238話『あの方ならば』
(そうか、俺は結局前世で利用されて死んだんだよなあ)
そんなことを思い涙が出た。
斉藤は
「俺って転生しても利用されてたのかな……」
そんなことを口にして
それを聞いた聖は
「? 当たり前じゃん、人間は人間を利用する、企業理念と言う掲げた言葉とか学校の行ってる校則、言ってしまえば法律だって偉い人たちが自分に有利な状況を作るために作ったものだよ、賢い人はその穴に気づいて上手く利用するけど、たいていの人はそんなことなんか出来ないから結局損をする、それもいわば偉い人が出来るだけ楽が出来るように無能どもに枷を押し付けてるだけだよ、偉い人たちは知ってるんだね、穴があっても見抜くことが出来ない者は絶対いることを」
と言って利用はそもそも生きている以上されるものだと言った。
それを聞いて
「じゃあ、無能な俺たちは利用され続けるってことか、賢くなれなければそんな運命しか待っていないのか?」
と斉藤が聞くと
「まあ賢くなければそうなる、まあどうしても賢くなれないなら利用されてもいいと思える人に利用されるようにしたら?」
と言った。
「? それって?」
猛が今度は聞くと
「だって、企業に働いている人も政治家も好きな女、もしくは男が出来た者も明らかに利用されてるだろ! って思えるのにやめないでいるでしょ? ブラック会社とか一番あてはまる、それって自分が利用されてもいいって思えているってことと思えばいいんだよ、そうでもしないとやってられんだろ」
と言って笑った。
そして
「そうか、俺は前世では好きな人に利用されて死んだ、そして今度は尊敬できる人に利用されて死に逝く、たとえ魂がいま消し飛ばされても後悔はない、ありがとう、最後に大切なことを教えてくれて、心から後悔がない」
ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンン!!
とビレニアの魔法によって斉藤の魂は完全に消滅した。
聖は
「ふいいいいいいい!!納得してくれてよかった、結構思いつきで言ったけど私って結構すごくない! ねえ! すごくない!」
「ハイ! さすがです! 相手を丸め来ぬことがこんなに簡単にできるなんて!」
と言って嬉しそうにしていた。
猛は
「へ? 本音ではないの?」
と聞くと
「?? 何を言ってるんだ? 当たり前だろ? 私は賢いんだしすごいんだ、そのための準備もすでに整えている、そんなすごい私が利用されるとでも思ってるのか? そんなことないぞ! まあでも私的にもすごく的中することを言ったけどね、お前らみたいな利用されるだけの存在にとって一番こき使える状態って利用されてもいいと言う状況を作ってその上で利用してあげるんだよ、そんな人間は本当に使えるからな」
と言って笑った。
長谷川は
「おい、ビレニア、こんなこと言って……」
るがいいのかと言う前に
「私は聖様の元に入れればそれだけで、それに私は聖様に利用されるために生まれて来たんです、これは決定事項です」
と言って安らいだ顔で言った。
長谷川は
「そうですか、幸せそうで何よりです」
と言って引いていた。
猛は
「取り敢えずハイデヤ復活させよう」
と言ってハイデヤを復活させた。
「ふー! 死んでしまったよ、お姉ちゃん、かなり痛かったよ、でもいい経験が出来た! それも二回! こんなのなかなか出来ないよ!」
「ばかああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
そう言ってラグネバールに抱き着いた。
「バカバカバカ! ハイデヤのバカ!!」
「へへへ、サーセン!」
反省の色がないような謝り方だった。
猛は
「でもこれで後はフラワーチルドレンと魔王だけか」
「そうだな、結局のところ魔王を倒さないといけない」
と言ってしんどい感じを出していた。
猛は
「まあここで苦しんでいても始まらない、結局戦うしかない、戦わないと進まない状況にある、休憩してもしきれないだろ、今の状態はだってこれは相手の方から近づくことがあるかあらな」
と言っておなじくしんどそういんしていた。
長谷川は
「まあ来たときは来たでいいんじゃないか?」
「そうかな」
「そうだよ、今は休憩を最優先だ、そうでないとビレニアがやばい」
と言った。
確かにビレニアは回復したとはいえ再び復活魔法を使った、ならば休憩は必要だろ
その為
「ごめん、変なテンションになってた。」
と言って反省した。
そして
「そう言えばラグネバールさんとハイデヤさんは見守ってくれるの? 帰ってもいいんだよ」
と聖は言った。
ラグネバールは
「ええ、気になるし」
「そうだよそうだよ!」
そう言ってつまらなさそうにした。
そして
「てか、船を壊されて少しキレたいし」
と言って怖い雰囲気を出した。
猛は
「まあまあ、気持ちわかるけど落ち着こう、さっきみたいに殺される可能性もあるし」
と言って落ち着かせた。
すると
「お待たせしました聖様」
「久しぶりだな!」
「おい! 来たぞ!」
と言って
3人の人が現れた。
「おま! お前らは! 来てくれたか! フラワーチルドレンを殺せるぞ!」
そう言って嬉しそうにした。




