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とある魔法剣士兼鍛冶師が古代の遺跡を探検したら悪者を釣り上げたから殲滅してハッピーエンドを迎える話  作者: 蒼井星空


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エピローグ


『そんなあなた方に改めてお願いがあります』

「はい」

 リリアが返事をする。


『この聖遺物を受け継いでいってほしいのです。あなた方の子孫に』

「子孫?」

 ドキドキドキドキ……。


「もう、エドったら」


『エスペリアは今は貯めていた魔力を失ってしまいました。しかし、時代を経てまた貯まるときが来るでしょう。そうなったとき、これを必要とするものの手に届くように。どうか受け継いでいってほしいのです』

「これが何か必要とされる時がくるのですか?」

『えぇ。少し長くなりますが、話をさせて頂きます』


 そして女神様はいろいろ語ってくれた。壮大だった。省略すると……。

 ・この聖遺物は古代神グラシウス様が隠したものの1つである可能性が高い。

 ・いずれ来るグラシウス様の目覚めの時、この聖遺物は対峙するものをグラシウス様のところに運んでくれる。貯まった魔力で道を作るらしい。

 ・グラシウス様が目覚めたら世界を滅ぼすと言われているが、決してそうではない。

 ・女神様は、グラシウス様の目覚めに際して、何らかの試練が課されると考えている。

 ・試練の内容についてはわからないが、グラシウス様の性格からして戦闘、理論、世界の状態など多様なものを試されると思われる。

 ・そのため、女神様はその試練に立ち向かえるものをこの世界の中で探しているらしい。

 ・僕らの子孫がその中の1人になる可能性があるらしい。



 頭がぐるぐるする。

 遠い未来に向けて。

 僕らの歩みは1歩ずつ、それはそれは小さな1歩ずつだが、確実につながる。

 いや、つなげる。

 いつの日か世界の崩壊を防ぐなんて、なんか凄い話になったけども、そこへの1歩として僕らがこの聖遺物・エスペリアを継いでいくというのはとても不思議な感覚だ。

 でも、面白い。

 もしかしたら僕が作った武具も後世に残せるかもしれない。

 なんといっても聖遺物の守り手だ。


 そうとなればいろいろ考えないといけないんだろうけど、今はまだ頭が働かない。


 まずは村に帰ろう。

 リリアと一緒に。


 帰って、父さんと母さん、アリシア、叔父さんに会いたい。

 ジュラ―ル様にも。

 ……許しを得ないとな。


 やることはいっぱいだ。

 希望もいっぱいだ。

 期待も。


 隣を見ればリリアもこちらを見つめてくれている。


 一緒にいればなんだってできそうだ。











 こうして僕の……いや、僕らの探検は幕を閉じた。


 それはそれは大きな歴史の中の小さな出来事。

 

 しかし、未来は壮大で、凶悪で、でも慈悲がある。

 

 これはそんな未来に続く歴史の一幕。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

楽しんでいただけたなら幸いです。


この小説は練習として書き始めた作品でした。

いつか長編小説を書いてみたいと思っています。

また機会がありましたら、その時はまたよろしくお願いします。


最後になりますが、もしよろしければ評価等いただけたら泣いて喜びます。


皆様に幸運を!

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