244話『575』
「全世界
混沌に包み
闇にする」
「?」
「え? 何?」
「行くぞ!」
「え!」
「さっきの何!」
聖は575で何か言ってから魔王退治に出た。
それを猛と長谷川は何が何だかわからず困惑していた。
するとラグネバールとハイデヤは
「深いな!」
「まさにすげええ!」
「今ので何が分かったの!!」
という答えに猛は聞いたが
「このままいけばわかるッスよ」
「そうっすそうっす!」
と言って2人ははぐらかした。
ビレニアも
「そうですよ、行けばわかります」
「行っても分からない自信ならあるよ」
「ああ、でも行ってみよう、もしかしたらわかるかも」
と言って2人は取り敢えず行くことにした。
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「はあああああああああああああああああ!!」
「ぐう!!」
魔王はメルデの攻撃に怯んでいた。
彼の魔剣はかなりの強さを誇っているがしかし聖剣の前ではかなり不利であった。
「糞う!!」
「ファイアー―!!」
と言ってサイディスは魔法を放った。
「あたら……」
「いけええ!!」
そして、ファイアーの炎は突然大きくなり
「何!!」
ズゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!
と爆炎を広げた。
「がうああああ!!!」
と魔王は悲鳴を上げた。
そして
「やはりきついな、だが負けられん!! 俺は君臨しないといけない!! し続けないといけない!! それはこの世界の決定事項だ!!」
と言って武器を構え直した。
それを聞いてメルデは
「どうしてそんなにこの世界の人々を苦しめるんですか!! どうして世界がそんなことを望んでいると言えるんですか!! あなたには大切な人を失う苦しみが分かるんですか!!」
とメルデは魔王に言ったが、
それを聞いた魔王は
「ああ!! 知ってるさ!! この身を持ってから何度も何度も何度もな!! もう死にたいと思った事なんて数えられんぞ!! だが君臨はしないといけない!! そうでないとな!」
と頑として意見を譲ろうとしなかった。
それを聞いて
「知ってるなら! 知ってるならどうして苦しめるんですか!! 人間を!!」
と怒ると
「……分からない方が良い」
と言ってはぐらかす。
それを聞いてサイディスは
「話にならないわ! メルデ!! 倒しましょう!! そして人間の世界を! この世界を!! すべての生き物を救済するのよ!」
と言ってメルデと一緒に戦った。
「サンダー!!」
バリバリバリ!
「ぐうう!!」
魔王は体が痺れた。
そして
「しっしまった!! 動かん!!」
体が麻痺を起した。
そして
「だが!! 死にわせん!!」
と言って体に
「ハイキュア!!」
と上級の魔法を掛けて自分のしびれを取った。
そして
「魔剣よ! 我に答えよおおおおおおおおおおおおおお!!」
と言って邪悪な力を集めて
「くらえ!! ダークバースト!」
と言って爆発のような黒い漆黒の炎が襲ってきた。
「!!」
「メルデ!」
と言ってサイディスは片方だけの手を伸ばした。
そして
「うううう!!」
と言って引っ張ってメルデを避けさせた。
「ゴっごめん!! いきなりで対応できなかった!」
と言って申し訳なさそうにした。
それを聞いてサイディスは
「いやいい!! それより魔王を倒すのよ! あなたはそれだけに集中して!!」
と聞いて再び聖剣を構える。
(さっきのどうやったの!! もしかして聖剣にも!)
と思い聖剣を上に向けた。
それを見て
「まさか!! それは!! させん!」
と言って魔王はメルデに飛びかかった。
しかし
「バリアア!!」
と言ってサイディスが壁を作り
「ぐう!! 邪魔だあ!」
と言って魔王は
バリイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!
と割った。
だが
「「遅い!! もう手遅れ!」」
と言って聖剣から光が充満していた。
「これは!!!」
「「くらええええ!! ホーリー!! バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアスト!!」」
ドオドドドドドドドドドドドドドドド!!
と轟音を鳴らして光が一気に光目を開けることが出来なかった。
2人は倒れていた。
そして
「うう……うう」
と言って目を開けたのはメルデだった。
そして
「メルデ……大丈夫」
と言ってサイディスも目を開けるとそこには下半身を失った魔王が倒れていた。
「うう……よくぞ……この俺をここまで……いや……もうダメか……糞」
と言って悔しそうにしていた。
だが
「まあ、それもいいか、殺せ、俺をな……君たちにはその資格がある……あいつが来る前に私を消滅させるのだ……」
「あいつ?」
「ああ、誰かが来るとすればあいつだけだ……だがもう関係ない、君たちが俺を殺せばな、あいつにやられるのだけは避ける、そうなると君たちが俺を殺すんだ……」
と言って泣いていた。
メルデは
「分かった……ちゃんとは分かってないけど……あなたがそれを望むなら」
と言って聖剣を魔王に向けた。
「よくやったぞ!! 君たち!! 後は私に任せるんだ!」
と言う声がした。
それを聞いて魔王は
「まずい!! 早く!! 早く殺すんだ! !! 何だと……」
魔王は真っ青になった。
サイディスは
「この声……あんたどうし……!!」
サイディスも真っ青になった。
メルデは
「ふっ2人とも? どうし……え?」
メルデは体を見ると
腹に穴が開いていた。
そして
スパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
と体が斬られた。
「あ……あ……イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
とメルデは激痛と恐怖と共に悲鳴を上げた。




