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……俺Tueeeeも考えもんだな  作者: 糖来 入吐
大帝国アマノガ国
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90話『詳しく』

「で、どうして婚約者さんが下賤で汚らわしい貧乏人と一緒に結婚しそうなんですか? あなたのような高貴な存在がいるというのにそんな必要があるのでしょうか?」


と長谷川はデリクスに聞いた。

デリクスは馬車にあるケーキを皆に取り分けて


「まあ、そうだね、あのバカはお父様から自由を奪われているって言う感じの良くある感じの娘でね、まあそれこそ高貴な者に課せられた運命なのだけどね」


と言って次にフォークを配った。


「なんかこの王子様気配り出来すぎて本当に何で婚約者さんが逃げるか分からなくなってきたんだけど?」


と猛はデリクスの優しさに少し心打たれた。

するとデリクスは


「まあそうだね、自由がないからじゃないか?」

「それだけ?」

「ああ、結局はそれだけの理由で浮気したんだよ、許されない来いなんぞに夢を見ているのだろうね」


と呆れたように言った。

すると聖は


「でもあなたならば普通に無理やりにでも引き戻せるのでは?」


というとデリクスは


「まあ、上手く言ってたと勘違いさせて完全に私の掌で踊らされているっていう状態を分からせればさすがに絶望諦めるだろうと思ってね、すぐに捕まえてしまうと次は行けると思わせることも出来るからね」


と言うと猛は


「だったら誑かした男を処刑すればいいのでは?」


というと


「その手もあるがそいつには過酷な労働をさせて処刑させる、俺の婚約者を誑かした罪は絶望と無償の労働によって償わせたい、俺だって高貴だが人間だ、許せないこともあるさ」


と言って少し険しい表情でそこにあった手すりを握り締めた。

それを見て猛は


「すっすみません、考えもしないで勝手なこと言ってしまって」

「良いんだ、気にしないでくれたまえ分かってくれればいいんだ、まあただでは済まないってことも知らしめておきたいのもある、それにあいつらには協力者がいるそれも見つけて潰すという手も必要だな……」


と詳しいことを教えてくれた。

聖は


「さすがですね、デリクス様、抜かりがない、でも我々を使う理由は?」


と聞くと


「聖君が一番拷問にたけてるからかな」


と言った。

それを聞いて聖は


「いや~照れるな~」


と嬉しそうに言った。

それを聞いて2人は


「俺だったら嬉しくないな」

「そうだな、もっといいことで褒められたい」


と言うと聖は


「黙れ前科者」


と言った。

2人はドキッとしたが


「知ってるよ、そんなことは、聖が生きてるってことは俺の妹を殺したのは君たちのどちらかだろう? まあいいさ、君たちにおかげであのボンクラもしに、ボンクラの親父も一気に老け込んでもうすぐ私の国になる、そうすればあのバカとは違い私は国をもっといい方向へと導くつもりだ、そのためにはアマノガの姫との結婚が欠かせないやっとここまで来たんだ、ここで全ての計画をおじゃんだなんてアマノガの王も私も望んでいないのだよ、手段は問わん出来るだけあいつらを苦しめてやってくれ」


とにやりと笑いながら言った。


「「「「イエッサ―!!」」」」


と元気よく協力を受けた。


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「その者たちが秘策であるのか?」


とジョリベル王は聞いた。

デリクスは


「ええ、そうです、精鋭と同じぐらい素晴らしい者たちですここまで泳がせたのもあいつらを手引きしているバカを見つける為ですが……どうだ? 聖?」

「ええ、いましたね、モブの友達見たいです」

「名前で言ってやれよ」


と聖のモブと言う名前に猛は呆れて言うと


「こんなの敵にもなりえんモブ程度の一般市民だ、どうせやることだって私たちにとってうん? 何かしたか? ってやつぐらいだろう」


と完全に舐めてっかかった。

長谷川は


「おいおい、どんなものだって侮ったら足元をすくわれるぞ?」


と言うと


「名前は覚えんがこいつらに対しては本気で行うよ、まあ作戦に外れそうなら臨機応変に作戦を変えようと思うがいいでしょうか? デリクス様?」


と聞くと


「ああ、いいぞ、では向かってくれるか? あまり時間を置くとバカな発情を招きそうだからね、今あいつらは私のお金で雇った素人の追っ手を撒けて調子に乗ってるだろうしね」


と言った。

ジョリベル王は


「わざと撒けるような部隊を編成したのか?」


と聞くと


「当然、相手が調子に乗ればもっと私の作戦に引っかかりやすいからね、それにこの町全体がすでに私の手の中にある、それだけは君だって分かってるだろう?」

「……ああ、そうだな」


とジョリベル王はぞわっとしながらもデリクスの有能さに感服した。

そして


「では、次の作戦でも上手くやってくれよ」

「お任せください、必ずやデリクス様の願いを叶えて見せましょう」


そして、デリクスは


「さあ! 茶番の始まりだ! 少しぐらいは楽しませてほしいものだね!」


と言って椅子に腰かけた。


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レミアールとガルディアはサンニースの家に入って

お茶を貰っていた。


「すまんな、ボロ家で、でもここはあまり人に知られていないからばれる危険性はないだろう」


と笑顔でもてなした。

そして、レミアールは


「いえ、そんなことはありません、とても素敵な家です」


と言ってお茶を飲んだ。

それを聞いてサンニースはガルディアに


「いい女じゃねえか! 良かったな! 初恋が叶って!」


と茶化した。

ガルディアは


「やっ止めろよ!」


と言って気恥ずかしさで照れた。


そこへ忍び寄る4人の影が家の少し近くで観察していた。


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