235話『池辺君逝く』
斉藤はイケベーズに
「お前らはもうすでに後悔をして死に逝く運命だ!! 諦めろおおお!」
「ああああ!! 聖さあああん!! 助けてええええ!」
とイケベーズは助けを求めたが
「ああ、ベルゲルキメラが本当に最終兵器なのか……残念だ……そのまま死んで良し」
「そんなあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
と言う言葉を最後にイケベーズは
ドシャグシャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
と言う音と共に全て斉藤に潰された。
「フン、こんなものか……」
「フン、さて、私たちと戦うのかい?」
と言って聖は構えた。
ビレニアは
「その前に猛復活させますか?」
「そうだな、それをお願いする」
と言ってビレニアは猛を復活させた。
「大丈夫ですか?」
「え、ああ、あん」
と言って少し戸惑っていた。
そして猛は
「あれ? イケベーズは?」
「さっき全滅しまして、完全に死にました」
「マジかよ!」
長谷川は
「とにもかくにも、あの斉藤を倒さないと魔王との死闘はお預けだ」
と言って斉藤に向き合った。
「斉藤さんあんなに強くなるなんて」
「あいつにはあいつの物語がありそうだな」
と言って拳を握りしめて
「猛いけ! お前のスキルも使って戦った方が良い!」
と言って俺Tueeを使って地面をけった。
シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!
と風を切る音がした瞬間
「ずばあ!」
「切った!! 手を! だが手だけだ!」
斉藤は
「フン、やったな、猛、だがそれでこそいいんだこの俺のスキルを最大限に魔王様は引き上げてくれた!」
と言った瞬間切れた手から何か異様な黒い靄が現れた。
「!! 何! お前なんなんだ!」
その瞬間切れた部分の手が黒い靄が集まり獣のような手になった。
「うわ! すごいダサい手!」
ラグネバールはそう言って
ハイデヤは
「男でもスキンケアは必要だよ、聖様に貰ったハンドクリーム使う?」
と言って渡した。
「いや、これはスキンケアとか関係ないから、強くなったすごい手なの、魔王様に貰った素晴らしい手なの」
と言って説明を舌が
「いやいやいや、戦い終わったらどうするの? 手戻るの?」
とラグネバールは聞いた。
斉藤は悲しそうに
「え、いや、戻らないよ」
と言って少し落ち込んだ。
ラグネバールは
「その手だと女の子見つけた時苦労するよ? 絶対その手を見てドン引くよ?」
「私もそんな手の男との恋愛はちょっとなあ」
とハイデヤは引いていた。
「え、その……あの……」
「おいやめてやれよ! 斉藤さんが泣きそうだろ!」
と言って猛は庇いながら攻撃をした。
そして次に左腕を切り落とした。
「うわああああああああああああああああああああああああああ!! よくもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! 心配しながらこんなことをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
そして右の手と同様に左腕から何が細いような腕が現れて。
「これは悪魔の手だ、決して獣の手ではない、俺はこの手を使ってお前らを殺す! これが魔王様に貰った素晴らしい力だ、もはや女なんぞどうでもいい! 俺はこの手を利用して世界を魔王様と共に支柱に収める!」
「敗! ざんねえええええええええええええええん!」
と言って聖は後ろから
「喋り過ぎ、準備は整ったから封印するね」
「そうか、すればいいさ」
シュバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
斉藤に光が当たり包み込むと
そのまま斉藤は封印された。
だが
「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
と声がして
「うわあ!」
ズバアアアアアアアアアアアアアアアアン!
という音と共に聖はバラバラになった。
「えええ! 封印したのに!」
「俺にいいいいいい!! 封印があああああああ!! 効くかあああああああああああああああああああああああああああああ!」
と呻きながら封印を無理やり解いた。
「しねええええ!!」
「え?」
「おっおねえちゃあああああああああああああああああ! 避けてええええええええええええええ!!」
そんな悲鳴と共にハイデヤはラグネバールを突き飛ばすと
「gばあだああああああああああああああああああああああああ!!」
と悲鳴を上げてそのまま肉片となった。
「へ? ハイデヤ? 嘘……」
ラグネバールは真っ青になった。
「あーあ、やったな、君は」
聖は少し目を背けた。
「ひっ聖? どういう?」
長谷川は少しゾッとして聞くと
「あいつ、妹殺されるとスキルが妹の分も使えるようになるんだ」
すると
「ああははははは、死ね」
と言ってワームホールを斉藤の近くに出してブラックホールで吸い込もうとした。
「フン、そんなものをクラアッツ!!」
と同時に隣にもう一つのワームホールで太陽につなげていた。
「ぐばああ!! いでええええ! でもそれで死ぬか……」
そして
「ぐばあああああああああああああああ!!」
上から大量の水が落ちて来た。
そのままその水は凍りついた。
「海と吹雪で凍らせてやる」
と言ってラグネバールが笑っていた。




