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……俺Tueeeeも考えもんだな  作者: 糖来 入吐
村近くの幽霊屋敷
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52話『村へと』

「さてと、ここから近い場所はこの村だから出たときはもうすでに昼だし、丁度泊めてもらえる場所はここぐらいかな?」


聖は地図を見て近くの村を指さした。

猛は


「えっと、村ってお泊りOKなの?」


と聞いた。

すると


「まあ、我々で言う民宿みたいなものかな? 泊めてもらう代わりに何かしないといけない場合もあるけど」


そう言って聖はにやりと笑い


「まあ、今は住んでなくて何かをしなくても泊まれるところはあるんだけどね」


と言った。

長谷川は


「え、それ何処よ、そっちを選ばない理由は?」


と聞いた。

聖は笑いながら


「お前らの大嫌いな幽霊さんがいるのさ」


と言った。

2人は少し震えながら


「まっまさか、幽霊何ているわけ……」

「そうだぞ、そんな非科学的なこと」


と異世界で自分たちの常識を持ち出した。


「異世界で自分たちの常識持ち出すとか……」


それさっきナレで言った。

ともかく、聖は呆れていた。


「魔法をどうやって私たちの科学で証明するの? 私たちのいたところも魔法みたいだったけど、それは私たちの世界での常識でちゃんと証明されてたでしょ? でもこの世界ではこの世界での常識があるんだから、この世界が幽霊がいるといわばいる可能性も否めないんだよ? まあ、信じないならそこに泊めてもらうのもやぶさかではないよ」


と言った。

2人は


「「いや、いいです」」


と言って遠慮した。

聖は


「なら民宿でいいね、まあ、どんな条件を出すかはその人次第だから覚悟はした方が良いよ、若い男の汁が吸いたいとかいうかもしれないし」


と言った。


「「はああ」」


と大きなため息をした。


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そして、3人は村についた。

そこについたときかなりあたりが暗くなる手前だった。


「間に合ったな! もう少し遅ければスケルトンとかアンデットとかの時間になって村に入らなかったかもしれないよ、ここに連れ組むなってことになるからね」

「そっそれは良かった……」

「いくら俺Tuee持ってても今日の事でさすがに疲れた……」


と言って猛と長谷川はその場で座り込んだ。

それを見て聖は


「おいおい! 君たち、まだ住む家に交渉が残ってるぞ、もうひと頑張りだ」


と言って2人を引っ張った。


「うううううう」

「あああああああああああ」


と2人は嫌そうに連れて行かれた。

すると


「ああああ! 困ったのおおおおお! 困ったのおおおおお!」


と明らかに困ったアピールをしている初老のお爺さんがいた。

お爺さんはこちらの方をチラチラ見ながら、


「あああ、本当に困った! これは困って困って大変じゃよおおおお!」


と構ってほしそうにした。

それを見て猛と長谷川は


「えっと、お爺さん?」

「お困りでしょうか? 何かできることありますか?」


と聞いた。

するとお爺さんは笑顔で


「てめえらみたいな汚い男に聞いてねえんだよ、調子に乗るなよ屑が」


と言って杖で

ポンポン!

と叩いてきた。


「よし、放っておこう」

「ああ、無視しよう」


と言うと


「なっ何と、今の若者はこんなに困っているお年寄りを放置するとは、本当に最低で醜くて汚い存在じゃのう」


とディスってきた。

2人はイラッときたが無視した。

すると聖は


「お爺さん? 何かありましたか? お困りでしたら力になりますよ?」


と聞いた。

お爺さんは顔を赤くしながら


「あ! ありがとうございます! あの汚らわしくて意地汚い存在とは大違い!」


と言った。

それを聞いて2人は


「ち、女になった途端態度を変えよった」

「本当にキチガイ爺さんだぜ」


と2人は罵った。

2人は大人にも耐えることにした。

すると聖は


「そうですね、2人にはちゃんと言い聞かせますので」

「いやいや、お嬢ちゃんは悪くないよ、あの常識知らずの二人が悪いんじゃから、いつまでも誰かがしてくれるとでも勘違いしてるんでしょうね、これだから今の男は糞なんだよ」


と自慢げにいた。

2人はいらいらしながらも聖の隣で話しを聞いた。


「実はな、この村の近くに屋敷が……」

「それ知ってる、幽霊が出るんだろ?」

「成程、それを何とかしろと、出来るか!」


と2人はお爺さんの言葉を取った。

だがお爺さんは


「幽霊が住んでいるんじゃよ、そのせいで村人は怖がるわ、村から人間が旅立ってしまうわでこの村は終わりじゃ! どうにかしてほしんじゃよ!」


と言った。

聖は


「まあ、どうにかできるかもですけど、報酬はなに?」


と聞いた。

するとお爺さんは村の真ん中に言って地面をシャベルで掘った。

すると中から、カギを出した。


「この鍵は私が長年大切にしていた。物が入っている箱の鍵じゃ、どうにかしてくれたらこれを渡そう」


と言った

猛は


「何が入ってるんですか?」


と聞いた。

するとお爺さんは懐かしそうに笑いながら


「先だった。我が妻のマ○毛じゃ」


と言った。

猛と長谷川は


((うわ、汚な))


と思った。

聖は


「それはあなたの大切な者の一部です、受け取れません、どうしてもというのであれば一晩泊めて頂けますか?」


と聞いた。

お爺さんは


「良いのか? そんなんで!」


と驚いたが


「大丈夫です、私たちはそれで」


と微笑みながら言った。

2人は


((そんなん貰っても困るだけだし……))


と考えた。

聖は


(お婆さんも良く許したな……)


とお婆さんに同情をした。


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