第3話 加害者たち
お父さんは殺された。実に不快だ。
その後警察はどう動いたのだろうか。
警察「落ち着こう真くん。」
真「落ち着かない。お父さんは戻ってこないんだろぉ!?落ち着けるかよ!」
警察「落ち着こうね。お母さんとかはいるかな?」
真「離婚しました。お母さんは三股してて、一人と不倫してて。」
僕はお母さんがいない。離婚したのだ。
なのでお父さんしか家族はいない。その大切な家族を奪われた。
三日後
小郎「ヒヒッマジで死んでるよ。真のお父さん」
太志「これやばくね?人を殺したんだぞ」
博「まあバレなければいいだろ。10箇所まさしたんだ。ばれたらやばい」
僕は見た。見たのだ。10箇所刺されたと知ってるのは、警察と僕、そして加害者たち。もう許さない。これをあえて警察には言わなかった。
警察は捕まえてもうあいつらと会えなくなる。会えなくなる前に殺すのだ。殺してからあいつらのことを言う。僕は捕まらないよう、計画を練る。
夜
警察「里親が見つからないな。真くん。僕たちを過ごすのもあれだろ?」
真「いえいえ、気に入っていますよここは。とても警察官も面白いし!」
警察「そうかそうか。よかったよところで君、いじめられてないかい?」
真「!!!」
警察はなぜわかるのだいじめられてることが!
まだ言ってないはずだ
警察「いじめてないかい?」
聞き間違いだ!
真「ん?どゆこと?」
言葉が出てこない。
警察「田中愛。この子に殴ったり色々したんだって?」
真「だから太志たちが」
警察「ふーん」
何故だ興味を示さない。なんだよこの不吉な臭いはとても歪みそうだ。
そう思った真。
真「太志は....愛が僕のことを守ってくれて、太志が、おかしいと思って。」
警察「そっか〜いじめられてるってことかい?」
真「僕が先生になろうとしたことがおかしいんですよ」
警察「いやいや、先生は立派な夢だよ」
なんのために生きているのだろう。そう問いかけたかった。
真「家帰ってスマホとか取りにいっても良いですか?」
警察「一応家にあるから見てみてるらしいよ真くんの部屋で亡くなってたし。」
真「誰が殺したとかそーゆーのじゃないんですか?」
警察「その可能性もあるな。」
真「自殺は?」
警察「絶対ない。夕さんの血がついた包丁はリビングのテーブルにあったし、出血多量だったから移動できない。してたとしても血は床についてるね。」
真「じゃあ他殺?」
警察「だが指紋がないのさ。」
うーんまだ太志たちが殺したのは分かってないな。
真「いつ頃スマホ使えますか?」
警察「捜査が終わってからかな2週間後とか?」
僕がスマホを使いたがる理由は......