表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/247

69話『現実』


「なあ、もう一回してくれないか? きっと違う結果が生まれるはずだ、俺は信じている」


猛は死んだ目で言った。

長谷川と聖はうんざりとしながら


「なあ、もう100回目だぞ、良いだろもう、囚人なんだよ、職業」

「少年よ、苦しい現実だが受け入れるのも成長に必要なファクターだぞ、そしてその職業でスキルを取得すればなんかいいことがあるかもしれないじゃないか」


と言った。

猛は震えながら


「そんなことはないよ、まだたったの100回じゃないか、千羽鶴を折るのに比べたら簡単だろ?」

「いや、面倒臭いんだけどてかそろそろ俺も自分の職業見たいんだけど」

「いや、お前も囚人だと思うぞ」


ごねる猛に長谷川が自分のお願いを言ったが

それは聖に完全に決めつけられた。

それを聞いて長谷川は


「そっそんなことはない! 俺はまだ見てないんだから分からないじゃないか!」

「いや、分かるだろ」


呆れながら2人を見ていた。

そして、


「いいから俺を取ってくれ! 見たいんだよ!」


と長谷川が言った。

猛は諦めたように


「ああ、分かったよ、撮るよ」


と言って仕方なさそうに言った。

そして


パシャ

そして長谷川の職業が検索された。

そして、


『囚人』


矢張り猛と同じ結果が出た。

長谷川は


「何かの間違いだ! 俺がこんな職業なわけない!」

「堂々巡りじゃないか! もういいだろ!お前らは囚人なんだよ! バカ野郎が!」


と聖は2人の頭を

パシ!

パシ!


と叩いた。

2人は


「はん! どうせこの機械壊れていんだろ!」

「そうだ! 聖が作ったからってそれが絶対に完成品とは限らないし、不良品の蚊の聖だってあるぞ!!」


と言って職業分かる君を不良品扱いした。

それを聞いて聖は機嫌を悪そうに


「何だよ! せっかく貸してあげたのに! だったら私の今の職業見てみろよ! 絶対にちゃんとした職業が出るから!」

「ああ! やってやろうじゃねえか!!」


と猛は聖を撮った。

すると


錬金術師(マッドサイエンティスト)


と結果になった。

それを見て2人は


「「てめえ! 自分の都合のいいように設定しただろう!」」


と八つ当たりした。

聖は


「全く二人とも、じゃあ次の町で私が錬金術師(マッドサイエンティスト)、君たちが囚人なら文句はないな」


と言って2人を黙らした。

そして、


「分かったよ、行こうか」

「ああ、ここで足止めは嫌だしな」


そう言って2人も足を動かし始めた。

すると


「嬢ちゃんたち! 金よこせえ!! 命が欲しくば! よこせええええええええええええええええええええええええええええええ!!」


と奇声のような声を上げて襲ってくる男が来た。

すると聖は


「死ね」


と言って札をその男に貼った。

すると


「がgld邪lkj蛇kfdlf邪kでfjきあじぇおじふぇjファイえをjふぃおあrじゃえrgじあえjがえいおjぎあおえrじゃごぴおえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」


と様々な者と吐いた。

そしてそのまま男は倒れ込んだ。

2人はなんとなく男の顔を見ると

その顔はすでに原形をとどめていなかった。

先ほどまでの顔が完全に崩壊していた。

そのまま体までもがどんどんと崩壊した。

それを見て


「何その札! 怖い!」

「何が付与されてんの!」

「毒魔法のアシットが付与されている、普通は相手にかけて少し溶解する魔法だけどこれは少し改良して体の中に強制的に大量の酸が入って行くようにしている」


と結構とんでもないことを言った。

すると2人は


「お前って錬金術師であり魔法使いみたいじゃない?」

「ああ、もうお前は魔法要因と錬金要因とかなんだな……」


と言った。

すると聖は


「いや、私は錬金術師で札を使ってるからMP知らずではあるが結構不便だ、札がないと魔法が使えない、それに詠唱の長いエクスプローションとかなどの上級者向けの魔法を使うことが出来ない、他にも色々と付与しようとして失敗したものがある、せいぜい初級魔法のパワーアップ版ぐらいだ」

「へえ」

「そうなんだ、でどうするの?」


と2人は聞いた。

聖は笑った。


「大丈夫だ、魔法使いを雇う、だが私たちに完全に信用して雇える魔法使いはいないだろうから私が教育して完全に支配した子を魔法使いとして雇うつもりだ、恩を感じてもらった方が相手の心の掌握は簡単だからね、それも今まで酷い状況にいた子供がいいな、そいつを育てたほうが中旬になるものだ」


と言った。

そうだ、

聖は冒険者登録を2人にさせるのはそれも一つの目的であった。

むしろメインがそっちだった。

2人の冒険者登録をしてスキルを会得してもらう+魔法使いの確保をすれば一石二鳥、しかも支配した人間ならば食料だけで、月のお金を払う必要性が無くなるのだ

そういう点で聖は冒険者組合で登録後生活に困っている小さな子供、それも貧困で捨て子もしくは奴隷の子供を雇うほうが完璧なのであった。

それを二人に説明した

すると2人は


「まあ! いいか!」

「お母さん! オッ○イが大きい子がいい!」


と女の子を雇うことを前提に喜んだ。


-------------------------------------------------------------------------


そしてギルドについて


そこにいた受付嬢のお姉さんに言った。


「あの、登録したいんですけど、冒険者の」

「はい、分かりました、どういった冒険での利用でしょうか?」

「魔王退治をしたくて」

「了解しました、あちらの椅子におかけになってお待ちください」


と言われて取り敢えず3人は待った。

周りを見て猛は


「あんまりざわつかないんだな、物語だとざわついたりしない?」


と聖に聞くと


「アンタみたいに魔王退治に行くって言った人間なんて五万といるよ」


と返された。

そして受付嬢が来て


「ではこれを使って職業を検索しますのでこちらに立ってください」


そして猛と長谷川が2人とも動いた。


「あ、長谷川さん俺が先に」

「俺の方が先」


それを見てギルドの受けうけ嬢が


「あ、大丈夫ですよ、これ、2人の職業を同時に見れますので、そちらのあなたはどうしますか?」

「一緒に写ろう」


と言って3人は並んで撮られた。

そして先ほどまで笑顔だった受付嬢の目が猛と長谷川を睨みつけて


ペシイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!


と2人を豪快にビンタした。


「うう!!」

「いってえええええええええ!!」

「あなたたち! 囚人の癖によくも堂々と外を歩いて冒険者になろうと思ったわね! 恥を知りなさい!」


結局職業は囚人だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ