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……俺Tueeeeも考えもんだな  作者: 糖来 入吐
村近くの幽霊屋敷
55/247

55話『屋敷へ』

2人は拒んだ。


「何でこんな奴らのために俺らが頑張らなきゃダメなんだ! お前だけでいけよ! 聖!」

「そうだそうだ! 俺たちは寒空の中放置されたんだぞ! 飯も食べずに体力が限界なんだ! 死ぬところだったんだぞ! その上暴言まで吐かれてこいつらのために頑張るなんて! 願い下げだゴラああ!」


と2人は不貞腐れて文句を言った。

聖は


「まあまあ、この屋敷は元貴族のいたところだよ、金品があったら遠慮なく盗もうじゃないか、幽霊何てどうでもいいでしょ? 金品だけ盗んだら幽霊倒したって言ってそのままトンズラこけばいいでしょ?」


と聖は言った。

2人はしぶしぶ


「まあ、」

「そう言うことなら……」


と納得した。

そして、屋敷へと向かった。


そこは森の中を抜けた場所だった。


「……村の近くってまあ近いけど」

「森の入ってすぐのところだから森で見えなくて分からなかったのか……」


2人は夜に屋敷に入ろうと思ったが森は危険だと思い

そこまでは中を確認しなかった為、たどり着くことが出来なかった。

一方聖は村の人に情報を昨日のうちにもらっていたのであった。

そのため、すんなりいくことが出来た。


「さてと、でっかい家だね」

「そうですね」

「そうですね」


2人は疲れているため淡泊な答えしか言えなかった。

聖は


「まあ、袋さえ渡してもらったら私が宝はもらって行くから寝れる場所見つけたらそこで休む? 私用のお弁当もあるからそれも食べたら?」


と言って聖は優しく言った。

2人は呆気にとられた。

あんなにこき使ってきた聖が優しいことに

2人は


「風邪? いや、でも俺たちの方がそう言う状況に置かれてたし」

「ああ、大丈夫か聖?」


と心配していた。

聖は


「飴と鞭だよ、少しは考えなさい」


と困ったように言った。

2人は


「飴が軽すぎるもうちょっと欲しかった」

「ああ、矢張りお前は鬼だ」


と2人は勝手に納得した。

聖は


「チ、まあいい、さあ入るぞ」


と言って2人と一緒に屋敷に入った。


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屋敷の中


「へえ、結構きれいだね、シャンデリアもあった。」

「何で明るいんだ……」

「さあ? 幽霊が付けてるんじゃないの?」

「マジかよ……そんな……」


長谷川は信じられなさそうに言った。

聖は長谷川に


「まだ幽霊信じてなかったのか? ここは異世界なんだから我々の想……」

「電気ついてると寝れないんだよね!!」

「そこかよ!」


と長谷川は自分の睡眠体質のことを屋敷に愚痴った。


「とにかく、お前らは寝とけ、私が探すから!」

「了解」

「おやすみなさい」


そう言って2人は寝室らしきところに入った。

2人は思った。


((ベッドが一つしかねえ……))


『じゃんけんほい! じゃんけんほい!!』


部屋の中からそんな声がした。

聖はそれを聞いて


「何やってるんだあいつらは……」


と呆れながら周りを見渡した。


「ふーん、隠し扉とかないのかな?」


と考えすべてに目を通した。

すると時計の針が9のところに針が集中していた。


「はあ、謎解き?」


そう考えて時計を見ると

壊れていた。


「壊したのか? それとも電池切れか?」


そう思って時計を観察すると、そこには魔力を吸入する器具が置いていた。

聖は見たことがある、この魔力吸入器は魔力を吸って物を動かすことが出来るというこの世界での優れものであった。

聖は


「まあ、魔法で様々な文化が生まれたんだからこういうのもあるな」


そう思って時計の観察が終わると他の者に目をやった。

そして


「ここには何か仕掛けはなさそうだ、あればいいと思ったんだけど」


と考えながら言いながらすべてを見渡した。

すると銅像の後ろに何かあった。


「?? 何かはめるのがある」


そう思ってハマるものを探すと入ったところにある机に何か落ちていた。


「これかな?」


そう思ってそれを嵌めると調度嵌めれた。


「さてと、開きますかね?」


………


「開かないなあ」


聖は思った。

ここは本当に幽霊屋敷なんだと、一切の仕掛けがなかった。

少しは期待したがそう言うものではないのだった。

しかし、聖は油断しなかった。

何故ならここの幽霊の噂の物と出会ってなかったのであった。

そのため、幽霊自体がいるのか、誰かのいたずらなのかが分からなかった

そのため、取り敢えず金目のものになる物を盗む準備をした。


「取り敢えずはこの袋と護身用を持ってっと」


そして奥へと入って行った。


『許さない、許せない、私の大切なお母様とお父様から預かったこの屋敷に侵入する哀れな人間共よ、私のこの屋敷を守らないと!!』


そう思って薄い少女が怒りに燃えていた。


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寝室


「シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 勝ったああアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

「チ!」


じゃんけんは長谷川が勝った。


「残念だがこのベッドは俺が使わせてもらうぞ、子どもでも容赦はせん!」

「いや、それは別にいいですよ、平等な勝負なんですから」


と猛は言うと

長谷川は


「おいおい、少年、お前はまだ子供だろう? そこは子供らしく大人げねえ!! とか言ってもいいんだぞ? そう言うわがまま言ってもばちは当たらんぞ?」


というと

猛は


「別に我慢には慣れてるし、そう言う経験を過ごして子供も大人になるんですよ」


と言った。

それを聞いて


「ええ? そんなに我慢する機会があったの? お父さんやお母さんに言われたの?」


と聞くと


「まあお母さんかな? お父さんは物心つく前にはいなかったし」


と言った。

それを聞いて長谷川は


「ゴっごめん、ここ使ってもいいぞ?」

「え、いや、別にいいですよ、お父さんも恨んでるわけじゃないし、お母さんも恨んでないし、聞かれたところで別に言ってなかったなあ、程度でしか思わないし、てかこういうの少なくないだろ?」


と言うと


「それでも大人は気にするんだよ、いいからここで寝ろ」


と言ってベッドを譲った。

猛は


「まあ、そこまで言ってくれるなら」


と言ってベッドを使った。


「さとと、俺はこれを枕にして寝るか」


と言って長谷川はそこの置いてあった、クマのぬいぐるみを枕にして

洋服を無造作にとって自分にかけて寝た。


『酷い、私の大切なメリーをあんなふうにして、それにその服は私のお母様から買って貰った大切な服なのに!! 許せない!!』


少女の怒りはさらに強まった。


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