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  作者: 柚宮春綺
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私とワタシと神さま

 出来上がったのは気が付いたら

 壊れたのは、数年前

 私が私を守るためにワタシを作った

 私を愛してくれる、私が、ワタシが愛する人が

 

 ワタシを壊した

 その時はそれでも良かった

 あの人は苦しそうにしていたけど

 ワタシが居た時より、私が居なかった時より

 笑う回数は減ったけど

 

 あの人がそれでいいと言うなら

 それでいいと思えた

 私にとって、あの人は唯一信じる絶対神

 神がワタシの事要らないと言ったのだから

 ワタシは私にとって要らない存在

 

 でも、それは間違いだった

 神が居なくなって

 私を受け止められる人は居なくなった

 私は神と一緒に居たいのに

 神と一緒に居なくては私は私を見失う

 

 暗闇を歩くのは怖い

 私は怖くて怖くて、ワタシを呼び叫ぶ

 ワタシはもうとっくに壊され、居なくなっていた

 もう私は、どうすれば良いのかわからない

 

 私はワタシと神に依存しすぎていた

 神を頼らない時はワタシが道になってくれた

 でも、神もワタシも居ない

 そんな世界、どうすればいいの

 

 私は、ワタシが居たから子供で居なくても良かったのに

 ワタシが居なくなったら

 成長をワタシにさせてきた私は成長の仕方が分からない

 甘えだと知っている

 

 でも、私は私の認められる事が理解出来ない

 私は子供で、汚くて。

 自分が嫌いといいながら全ては私を守る言動で

 醜いのに

 

 認められたくない

 認められてしまったら私は壊れてしまう

 神以外に認められるはずがない私

 もう神は居ないから認められる訳がない

 

 義務感で、同情で、認めようとしないで

 認められないのはもう伝わってるから

 認めなくても私は生きるから

 神が最期に遺した言葉を、私の脳が封印していく記憶をかき集めて

 

 醜く汚く生きていくから

 だから、認めないで

 お願いだから

 これ以上私を壊さないで

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