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目が覚めた
「おい!忠助、起きろ」
忠助は、目を開けた。
「なんだ夢か」
忠助の祖父は、
「忠助、廃車のエブリィの中でスズキのエンブレム抱いて寝ていたぞ」
忠助はぼんやりとした頭で周りを見回し、廃車となったエブリィの中にいることに気づいた。手には確かにスズキのエンブレムが握られていた。祖父の言葉が現実に引き戻してくれたのだ。
「ほんとに夢だったのか...」と忠助は呟いた。夢の中で、彼はスズキの車たちと共に冒険をしていた。それぞれの車がまるで人間のように話し、協力して困難を乗り越えていく姿が鮮明に思い出される。
祖父は優しく微笑みながら、「忠助、お前がスズキの車をそんなに愛してるとは知らなかったよ」と言った。
忠助はエンブレムを見つめながら、「うん、スズキの車たちは俺の大切な仲間なんだ」と答えた。彼は夢の中で感じた絆を忘れないように、心に深く刻んだ。
その日以来、忠助はスズキの車たちをもっと大切にするようになり、廃車となったエブリィも修理し、新たな冒険の始まりを楽しみにしていた。
終わり




