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……俺Tueeeeも考えもんだな  作者: 糖来 入吐
大帝国アマノガ国
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88話『情報網』

デリクスは地図を開いた。


「まあ、取り敢えずはあの二人がどこにいるかを逐一報告をさせている。まあ、あの二人も馬鹿でないと信じたいのだが、どうやらバカだった。さっきからどこにいるのかが報告が舞い込む、撒くという考えに至らないのか、浮かれて気づいていないのか……無能はこれだから読みやすい」


そう言ってデリクスはベリクソに


「おい、ベリクソよ、茶番は少し長めにするぞ、どうせなら遠くへ行った瞬間に捕えて戻って来るのに時間が掛かるようにしろ、そうすれば俺の種子をレミアールに植え付けるのにだいぶ時間が稼げる」

「はは!! 仰せのままに!!」


そう言ってベリクソは部屋を出た。


「どうして泳がせるのですか? さっさと捕まえて男はすぐに処刑すればよろしいのに」

「敢えてだ、行けるように見せてずっとつけられて疲労と徒労を与えて幸福になる瞬間に捕えればそれだけ絶望は大きい、そうして身の程知らずの男に希望がないということを知らせなければ糞みたいにしつこくされるからな、それに……」

「それに?」

「奴は国民だ、今なら奴隷にして酷使できる、王に逆らったとしてな、まあどうしてもの場合は殺すがな、全く、貧乏人がしょうもない自由を姫に与えて唆すとは、身の程を知れと言う者だと思わんか? ジョリベル王よ」

「全くです! わが娘もわが娘だ! 何が自分の好きな人と結婚したいだ! わが娘に生まれたのなら言うことさえ聞けばよいのに!」


とジョリベルはいらいらしていた。

それを見てデリクスは


「まあ、そういう幻想を見てしまう年頃なのでしょう、一回ひどい目に逢わせれば懲りるでしょうし」


とデリクスは外を見た。


「ここの民も我が国の民も私とこの国の結婚を待ってるんだ、自分のやるべきことが分からないのなら無理やりにでも結婚をするまでだ」


と言ってケーキを食べた。


-----------------------------------------------------------------------------------------


ガルディアは途中で気づいた。

付けられている。

いつから、

それは分からないが


「レミアール! 走るよ!」

「え!!」


そう言ってガルディアはレミアールをお姫様抱っこをして走った。


「ガッガルディア!! これは!」

「フフ、少し憧れてたんだ」


と言って顔を赤くした。

それを聞いてレミアールは


「なっ何を言ってるんですか! もう!」


そう言ってガルディアは走った。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――


「デリクス様! つけているのがばれたそうです!」

「!! 何! どういうことだ一体!」


ジョリベル王はデリクスの部下に聞いた。

デリクスはそれを聞いて


「え! 今! 遅!!」


と気づく遅さに驚愕した。


「なあ! 俺っていつから付けろって言ったっけ!」

「はい! 丁度城から出た瞬間です!」

「気づいてたんですか!」


ジョリベル王はその言葉に驚いた。


「何故止めなかったんですか!」


とデリクスに聞いたら


「だってその場で止めたら私に何を仕出かすか分からんでわないか、暴力を振るう体力を失わせれば私のようなものでも太刀打ちできる、まあ、あの時でも私は負ける自信はないがね」

「そりゃそうでしょうよ!! あなたは騎士でも勝てるかどうかの強さなんですから!」


とデリクスの言葉に唖然とした。

しかしっデリクスは


「何を言ってるんだ、私の古い友人も言っていたぞ、出来るだけ楽をして相手を貶める必要がある、相手がいきなり何をしてくるか分からないならそれすらも出来ないようにすればよいのだよ、離れて衛兵が武器などを没収した後ならばたかが人間だ、その状態では犯行などできないようにすれば後はこちらの好き放題なのだからな」


と言ってジョリベルを納得させた。


「それに、秘策はまだあるのだから正直見失っても問題はない、まだ内緒だがな」


とワクワクしていた。


「楽しみだ、あの二人が私の掌で泳がされてるとは知らずにしょうもない雰囲気を楽しんでる様がな」


と言って今度はフォアグラを食べた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――


「ここならば大丈夫! 俺の親友がいるから!」


そう言ってガルディアはレミアールを下した。


「あ! ありがとう……少し気恥ずかしかったけど」


と照れながら言った。

ガルディアは


「ゴっごめんな! でも、こうするしかなかったから!!」


と言って慌てた。

レミアールは


「ううん、大丈夫……分かってるから」


と言って嬉しそうにした。

ガルディアは


「アハハハハハハハハ!」


と笑った。

レミアールもくすくすと笑った。

すると


「いちゃつくのもいいが、もう少し危機感持てよ」

「サンニース! すまない、お前にも迷惑かけて……」


とガルディアはサンニースと呼ばれた男に申し訳なさそうにした。

サンニースは


「良いんだよ! 俺たちダチだろ!」


とニカっと笑った。

それを聞いてレミアールは


「本当にありがとうございます、この恩は絶対に忘れません!」


と微笑みながら言った。

サンニースは


「いいっていいって! 姫様! 俺はあんたたちが幸せになることをんがってるだけだからよ!」


と嬉しそうに言った。


----------------------------------------------------------------------------------------


「何? 撒かれた? そう、まあそうかな」


と言ってデリクスは


「まあ、この宝石が光らん限り変なことはまだしていないんだろうな、ま、こんな状況でしたら正直馬鹿だと思うがな、しょうがない、早いが秘策を出すか、結構遠くまで行ったようだし」


と言って


「入ってこい」


と言ってドアから4人の男と女が入ってきた。


「お待たせしました、デリクス様、凛格 聖、山本 猛、長谷川 勝、ビレニア! 以上ここにはせ参じました!」


と自己紹介した。


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