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……俺Tueeeeも考えもんだな  作者: 糖来 入吐
近付く魔王城
245/247

245話『2人はよくやった』

「いやああ!! 2人共よくやったぞ!! 感動だよ!! 後は私に任せたまえ!」


と言って聖が現れた。

それを見た魔王は


「ひっ聖……貴様!! 糞!! 間に合わなかった……どうしてこんなことに」

「聖さん!! メルデが!! メルデがあ!! 助けてええええ!!」


とサイディスは泣いていた。

すると聖が


「そうか……酷い目に合ったねええ、大丈夫だよ? もう大丈夫? 辛かったね?」

「聖さん……痛いよおお……助けて……」


と泣きながら足を掴み縋った。

そして聖は


「大丈夫……大丈夫だよ? だから後は私に任せなさい、ゆっくり死んで眠って?」

「へ?」


すると聖は札を取り出した。


「ちょっと待って……助けてくれるんだよね? 死ぬだなんて……嘘……よね? 助けて……くれ……」

「さあ! これを口に入れて!」


と言って札を無理やり口に押し込んだ。


「うううううう!! うううううううう!!」


とメルデは苦しそうにした。

サイディスは


「止めて!! メルデが苦しがってる!!」


と言ったが聖は


「さあ、唱えるよ……エクスプロージョン」

「へ……今なんて……」


ピカアアアアアアアアアアアアア!!


と光り輝いた。

すると


「ふぁいでぃふううう!! ふいんど!!」


と言ってメルデはサイディスをあまり使えない魔法で吹き飛ばした。


「いやああああああああああああ!!」


サイディスは目を瞑って飛んでいき


「メルデええええええええええええええええええええええええええええ!!」


と悲鳴を上げると


ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!


と轟音を立てて爆発した。


「そんな……メルデ……聖……これは……どういうこと?」


と怒りの目線を向ける。

聖は


「? そのまんまの意味だよ? 私が魔王を退治するための下準備だよ? だから君たちは何も考えないで永久の眠りに着けばいいんだよ? 分かった?」

「貴様ああああアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


と悲鳴のような声を上げてサイディスは片手で魔法を放とうと呪文を口にしようとした。


ズバン!


「ごめんなさいね? 魔法はとなえさせないわ」


と言ってビレニアは喉仏を斬った。


「がああふぁあ!!」


と言って血を吐きながらその場でのたうちまわるサイディス


「はあ、まさかここまでするなんて……かなりドン引き」

「ああ、流石に聖の人格破綻が分かってしまうのはなあ」


と猛と長谷川は青ざめていた。

ラグネバールは


「大丈夫、大丈夫、これは世界が望んでることだから、私もハイデヤも望んでるんだよ」

「そうそう、その通り、誰も勇者なんて望んでないよ、望んでるのはこの先の未来をあまり考えてない人たちぐらいだよ、これはね、未来のための行動なの……あくどい事だけどこの世界にはこの行動でかなりの進化を遂げるんだよ!」


と言って何かワクワクしている様子だった。

それを聞いて


「で、魔王はどうするの?」

「言ったろ? 私が退治する」

「ざぜだい」


と言ってサイディスは足を掴む。

すると


「ラグネバール、ハイデヤ、長谷川、ビレニアよ、後は任せた。猛、着いて来い」

「?? 俺?」

「ああ、お前が一番重要なんだ」

「そうなの?」


と言って猛は聖について行った。

そして


「さてと、サイディスさん、あなたは良く頑張りました、勇者に引けを通らないぐらいの活躍でしたね、ここまで簡単にしてくれたのはあなたたちのおかげです、それだけでもあなたたちは利用できましたよ」

「だんだっで」

「さてと、終わりにしましょうか」

「やヴぇ」

「メルデと同じような最後でいいですね? 良いですよね!! 言いに決まってます!!」


と言って


「エクスプロージョン!!」


と言った。


「やべえ!!」

「大丈夫ですよ! 長谷川さん!」


と言ってビレニア、ハイデヤ、ラグネバールはワームホールに避難した。


「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


悲鳴のような声を上げてサイディスは泣いた。


ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドン!!


爆風と共にサイディスも消えた。


---------------------------------------------------------------------------------------------


「さてと、魔王よ、最後だよ」

「糞が……前魔王もお前には渡してはいけないと言っていた……なのに……」

「ダメ、私が貰う、猛、こいつの胸に手を当てて」

「?? 液状化するよ?」

「いいの、こいつのスキルで心臓部のここだけはどうやっても壊せないようになっててさ、だから子椅子の心臓部を開けるのに君が必要なんだよ、何でも君の能力はどんなものでも液状化できるんだよ! だから! さあ!! お願い!」

「分かった」

「やめろ!! 猛と言ってたな!! こんなことは!! お願いだ!!」

「命乞いかよ、情けねえな」

「!!」

「はははははははあは!! そういうことだ魔王!! 猛! 気をつけて! こいつの心臓だけは液状化しないで! しても元に戻してね!」

「?? 了解」


そう言って猛は


「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


魔王の心臓部の胸を開けた。

そこには黒く光る物が


ドクン ドクン


と動いていた。

聖は


「じゃ、取るね」

「止めろ……」


と言う静止も聞かず聖は魔王の心臓をもぎ取った。


「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアあアアアアアアアアアアアアアアアアアアあアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


と言って魔王は体からどんどんと砂になって消えて言った。


「え!! これどういう!!」

「これを取られたら魔王であった者は砂になって死ぬんだ、さてと……」


と言って聖は心臓を手にして


「手に入れた……ようやくな!」


と言って嬉しそうにしていた。


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