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……俺Tueeeeも考えもんだな  作者: 糖来 入吐
大帝国アマノガ国
111/247

111話『波乱』

結婚式でデリクスは出てきていたがレミアールはいなかった。

どうやら途中で来るそうだ。

すると


「それではレミアール王女に来てもらいましょう」


そう言って扉が開くと

そこにはレミアールがいた。

普通にドレスを着ていたが顔は浮かない顔をしていた。

そして歩いている途中でレミアールは猛と長谷川を睨みつけた。


「睨むっすね」

「睨むねえ」


と言って2人は食事をしていた。

猛はイライラしていたせいか、思ったより食べ物を食べていた。

そして、


「続いて、今日とんでもないことをしてくれた人間を吊り下げてきました。」


と司会進行の男が言うと

ギリギリギリギリギリギリ


と何かを運んでいるような音がいた。

その音の方が気になり皆同じ方向を見ると


「それでは来ていただきましょう、レミアール王女を連れ去ろうとした人間、ガルディアです、云わばデネブとアマノガの運命を自分勝手に潰そうとした下手人です」


と言って吊り下げられた状態でガルディアが運ばれてきた。


「おお!!」

「待ってました!!」

「これが一番の楽しみ」


と言って観客たちはテンションが上がった。

そして


「よくもやってくれたな! この糞野郎が!!」


と言って1人が意思を投げつけた。


ドス!

ブシャア!!


「うう!」


思いっきり頭に当たって血が噴き出た。

そして次々とそこにいた客たちがガルディアに向かって石を投げつけた。


「このバカが!! 恥さらしめ!!」

「おめえの勝手が俺たちの幸せを奪ったかもしれないんだぞ!!」

「私たちの子供が死んだかもしれないんだぞ!! それなのにそれが当然のような顔で勝手なことをしやがって!! 私たちに勝手にやられても文句は言えないぞ!!」


と怒りマックスで石つぶてを投げつける。

それを見てレミアールは涙を流しながら


「止めて!! 私のせいなの! だからやめて! お願いだから……」


と言って止めようとしたが

デリクスは


「いや、これは当然の報いなんだ、当たり前だろ、悪いことをしたんだ、それに君も受け入れたはずだ、彼の罪の罰を、普通なら処刑だがそれを晒し者にして石つぶてを当てられても、その後にもっと酷い拷問を受けても君は黙らないといけない義務がある、私は処刑と言う最大の刑を無くしてあげたのだから約束は守った。次は君の番だ」


と言い放った。

それを聞いた瞬間レミアールは


「だったらそこの二人だって罪があるわ、罰しなさいよ」


と言った。

デリクスは


「ああ、そこの二人か、だが彼らが犯した罪を裁けるのは滅ぼされた国だ、だがその国はもうないし彼ら自身の罪は我々で裁くことは出来ない、なぜなら彼らは別の国での罪を犯したのだから」


と言った。

それを聞いてレミアールは


「他の皆様も同じなの! こいつらは罪人よ! こいつらが平然と生きていることが良いと思っているの!!」


と問いかけたが


「え、別に」

「我々には関係ないし」

「それに我々は危害どころか救って貰ったようなものだし、だってその男からこの結婚を守ったし、つまるところこの国とデネブを救ってくれたんだ、それでいいじゃないか」

「そうよ、他の国を滅ぼしたのは彼らに敵対したか冤罪だったからじゃないの? そういうことってよくあるみたいだし、良く調べもしないで罪に問う人もいるんでしょう?」

「それに滅びた国って結構問題があったところだろ? それに我々だってあの国は危険視していた。なら滅ぼしてくれてありがとうだぜ」


と始まりの町のことへの同情や悲しみの言葉はなかった。

それどころか感謝された。

それを聞いて猛と長谷川は


「なあ、聖? お前アソコのマッドサイエンティストなんだろ? いったい何があったらあんなに嫌われるんだ?」

「そうだ、テポ○ンでも打ち込んできたのか?」


と聞くと


「まあ、テポ○ンではないが結構血気盛んで戦争を良く引き起こしてくるような国の連中だったんだ、そんな非生産的なことをしまくるから他の国からも良く思われてなかったんだ、たまにあるだろう? めちゃめちゃ治安の悪い国って」


と言われると


「まあ確かにそういうことなら他の国から文句を言われてもおかしくないか」

「そうだな、恨みってどこから買うか分からないからな」


と言って頷いていた。

それを聞いてレミアールは


「アレク王! レウザー様!! その男はあなた方の娘を殺しました!」

「「!!!」」


それを聞いて2人は立ち上がった。

それを聞いて観客は


「イエイ!!」

「よくやった!!」

「これでデリクス様が王になるのは決定だ!!」


と喜んでいた。

普通なら王の前でそんな言葉は許されることはないが

2人はもうすでに聞いていなかった。

2人は猛と長谷川への怒りが頂点になっていた。


「貴様……我が愛しきリンを殺したのか!」

「メリアを殺したのはお前らか……どんな汚い手を使った!!」


と怒り出した。

それを聞いて聖は



「やはりレミアールは言ったか、当然だなこんなことをすればお前らを生贄にするわな」

「「それが狙いかよ」」


と先ほどから猛にさせるという言葉に合点が言った。

聖は差最初っからこうなることが分かっていた。

人とは感情で動くもの

例え最初に納得していても

実際に火止めに合っている姿を見るとどんなことをしてくるか分からない

だがそこに自分の親友を殺した人間がいれば目標がそこへと集中される

つまり猛と長谷川である。

そうして波乱の結婚式へと変わっていった。


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