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……俺Tueeeeも考えもんだな  作者: 糖来 入吐
大帝国アマノガ国
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96話『ビレニアの魔法練習』

ガルディアとレミアールはサンニースのことを待っていた。

2人は信じて待っていたのだ。

必ず追っ手を倒して合流をしてくれると


「大丈夫、サンニースなら大丈夫だ」


とガルディアはつぶやいていた。

レミアールは


「そうよね、サンニースさんならきっと」


そう言って2人はサンニースを2人で待っていた。


それを見ているのは


「はあ、2人とも残念だねえ、君たちの待っているサンニース君はもうこの世にはいないよ? てかなに私たちが負ける前提で語ってんだあいつら?」


と聖は手持ちの望遠鏡で2人を確認していた。

ビレニアは


「すごいですね、それ、遠くのものが見えるなんて……」


と驚いていた。

聖は


「これは望遠鏡って言ってね、これを使うと遠くのものが見えるんだよ、使ってみる?」


と言って少しビレニアに貸した。

ビレニアは


「すごいすごい!! 見えるわああ!!」


と言って興奮気味であった。

猛は


「ああ、いいねええ、女の子がはしゃぐ姿は」

「ああ、そうだな、俺らより年上だけどなあ」


と言った瞬間長谷川のでこにナイフが刺さった。


「うぐ!!」

「長谷川さあアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!」


長谷川は血を流しながら倒れた。


「おいおい、ビレニアよ、そんなことで攻撃するな、いちいち治すのが手間だ」

「すみません」


と言って謝った。

長谷川は


「でも死体の体あれでいいのか? 首と馬車はあれでいいんだろうけど……」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


聖は体を持って少し歩いた場所にある湖へと持って行った。

舟を漕がされている長谷川と猛は


「何の……ために……漕いでんの?」

「そうだぜ、……湖に死体を……捨てんのか?」


ととぎれとぎれで2人は聞いた。

すると聖は


「そりゃ体だけの場合は少しやってみたいことがあるだろう?」


と言って聖は少しわくわくしていた。

2人は首をかしげながら舟を漕ぎ続けた。

すると真ん中あたりに来たときに


「よし、ここでいいぞ」


と言って聖は止めるように指示をした。

2人は少し嫌な予感がした。

すると


「おいお前ら、私たち3人しかその形を知らないからちゃんと協力して作るぞ」


と言って聖は袋からスーツを出した。

それを見て長谷川は


「それって猛に土を液状化させた時のスーツ?」

「そう、これで少し潜ることが出来る、お前たちも早く来て手伝ってくれ」


と言って聖は着替え始めた。


「はわわわわ、聖様のはでゃか、はでゃか」


とビレニアは興奮気味で言った。

猛と長谷川は


「ああ、そういう」

「いいのかな、まあいいか、ダメなら駄目だろう」」


と言って2人は手伝った。


そして数時間後あるものができた

水面に異様に上げた足と沈みかけているお尻

完全に足だけが水面から見える状態になった。

猛と長谷川はそれを見て


「「犬○○かよ」」


とツッコんだ。


「しかも体は顔が死んだと知らない状態で体だけの時間が止まってる、一生腐ることもないから腐乱臭もしないから安心、ここはきっとスポットになるだろう!」


と聖は嬉しそうに言った。

そして、その後そこはその国の者

旅に者

観光の者

恋人通りの待ち合わせの場所

家族の思い出づくりにと

様々な用途で使われるようになった。

そこは聖の言う通り観光スポットとして下半身だしの湖という名前が付けられた。


最寄りの入国場所から徒歩五分です、

ぜひお立ち寄りください


そして、聖たちは次のステップに移った。


「さてと、この馬車も抉れた顔も勿体ないからビレニア!!」

「はい! 聖様!!」


と言って杖を構えた。

猛は


「そういえばその杖ってどこで手に入れたの?」


とふと気になり聞いた。

聖とビレニアは


「「そんなの防具屋さんで買ったに決まってるでしょ」」


と当然のことを言った。

聖は


「まあビレニアにふさわしい杖を見つけるまではこの杖を使うとして……」


と言った。

長谷川は


「それを的に何か魔法でも?」


と続けて質問した。

聖はイライラしながら


「エクスプローションを無詠唱で使えるかを確認するの! 今までの努力を見るんだから静かにしてくれる!!」


とちょっと怒った。


「怒んなやい」


と長谷川はしょんぼりしながら言った。

そして


ビレニアは集中した。

詠唱がないため出て来た魔法陣は少し小さかった。


「いいよいいよ、そこから大きく出来るかな?」


と様子を見ていた。

すると小さかった魔法陣が徐々に大きくなった。

が、

途端に少ししぼんで人間ぐらいの横幅になった。

そして

ボン!!


と音を立てて少し馬車と顔が吹っ飛んだ。

聖は


「うーん、やっぱり詠唱は略称できないのかな?」


と悩むと

それを見ていたビレニアは


「すみません! 申し訳ございません! ごめんなさい!! 次こそは!」


と泣きそうになりながら聖に謝った。

聖はそれを見て


「いやいや、何で謝るの! 別にいいよ!」


と言った

するとビレニアは


「だって! 聖様は私に期待してくださっている! それに答えられないなんて! 私に価値なんて!」


と言いかけた瞬間聖は指でビレニアの口を閉じた。

そして


「期待してるよ、だからこそ君は失敗してもいいのだよ、私が期待してるのは失敗しても君は出来るまで諦めない子だと思ってるからだよ、君は努力家だからね、だから焦らないで、君なら焦らずとも出来る、ごめんね、私が力しょうが出来ないと勝手に観測して、常識を破るには出来ないじゃなくてやってヤルだったね、ありがとう、ビレニア、私は君に出逢えてとても嬉しいよ」


と言って慰めた。

それを聞いて


「はい! ありがとうございます! 頑張ります!」


と言って再び杖を構えた。


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