひぜひお願いします!

                             

                                 ☆メープルより☆

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