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218話『ライザクゼル』

「ライザクゼルよ、聖の奴再び余計な物をこの世界に呼び込んだぞ」

「そうですね、魔王様、私が行きましょう」

「大丈夫か? ベルゲルだって殺されたんだぞ、今お前を失うわけには」


するとライザクゼルは


「でも……雑魚ばかりに任せても意味はないかと、それに俺はベルゲルよりも強い、聖剣を抜いた少女だってまだ抜いたばかりだ、ならば今がチャンスだ、責めてあいつが作ったものを破壊してやる」

「……」


魔王は悩んだ、

何故ならライザクゼルは確かに強い、

強いからこそ取っておきたいのだった。

しかし、ライザクゼルの言うことも最もだった。

何故なら結局は魔王城に乗り込まれたら戦う羽目になるからだ。

それに彼らは自分を守らないとだめだというので、理由でライザクゼルの本領を発揮できない可能性はある、

それならば彼にとってどうでもいい人間を巻き込んだ方が彼にとって戦いやすい環境だろう。

そして


「仕方ない、ライザクゼル行って来い」

「分かりました!!」


そう言ってライザクゼルはゲートを渡りその国に行った。


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「ほらほら、働け妖精共、この国にいたいのならばな!!」


大人たちは妖精たちの恩など忘れて完全にこき使っていた。

妖精たちはつらそうな顔で


「いらっしゃいませ、どの様な物をお探しで?」


と猛に聞いた。

聖は


「笑顔が足りん!! 何だその笑顔は!! ぎこちないぞ!! ふざけてるのか!!」


とキレた。

猛は


「そうだな、店員はやはり笑顔を作りでもいいから貼りつけないと、それにそんな下手な笑顔なんて初めて見たよ」


と言って呆れていた。

長谷川は


「すみません、幼女メイドめるめーさんはどこでありますか?」

「め? めるめー?」

「ああ!! 知っとけよ!! 店員だろ!!」

「そうだ!! お客様の質問に答えられるようにしろよ!!」


と理不尽に怒った。

働いて1時間だと言うのに


「うう……うううう」


妖精の長は泣いていた。

娘妖精は


「泣かないで、仕方ないの、働かないとここには住めないわ」


と言って長を励ました。

腰を抑えて頑張って物を持ったが


「ああ!!」


妖精にとってあまりにも重くて落してしまった。

それを見て2人は


「何だ!! ふざけてるのか!! 何て様だ!!」

「ああ! 最低だ!! 商品を落すとは!!」

「だって……」


運んでいたのはまだ子供だった。

聖は関係なしに


「ン? 何? 言い訳? そんなの社会で通じるわけないでしょ? バカなの? はあ、妖精はゆとりだね、働いたことないの?」


と聞くとその妖精は


「あ! あるもん!」


と反論した。

聖は


「何?」


と聞くと


「せっ聖剣を守った!」


と言うと


「なにそれ? バカなの? そんなのただ見てるだけじゃん? もっとシンドイのしようか?」


と言うと


「な! 誇りある仕事なんだぞ!!」


と反論した。

それを聞いて


「はあ、そう……で? その誇りある仕事は終わりましたがいつまでそれに縋りつくつもり? あ、言っとくけどその誇りで一生この国に住むなんて無理だからね」

「でも!! この国の人は言って!!」

「それっていつの話? 私がこの異世界に来たときから聞いたからもうそんな人間いないよね?」

「そっそれは! でも言ったんだからそれを守るのが人間でしょ!!」


と言うと聖は


「時代は変わるんだよ、普通、先人の時代で抜けたらいいよで、今はいいよとは言ってない、それって分かる? 今の人たちは昔の無能な人間の約束を守る必要はないの! それってつまりあ働かせても何の問題もないの!!」


と言って怒った。

妖精は


「ふざけるな!! お前らは!!」

「ああん?」

「何?」


と言って妖精に対して3人は威嚇した。

すると


「聖様!! 用意できました!!」

『理想ロボット!! 上司君です!』

「オオ!! やっとセット出来たか!! ビレニア!! 早いぜ!!」

「ありがとうございます!!」


猛は


「それって?」


と聞くと


「ああ、これはブラック上司のロボットなんだ!」

「へえ」


すると上司君は


『オラ働け!! ゴミども!! お前らは本当に役に立たねえな!! 何? ヤル気無いの? お前らそれでよく平気で生きてるな!! 役立たず共が!! 何? そんなに人の邪魔をして楽しいの?』


とぐちぐちと精神攻撃をしてきた。

妖精たちは


「屈しないぞ!!」


と言って上司君を叩いた。

すると


『おい、罰を与えろ』

『はい』

「???」


すると中から

ロボットが出てきて


『発射』


バキュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!


「あが」


その妖精は銃弾を喰らった。

そしてそのまま動かなくなった。


「え……」

「嘘……」


そして


「フン、ボロ雑巾が」

「きゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「ええ! 何をしたの!」

「おいおい! 良いのか!!」

「大丈夫麻酔銃だから」


と言って聖は笑った。


「おおっと、良かった」

「その間にこいつを調教するように設定してるけど」

「おおおっと!!」


そして


『連れて行け』


と言ってその妖精はどこかに連れて行かれた。


「止めてえええええええええええええ! 誰か助けてえええエエエエエエエエエエエエエエ!!」


と一人のメス妖精が悲鳴を上げた。

すると

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!


「フン、聖、お前を殺しに来た」

「あ、ライザクゼルだ」


聖は笑ってみていた。


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