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ふみきり

作者: 犬日目

安全剃刀という言語矛盾した


イマジンがしわぶきしわぶき


くるおしく開いてはとじている


永遠の青薔薇か冬薔薇か朝顔


かんばせ無きタリスマン


そのよにくるおしうくるおしう


あてどなきエナジイ付与されし


まさかさまなマンダラのかまきり


さような踏みきりを


わたくしのあしはうまく


とおりすぎたが


ゆめのなかのこと


翅のある駱駝に似ませりタイアを


いくつもいくつも連ねた乗りもの



あっさりこん


と跳ねられて逮夜わたくしのゆめ



わたくし


じたいの



くれなゐ



髑髏



思うまに


踏みきりはとざされていて


もう殺到してくる錯覚さたさた


ふりしきるオレンヂヂュウスの


あめのよでそれか血液の銀の



いいか


以下は


蛇足だが世界全体が蛇足である


とゆ事実をとびそこねた縄跳び


くぐりぬけた踏みきり


として捨ておき


会話をつづけよ


きみと


わたくしと


いきものと


いきものと


とにかくさあ


わたくしには文学的素地は


けつらくしていて


韻もなんとなくな感じですし


わがはらからよ


物質と物質のはざまに


蜃気楼


心綺楼


こころがまぼろしを視


何しろ


物質そのものから


惑いがしょうじる訳


ではないのならば


自発して


こころがまどうたり


こころがよろこぶ


だけのことだろか


とどのつまり


「それだけのこと」


なのか


でも


きみのこえを聴き


わたくしは


踏みきりのさきの


大河のありさまを


理解しよとしている


それは偶然ではなく


よりそう光と光かも



いいか


いや


あと秒だけ話そう


踏みきりのおりる


まえに


まあ聞きねえ


朝にひかりは降り


狂気はいきをひそめる


その


なりゆきを


わたくしも


生々しく


知っている



LOVE。


了。

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