恋愛小説の多くを嫌いな理由を独断と偏見のもとに汚れた大人が書いてみた。
基本的に恋愛小説自体嫌いなんですが、一番嫌なのが戦記の中で恋愛を入れてくるとか、ハードボイルドでいい男を見せるために女性に惚れられている姿を描くとか……嫌いなんですよね。
戦記や時代小説の中にガチ恋愛を組み込んでくるタイプ。あとはハードボイルド風の小説や漫画で行く先で女に惚れられて何もせずに立ち去っていく姿を描いてるのを見ると個人的にサブいぼたちます。
そんな事よりストーリーしっかりしてよとプロの作家に偉そうなことを思う偏屈な私です。
ちなみに北方先生のハードボイルドは許せるし、藤沢先生や佐伯先生の小説の中だと許せるけど他の多くの作家は無理って感じの謎の感性を持っています。
漫画でいえばアニメ化された恋愛モノは結構好きなの多いくせに、基本的には恋愛漫画は嫌いって感じなんです。
まぁ、プロの世界はともかくとしてなろうで恋愛モノってきつくないですか?
そんなことをいう私ですが暇すぎて仕方がない時期に「なろう」にハマり、スコップついでに恋愛ものも関係なく読んでみたら……あれ?これすごくね?ってのに何作品か当たりました。
TS系から始まり、女性作家の書く恋愛もの、BL系、あとは初期の悪役令嬢(恋愛特化)などなど。
特に「なろう」で女性作家が書くキャラの内面を深堀する手法を見て、何これすごいと思ったこともあります。
少女漫画の手法なんですかね?
一つのシーンをキャラごとに見方を変えて深堀するの?
あれがうまい人は本当に臨場感というか情景が浮かんでくるんですよね。
なろう発の作家で恋愛(?)小説で累計発行100万部突破した中村先生なんか天才?って思ったものです。
それ以外にも激アマすぎて途中ついていけなくなることも多いですが女性作家の恋愛小説って上手いんですよね。
似たようなキャラづけだけど、一人一人の作者によって味付けが違うというか……
恋愛版テンプレ?
魔法のIランドの時はきついと思ったけど、「なろう」では一時期結構はまっていました。
BLモノで天才かよ。いやそれノーマルにしたら普通に書籍化じゃね?って人みたけど……消えちゃいましたね。
TSやBLなんて「なろう」にハマるまでは見る気のしなかったと思うんですけどね。
「好きでこれを書いているんだ!!」って文章から滲み出している小説って意外と私の心に刺さるんですよね。
ポイントはつかないけど……
ただやっぱり男性のラノベ風恋愛小説(全年齢版)って無理。
最近の週刊マガジンとかではやっているのも無理ですね。
少女漫画も全般きつい。
あの手の恋愛?って……単にやりたい欲求的な話に見えてしまうんです。
ってか、そこまでいったんなら普通にやれよって思いません?
高まった欲望を一人で鎮めてんの?それとも単なるドMでそういう我慢プレーしてんの?
って思う私が汚れているんでしょうけどね。
女性作家の書くじれじれの中には……心の葛藤や欲望をうまく捉えて書いているのとかは好きなんですけどね。
後は最初にあげたようなプロ作家のような物語に筋があるのはいいんですけどね。
後は「好きでこれを書いているんだ!!」って欲求丸出しの成人向けの作品だと男性作家の描くなろう的な恋愛(?)でもいいんですけどね。
あの中途半端なやりたいオーラだしている文章や漫画のじれじれ展開っておもしろいですか?
未成年者は立ち入り禁止ですが、大人ならさっさと成人向けで欲望のまま書いちゃえよYouって思う私はやっぱり汚れているんでしょうね。




